ナイモノバカリ

誰かと同じことを支えに 誰とも違うことを誇りに

おたくの余生を過ごす人間が 舞台「7ORDER」を観劇したよ!

 

 

 

 

 

約9ヶ月振りにはてブロ開きました!なんとなく、今書いておこうと思いました!(と言いつつ、色々バタバタして書き始めてから2週間くらい経ってるネ…)

 

いや〜〜〜、もう今年に入ってからブログという媒体に文字を打ち込む熱量が何に対してもなくてね…(白状)でもオタ卒しました!って言えるほどでもなくて、関ジャニ∞乃木坂46もジャニーズJr.もゆるく見れるものは見てるし、Kポ見てみたい〜〜!ってなってサクッとFC入会して、サクッと円盤を一通り購入して、サクッとツアーに2回入りました(イェーイ)

 

 

でも今までの自分と比べたら確実に熱量が違うので、おたくの余生だな〜〜と思いながら生きている今日この頃です。

現にKポは完全に茶の間ファンです。現場だー!しゃおらー!みたいなテンションが湧いてこない。

 

なんか、こう、何かにのめり込んでるときって「あーーー、今の私の知能は2だな。」ってなるじゃないですか(?)最低限の語彙やら理性やらしか保持できなくなって、結果的に脳内で最大フォント太字で 好き!!!!! が表示されるみたいな。その結果、おたく以外の人類には理解されないでお馴染みのグッズの複数買いとか、同じ内容の公演に複数回入るとか、片道3時間以上かけて毎週末に都内の劇場に通うとか、名古屋・大阪なら日帰りできるな…って遠征とか、しちゃう訳です。それが堪らなく清々しくて、この為に頑張って仕事しよ…ってなるんですよね(わかる)

 

しかし!驚くことに現在の私には、何に対してもそのエネルギーが簡単には湧かなくなってしまったのだ…(遠い目)

アラサーという年齢的なものもあると思うし、個人的な環境の変化もあるんですけど、明確な理由はない…です。自分でもわからないです。

まぁ、たぶん丁度よく区切りがついちゃったんだと思う。渋谷すばるのいない関ジャニ∞を受け入れて(錦戸くんのことはちょっとまだ実感がないので触れないで下さい(真顔))西野七瀬のいない乃木坂46を受け入れて、森田美勇人のいないジャニーズ事務所を受け入れて。全部自分なりに自分の好きなものの現実を受け入れた結果、ゆるゆるのアイドルファンになりました(※自称)

 

そんなおたくの余生を過ごす私が、彼らの姿を見に行く意味があるのだろうか…と思っていたし、私が劇場の1席を埋めてしまうよりも【 7ORDER project 】として再始動した彼ら(元Love-tune)を心から待ち続けていたファンが入った方が有意義だろうと思ったので、舞台「7ORDER」を観劇する予定はありませんでした。

 

そして2019年8月22日、舞台「7ORDER」はゲネプロを終えて初公演を迎えるわけですが、私はその日にライターさん達が感想をツイートしているのをTLでちらほら見かけ、その中には『森田さんは色気のバケモノという感じで……〜略〜』と表現されているものがありました。

 

 

色気の?????

バケモノ??????????

 

色気???の???

バケ?????モノ?????

 

みゅうとくんが???????

色気のバケモノ???????

 

という感じに “色気のバケモノ” という、声に出したい推しの褒め言葉部門暫定1位!のパワーワードで頭をバーーーンと殴られまして(?)私はそこからチケットを血眼で探し、舞台「7ORDER」を観に行くことを決めたのです(チョロさは健在)

 

銀河劇場は乃木坂46の3期生が出演していた舞台を観に行った振りだったので、約1年5ヶ月振り(そんな経つ?)で、2回目。グッズは情報が解禁された時点で、観劇しなくてもこれは買うと脊髄反射で判断し、ポーチとアクスタのみ通販で注文済みでした。

 

とりあえず並んでおこう〜と思って開演前のグッズ列にも並んだけど、並んでいるうちに本公演分のトートバッグとポーチが終了。なんかこの感じ懐かしいな〜と思ったし、彼らのグッズを求める人間がこんなにいるんだよな…と劇場ロビーを埋め尽くす待機列を見ながら思った。

癖でブロマイドセット5つ、と言ってしまいそうになったところを踏みとどまって、みゅうとくんのブロマイドセットを2セット買った(?)

諸星くんと安井くんのブロマイドは某丸山担にあげよう〜と思って1つずつ買った。みゅうとくんがデザインに携わったなら収益の何%かがみゅうとくんに入るかもしれないな…と思ってポストカードセットを買った。今の彼らの言葉を読みたいなぁと思ってパンフレットを買った。ランダム系のものは手を出すとキリがないよな…と思って買うのをやめた。

この思考に理性がある感じが “私、全然おたくじゃないわ…” って自分で思う所以なんだけど、おたく以外の人類には理解されないのだろう。そんなどっちつかずの今の私は、今から足を踏み入れる彼らの創り上げる空間を、心から楽しめるのだろうか。ここにいるファンの熱量と、自分の熱量を比べてしまって申し訳なさを感じるのだろうか。今以上に、彼らとの距離を取ろうとしてしまうだろうか。この目で彼らの姿を見るのは今日が最後になるのだろうか。

なんだか、そんな漠然とした不穏な気持ちを抱きながら私は劇場の3階席下手側にあたる座席についた。

 

 

舞台の内容についてはレポ等が溢れていると思うし、私は現場の記憶があまり残らないタイプの人間なので、単純に大体のことを覚えていないので書きません(どーーーん)

 

 

でも、舞台「7ORDER」を観劇しているうちに、座席につく前に私が抱いていた漠然とした不穏な気持ちはいつのまにか心から無くなっていた。うまく言語化できないのがもどかしいが、【 7ORDER project 】としてエンターテイメントを表現する7人は、私が想像していた以上にとても穏やかで、とても温かく、とても幸せそうに見えた。そして、それを受け取る客席の雰囲気もとても穏やかで、その幸せを噛み締めているように感じた。

Love-tuneとして活動していたときに時々感じた、彼らやファンの気迫に満ちた、少しトゲトゲとした、大きな上昇気流のような、そんな空気も個人的には好きだったが、今の彼らが創り出す温かくて柔らかな雰囲気もとても心地よかった。

事務所に所属していながら、雑誌に載らない、テレビに出ない、動きがない、あの真綿で首を絞められているような時間を過ごしたことも、今なら昇華できる気がした。

あの時間を経て、偶然か、必然か、こうやって彼らが再びエンターテイメントを表現する現在に辿り着いたのなら、あの時間も無駄ではなかったのかもしれないと思えた。

 

 

でもそう私が思えたのは、彼ら7人それぞれが歩みを止めなかったから、というのが1番の理由になる。

自分が大切だと思うことを、自分が好きだと思うものを、自分が仲間だと思える人間を、簡単に手放さずに彼らがここまで歩いてきたから。

不安や絶望に飲み込まれずに、希望や夢を見失わずに、7人それぞれが一歩一歩進んできたから。

“make happy”を合言葉に再び結託してきたから。

 

そうやって彼らがここに辿り着いたのなら、彼らも、ファンも、過去を全て抱きしめてこれからも進んでいけるような気がした。そして私も、彼らと適度な距離感であっても、これからも一緒に歩んでいける気がした。

それを誰も責めない気がした。

私の都合のいい解釈かもしれないが、そんな雰囲気を銀河劇場で受け取った。

 

 

“色気のバケモノ”と称されていたみゅうとくんは、確かにダダ漏れる色気を振りまいていたが、場面場面でくるくると変わる表情が、柔らかな言葉が、滲み出る優しさが、とてつもなく可愛かった。

その様子を3階席から双眼鏡を覗きながら、私の脳内は 可愛いカワイイかわいいカワイイ可愛いかわいい で埋め尽くされた。そのときの私は間違いなく知能が2だった。

私の大好きだった自然と微笑んでいるように見えるほど、幸せそうに踊るみゅうとくんも健在だった。でも以前よりとても自由に、柔らかく、軽やかに踊っているように見えた。“ミュート”という劇中の役柄もあるのだと思うが、幸せそうに踊るその姿は羽が生えてるようで、音と戯れてるみたいで、もしかして…妖精さんなのかな…?と思った。

 

短めのストラップを肩にかけてベースを弾く姿も私な大好きなみゅうとくんのままだった。ベースを弾きながら客席に視線を落としたり、上の方まで視線を向けながら柔らかく微笑んだり、真田くんと背中合わせで演奏したり。私の大好きだったアイドルが、事務所を去ってどこに行ってしまうのかわからなかった彼が、今、自分の目の前にいる。

大好きだった彼の歌声は、さらに素敵になっているように聞こえた。甘すぎず、主張しすぎず、聞いていると耳が気持ちの良い彼の歌声を、こうやってまた聞けるなんて、当時の私は期待しないように、考えないようにしていた。

ベースを弾きながら時々頭を振り乱して、大きな口を開けて、ある曲ではステージにシャボン玉が舞う中で、私の大好きなその歌声で、みゅうとくんは新しくこの世界に生み出された、彼ら7人のオリジナル曲を歌う。

 

 

そんなみゅうとくんの姿を見て、この日の銀河劇場で私の心にふわっと残ったのは、決して激しく強い感情ではないけれど、温かくて、柔らかくて、とても優しい、“幸せ”という満たされた感情だった。

 

 

違う角度から抱いた感想を挙げると、公演中に私が1番最初にグッときたのは、諸星くんのサックスの音。

劇中で1番最初に楽器を演奏したのが諸星くんだったからというのもあると思うが、その音色を聴いた瞬間に涙腺が少しバカになった。もう、理由とかはよくわからない。諸星くんってめちゃくちゃ良い音でサックスを吹くんだよ。諸星くんが“武器”として手にしたサックス。そのサックスをあの日の横アリと同じように演奏する諸星くんの姿が、涙でぼやけた。

 

公演中は場面ごとに舞台上に組まれた足場?がくるくる回転するんだけど、その中心に最初から鎮座しているシートを被った物体があって。中盤あたりでそれの正体がわかるんだけど、バンドセットなんですよね。

そこから舞台の世界線で7人は楽器を練習してライブに挑む。最後は【 7ORDER project 】としてオリジナル曲を何曲か披露する。

なんか、バンドセットを見た瞬間に、彼らが【 Love-tune 】として活動してたときに私が見た景色がブワァ〜〜〜って頭に浮かんだりして。でも全く嫌な感じじゃなくて、“楽器”とか“音楽”とか、そういうものに繋いでもらって、今、彼らがここにいる気がした。そして、その延長で私もここに辿り着いた気がした。

当時はユニットの個性としてバンド形態も備えていたわけだけど、その培ってきたものが全部繋がっているってことを実体として受け取れた気がしたし、“バンドセット”っていう物体へ抱く感情として正解なのかわからないけど、私の中に〝彼らのそばにいてくれてありがとう〟という思いが生まれた。楽器や歌、それを共有した経験と記憶、思い出、そういう全ての、彼らのそばにあった“音楽”に対して、感謝を伝えたくなった。

 

 

 

そして先日、舞台「7ORDER」は無事に神戸で大千秋楽を迎えた。それに加えて、森田美勇人くん主演の「7ORDER」のスピンオフが上演されることが発表された。会場は梅田芸術劇場メインホールと赤坂ACTシアター

 

……えっ、これどんな未来?????

 

というのが率直な感想です。信じられない。すごい。(安定に語彙は皆無)

 

 

絶望も虚無感も切なさも悔しさもやり切れなさも無力さも、そんな類いの感情を全て味わった2018年。

ちゃんとお別れしなければ…と必死に気持ちに折り合いをつけた2018年。

もう一生その姿を見ることがないのかもしれない…と必死に網膜にみゅうとくんの姿を焼き付けた2018年。

最後のはなむけだ!と仕事終わりに1時間かけて毎日映画館に通った2018年。

色々あったね、本当に色々あった。

 

その当時はこんな素敵な未来が待っているなんて、思いもしなかった。幸福感や感謝、感動、喜びや楽しさ、こんなに素敵な気持ちをみゅうとくんから貰える日がまた来るなんて、そんな素敵な出来事は期待しないように心の奥底に閉じ込めていた。

 

みゅうとくん、本当におめでとう。主演舞台おめでとう。

 

形は違えど、みゅうとくんはまたひとつ夢を現実にしたんだなぁ。本当にすごい。本当に、本当にかっこいい。

本当にかっこいい!!!!!!!!!!

(大事なことなので2回言いました)

 

みゅうとくんの姿を見たら私はいとも簡単に知能が2になることを実感したので、これからも夢を掴み取っていくみゅうとくんのキラキラした姿を、沢山ではなくていいから、きちんとこの目で見ていきたいと思いました。

 

みゅうとくんが「居場所をつくってくれてありがとう。」という真っ直ぐな言葉を送る仲間と、これからも一緒に笑顔で活動していけることを願っています。

 

【 7ORDER project 】、素敵な未来をありがとう。

これからも沢山の愛に巡り合う存在でいて下さい。

 

これから【 7ORDER project 】を知る人や彼らのファンになる人が沢山いますように!彼らがこの先の未来でも大きな愛で包まれますように!大きく!前へ!上へ!make happy!☺︎

 

 

おわり

旅立つ君へ!

 

 

 

卒業証書

 

森田美勇人 殿

 

貴方は平成17年6月12日にジャニーズ事務所に入所以来13年6ヵ月と19日間アイドルを誠実に全うし多くの人々に幸福感を与え尽力したことをここに証する

 

平成30年12月31日

 

 

 

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この区切りとなる日までに自分の思考を整理したいと思い、私はまたこのブログを開きました。意外とみゅうとくん単体について文字にすることってあんまりなかったよなぁと思う…。出来るだけポジティブな言葉を紡ごうと私の中身のない頭で考えた結果がこの書き出しです。(笑)

 

綺麗事なんて馬鹿みたいだと貶されるかもしれないけど、そんなことくだらないと笑われるかもしれないけれど、私はみゅうとくんを称えたいんだ。みゅうとくんが今まで歩んできた道に間違いなんて一瞬もないし、彼が決めたこれからの人生は素晴らしいに違いないって信じていたいんだ。だから、彼がこうやって事務所を去ることを決めたことも全力で肯定したい。ひとまず、それが私に出来る最後の応援だと思うから。私は最後までみゅうとくんを応援するファンでありたいから!そんな少しの強がりと、これからも大切に抱えていく思い出を、私自身が前に進むためだけに、ここに吐き出します!!!主にみゅうとくんのダンスが好きだった話をするよ!!!まぁまぁ長いよ!!!(笑)

 

 

 

 

私は2018年11月30日の発表を知ったとき、意外にもあっけらかんとしていて、「あぁ、そう決めたのか。」と事実を受け止めた。そしてその日から、漠然と、ひたすらに、私にとっての【ジャニーズJr.  森田美勇人】とは何だったのだろうか…と考えはじめた。私が2019年1月1日を迎えるまでに、彼がジャニーズ事務所のアイドルとして最後の瞬間を迎えるまでに、どうしてもそれを明確にしておきたかった。そうしないと私は前に進めないと本能で感じていたのだと思う。でもそれは決して一言では言い表せないもので、考えても考えてもはっきりした答えがなかなか見つからなくて。

その行ったり来たりする思考は、彼の存在が私の頭の中で創り上げられた、"アイドル"という偶像にすぎないという事実を証明するかのようだった。しかし、それをきちんと自覚した上でも、確かに彼は私の生きる糧になっていた、唯一無二の輝かしい存在だったのだ。

 


そんな自問自答を繰り返すなかで、すとんと自分の思考が腑に落ちた瞬間があった。それは、私は【ジャニーズJr. 森田美勇人】という存在に心から憧れていたのだ、と自覚したときである。

私は音楽が、バンドが、ダンスが好きだ。そしてアイドルが好きだ。ファッションも好きだ。それを包括する色々なカルチャーが好きだ。それらを一生懸命に表現する人たちが好きだ。そして、それを共有し合う空間が何よりも好きだ。大好きだ。私が受信者としてその空間にいる瞬間が、今の私にとっての生き甲斐だ。そんな私の好きなものを全部持っているように見える発信者が、私から見た【ジャニーズJr. 森田美勇人】という存在だったのだと思う。

 

みゅうとくんの姿を見に行くたびに、私が心から清々しく満たされた気持ちになるのは、みゅうとくんが【ジャニーズJr. 森田美勇人】を全うすることで、私の好きなもの全てを昇華させてくれているような気がしたからだと思う。まるでみゅうとくんが私の代わりにステージに立ってくれているとさえ思えるほどに、全くズレがなく、私はみゅうとくんが発信する表現のすべてが好きだった。

 

あぁやって音と踊ってみたいな

あんな風にベースが弾けたら楽しいだろうな

あんな歌声で歌えるなんて素敵だ

こうやってお芝居と向き合えるなんてすごい

こんなダンスの振り付けや構成が作れたら最高だな

誰も嫌な気持ちにならない振る舞いが天才だ

あの量と質のパフォーマンスができるキャパシティがかっこいいな

なんて、私はみゅうとくんを見ているとそんなことばかり思っていたなぁと今になって気がついた。単純に かっこいい! と思っている側面もあるが、憧れという気持ちも大きかったんだと思う。極論で言えば私はみゅうとくんのように生きてみたいと思っていたのかもしれない。それほどに【ジャニーズJr. 森田美勇人】という存在を、私はファンとして愛していたし、その姿に心底憧れていた。

 

特にダンスは私自身が中学生くらいの頃からとても興味のあることで、私の住むど田舎では直接ダンスに触れる機会はほとんど無かったけれど、深夜にやっていたダンス番組を毎週かじりつくように視聴しながら、かっこよく踊ってみたい!という気持ちを当時は密かに抱いていた。そして本当にお遊び程度のものだが、私は大学でダンスサークルに入り、 “ロックダンス” と呼ばれる lockin' というジャンルのダンスを踊ることを選んだ。先輩にダンスを教えてもらいながら、学校のイベントごとに自分たちで選曲や振付をして、少しばかりチームで踊ったりした。年に一度行われる某巨大ダンスイベントに観客として足を運び、魂をぶつけ合うように踊るダンサーたちの熱気に魅力されたりもした。

そんなことを経て、踊ること自体や踊る人を見ることは楽しい!と実感しながらも、才能も努力もひっくるめて凡人な私はかっこよくなんて踊れないんだな…という現実を見た。

 

そんなときに出会ったのがみゅうとくんだった。

 

みゅうとくんを見ていると幸せだった。アイドルでありながら、時折その肩書きを振り払ってしまいそうに見える彼のダンスがすごく好きだった。その技術や、それを可能にしているセンスや努力はもちろん、何より音楽と遊ぶように、自然と笑みが出てしまうほど楽しそうに踊る彼がすごく好きだった。そんなキラキラとした空気を纏う、アイドル・森田美勇人の姿がすごく、すごく好きだった。無謀な願いが叶うならば、私は一回でいいからみゅうとくんみたいに踊ってみたかった。でもみゅうとくんが楽しそうに踊れば、それだけで確実に私は楽しかった。幸せだった。満たされていた。それはとても不思議な感覚だったな、と今になって思う。

 

その半分理想の自分を投影しているような、私の中の不思議な感覚は、みゅうとくんがLAへダンス留学に行った頃からより増していった。

2016年12月から2017年1月に行われていたジャニアイ。その1月公演での戸塚くんのソロが私はとても好みだった。曲調と振付が soul や funk 寄りで、バックのJr.がサテンのベストを着て楽しそうに踊るその曲は私にとって “踊りたくなる” 演目だった。そこでのみゅうとくんはベースを弾いていて、是非ともこの曲を踊るみゅうとくんを見てみたかったが、それを上回って音に乗ってステップを踏みながら音を奏でるみゅうとくんはかっこよかった。何より、楽しそうに見えた。

そこで私はみゅうとくん宛のファンレターに、自己満足としてその旨を文字で綴った。当時はみゅうとくんがダンス留学をすることを知らない状態だったが、自分も少しばかりダンス(lockin')を踊っていたこと、戸塚くんのソロがその頃を思い出して踊りたくなってしまうほど好みなこと、そこでベースを弾きながらステップを踏むみゅうとくんがすごく好きなことを書いた。それから1ヶ月ほど経った頃、みゅうとくんはLAにダンス留学を果たしていた。

 

みゅうとくんが雑誌等で発したLA短期留学についての言葉は、どれもこれもかっこいいものばかりで、私はこの人の “美学” を好きになってしまったんだなと感じた。簡単な言葉で言えば私はみゅうとくんのダンスが好きだけれど、やはりダンスは対外的な表現のひとつであって、それが生み出される根底にはみゅうとくんの “感性” がある。私の感性はみゅうとくんのその部分にとても惹かれているんだなと、この時期のみゅうとくんの言葉を受け取るたびに私は実感していた。

 

【Dance SQUARE vol.19:Johnnys'Jr.徹底解剖 File.5 Love-tuneTravis Japan 森田美勇人】

このインタビューには本当にかっこいい言葉が沢山詰まっている。私の好きなみゅうとくんの “美学” がこれでもかと言うほど詰め込まれている。本当に隅から隅までかっこいい。全人類に読んでほしい。私が好きだったアイドルはこんなにかっこいいんだぞ!!!!!!!ほんとにもう、全員これ読め!!!!!!!!!

……すみません、取り乱しました(礼)

そのインタビューももちろんなのだが、私が興奮したのはここなのである。

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イヤホン…ではないです。(笑)

みゅうとくんが「尊敬しているダンサー」として名前を上げているYOSHIEさん。この方は、私が先に述べたダンスに魅力され始めた時期に この人の全身から放たれるパワーは何なんだ… と引き込まれ、今までも、これからもずっと、私が大好きなダンサーさんである。後にYOSHIEさんはジャニーズ界隈で振付なども手掛けていらっしゃることを知り、私が好きなものと好きなものが繋がっている…!と感動したことを覚えている。しかし、それを上回る感動がここにあった。ここにあったのだ。自分の好きなアイドルが、自分の好きなダンサーさんを、尊先(?)に上げている。そりゃあ私みゅうとくんのダンス好きに決まってたじゃ〜〜〜〜ん!YOSHIEさんを尊敬してるなんて、そんなんもう好きに決まってたじゃ〜〜〜〜ん!ハァ〜〜〜〜!好きだ〜〜〜〜!と、答え合わせをしているような気持ちになった。私はやっぱり、みゅうとくんの “感性” が好きだと強く思った瞬間だった。

 

 

そして、その “感性” を私が強く信頼するきっかけとなったのはこのテキストだった。

【月刊TVガイド関東版 2017年5月号:永久保存版フレッシュ☆ジャニーズ PHOTO BOOK Travis Japan

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ここで如恵留くんからのナイスパスがあり、みゅうとくんの口から「ロッキン(lockin')」という単語が発された。それに加えて「ロスで習ったことでかっこよさとか真骨頂が分かって。その上でもう一回やりたいなと思って。」とまで言っているのだ。先に述べたように、私は数あるダンスのジャンルの中でも特に lockin' が好きで、敬愛するYOSHIEさんも lockin' を踊る。そんな私の好きなものを、ダンスの本場と言われるアメリカでみゅうとくんは学び、更には「かっこよさや真骨頂が分かって。」と言う。「その上でもう一回やりたいなと思って。」と言う。こんな幸せなことがあっていいのか…?と、私は絶大な幸福感に襲われながら不安さえ抱いた。自分の好きなアイドルが、自分の好きなジャンルのダンスを、本場で学んだ上で やりたい と言っている。もう、幸せすぎて、何の言葉も出てこなかった。私が好きになった森田美勇人というアイドルは間違いないな、と彼と出会った自分を褒め称えた。みゅうとくんの “感性” を信じていれば間違いなく幸せだと、私はここで確信したのだった。

 

そしてみゅうとくんは有言実行と言わんばかりに、この頃から定期的に lockin' と括られるジャンルのダンスをわかりやすく踊るようになった。

 

私が意識的にそれを認識したのは、確か2017年トラジャクリエのスクールデイズが初めてだったと思う。この曲では毎公演ダンスリーダーとしてメンバーから1人がピックアップされ、そのリーダーの振りや動作を真似るという部分があった。たまたま私が入った公演でそのダンスリーダーにみゅうとくんが指名され、そこでみゅうとくんは即興で1×8ほどロックダンスを踊ったのだ。メンバーは できないよ!(笑)と楽しそうにしていたし、客席もそれを見て可愛らしいなぁとほっこりしていたと思うが、私は恐らく温度の異なる気持ちを抱いていたと思う。振付と呼べるものではないし、どちらかというとみんなで楽しくなろうという意図があるコーナーだったと思うが、私はみゅうとくんが踊るロックダンスを見れたことが何よりも嬉しかったのだ。言ってしまえばフリーのみゅうとくんソロだったし、半分おふざけであっても私は十分に興奮した。ダンサーがかっこよく踊ったときにオーディエンスがするサイン的なもので、手を上げて仰ぐように動かすリアクションがあるのだが、私は思わず右手を高く上げ仰いだ。思わず咄嗟に手が動いてしまった。

 

2017年夏のキントレ、らぶ公演で真田くんとみゅうとくんが披露した【BOMB】では、それぞれが2×8ほどソロで踊るところがあり、真田くんはクランプっぽい力強いダンスをしていた。そしてみゅうとくんはというと、バケットハットを被ってロックダンスを踊っていた。私としてはとらクリエの興奮再び…!というか、それを上回ってちゃんと曲のなかでロックダンスを踊るみゅうとくんに出会えたことが嬉しくて仕方がなかった。バケットハットというアイテムの効果も絶大だった。ダンスカルチャーの中でバケットハットは、昔からヒップホップファッションのアイテムとして在り続けているものである。それを被って、アメリカでかっこいいと思ったダンスを踊るアイドル。またしても私は咄嗟に右手を高く上げた。とてつもなく興奮した。最高にかっこよかった。そして、みゅうとくんの中に “ロックダンスはかっこいい”という感覚があるのだと、やっぱりこの人を好きでいることは間違いないなと、私は思わずにはいられなかった。

 

振付としては、らぶが披露した【Let It Be】が私は果てしなく好きだ。みゅうとくんが付けたその振付は、ダンスのジャンルの括りで言うとオールドスクールと呼ばれるような、ロッキン(lockin')やブレイキン(breakin')の要素を含んでいた。縦一列でそれぞれが別の方を指さし(lockin'ではポイントと呼ぶ)、1番後ろにいるみゅうとくんがポージングをしながら跳ぶ(lockin'ではファンキージャンプと呼ぶ)ところなんて、まさに王道ロックダンスだった。

 

そんなみゅうとくんから発信される表現を受け取りながら、私はみゅうとくんに憧れ続けていたのだ。

 

ここまでダンスについて熱弁していると、さぞかしダンスに詳しいのかと思われてしまうかもしれないが、大して詳しくはない。好きであることに変わりわないが、ダンスおたくではないし、情報量としてもセンスとしても私はただの凡人だ。そして、そんなにダンスが好きならダンサーのファンでいればいいじゃないかとも思われると思うが、そうではないのだ。私はやっぱり、アイドル・森田美勇人が踊るダンスが好きだった。“アイドル” という名のカテゴライズされた環境にいながら、そこに甘んじることなく自分の感性を磨き続け、発信し続けるみゅうとくんが好きだった。そんなみゅうとくんに私は心から憧れていたのだ。私にとってみゅうとくんは、私の好きなものを全部掬い上げてキラキラと輝かせてしまう、唯一無二のヒーローだった。

 

 

 

 

3年5ヶ月という、みゅうとくんのジャニーズ人生においては、"短い"と言えてしまうほどのその時間が、私にとってはすべてだった。みゅうとくんのことを全て見てきたわけではないが、私が見たTravis Japanも、チーム我も、Travis Japan/Love-tuneも、FINEBOYSレギュラーモデルも、Love-tuneも、全部大切な宝物だ。全部、私がみゅうとくんを通して見た最高の景色であり、最高の夢だ。そうやってみゅうとくんが歩んだ素敵な軌跡に、私はすがるのではなくて、それを大切に抱きしめながら進んで行こうと思っている。

 

私が今こうやって前向きに思えるのは、きっとみゅうとくんはそのすべてを愛おしく抱えながら、次のステージへ進んでいくんだろうと信じているからだと思う。ここから大きく羽根を広げて、みゅうとくんは広い世界へ飛び立っていくんだと信じているからだと思う。

 

【ジャニーズJr. 森田美勇人】を全力で駆け抜けた森田美勇人という青年のことを、何も知らないなりに、きっと、私は信じているんだと思う。そんなみゅうとくんにとって、沢山の幸せが未来で待っていますようにと私は切に願う。

 

みゅうとくんが困難に屈せず、大切なものを手離さずに突き進むことができますように。

正しいと思う世界で楽しく生きていけますように。

手にしたいものが出来るだけ巡ってきますように。

心を許せる人が近くで支えてくれますように。

出来るだけ笑っていられますように。

出来るだけ涙を流さずにいれますように。

心身ともに健康でありますように。

毎日美味しいご飯を食べて温かい布団で眠れますように。

 

そしてこれからの未来でも、みゅうとくんが沢山の愛に巡り合う存在でありますように。

 

 


スーパーアイドル 森田美勇人!

13年間、本当にお疲れ様でした。

沢山の煌めく思い出と、夢を、ありがとう。

これからの未来でも、みゅうとくんが美しく、勇ましく、輝けますようにと願いを込めて。

 

 

 

アァーーーーーーーーーーー!!!!!!大好きだったよ!!!!!!!幸せになってね!!!!!!!!!

 

始まるんじゃない 始めるんだぜ【GR8EST 札幌 7/15】

 

 

※ネタバレを存分に含む、いちおたくの個人的な備忘録です。そして、とてつもない長さになってしまいました。挨拶等も完全なニュアンスですので、お読みになる際はその点をご了承下さい。

 

 

 

 

***

 

"つまづいてばかりの僕を 君だけは笑わなかった"

6人の関ジャニ∞が約5万人を前にして最初に歌ったのは、星に願いをかけた少年の歌だった。

 

その曲は、7人体制の関ジャニ∞が最後にリリースしたシングル【応答セヨ】である。そして、ここにはいない彼の名前は、夜空に輝くプレアデス星団の和名と同じだ。関ジャニ∞というグループは時折、誰が考えた設定だろうと思うくらいに、出来すぎとも言える物語性を纏う。

 

 

 

《 KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST 》

ツアー初日、札幌ドーム。

新千歳空港周辺の悪天候のため、飛行機の発着陸が遅れたこと考慮してくれたのだろうか。開演は15分ほど遅れ、そのお陰で16:55に会場のロータリーに着いた私達も、駆け足で座席に着き、上がった息を整えてからライブに臨むことが出来た。座席は全体を見渡せるスタンド後方。個人的にとても有り難かった。彼らの登場を待つエイトコールが普段よりも大きく聞こえた気がした。会場を見渡すと7色に光るペンライトの海。すでに私は胸がいっぱいだった。

 

オープニング映像は全体的にSF映画のような雰囲気があった。DNAの二重螺旋。GR8EST BABYのシルエット。そこに大きな羽根が生えて飛んでいく。"REBORN" の文字。6人の顔。きっと、関ジャニ∞は何度目かの誕生を再び迎えるんだと私はここで改めて悟った。きっと彼らはそういう気持ちを込めてこのステージに立つと決め、色んな思いを背負ってこのライブを用意してくれたんだろうと感じた。そのときの私は、出来る限りの声援を、歓声を、感謝を、喝采を、彼らに届けようと思った。

 

 

メインステージのバンドセットに立つ6人。赤いコードが繋がったマイクを持つ彼は、ブルースハープを吹く彼は、もういない。でも、きっと大丈夫。頑張れ。頑張ろう、一緒に。そんなことを思っていたら1曲目【応答セヨ】が始まった。(関ジャニ∞ 応答セヨ 歌詞 - 歌ネット

さっきまで彼らに感謝や笑顔を精一杯送りたい思っていたはずなのに、そのはずだったのに、思わず涙が込み上げてきてしまった。

 

彼らの気迫は凄かった。己の不安と、私たちの不安までも、一緒に振り払うかのように声を張り上げて、楽器を搔き鳴らして、懸命に彼らの音楽を届けてくれていた。1曲目から物凄く熱かった。いや、1曲目だからこその熱さが凄まじかった。6人の一人ひとりの顔を見ながら、音を聞きながら、声を聞きながら、私は涙が止まらなかった。

"応答セヨ 流星 僕を信じてくれた遠い日の僕よ この声が届くかい"

"君が思うほどは まっすぐに歩いてこれなかったけど いつかまた逢えたら"

でも単純な思いで溢れ出る涙ではなくて、色んな気持ちが入り乱れて、どうにもならなくて、それが涙として溢れ出ている感じだった。

 

前半のバンドセトリ、すばるくんが歌っていたパートの大半を錦戸くんが歌っていた。7人の関ジャニ∞が、最後に出演した関ジャム完全燃SHOWの生放送後、すばるくんに向けて「これからの関ジャニは僕が引っ張って行きます。」とメールを送った錦戸くん。そんな彼の気持ちがストレートにぶつかってくるような気がした。錦戸くんの歌声や演奏が、こんなにも力強く、こんなにも大きなエネルギーを持ったものだと感じたのは初めてだった。熱かった。まっすぐだった。でも錦戸くんだけじゃない。6人全員が熱くてまっすぐだった。壊れてしまうのではないかと思うくらいの気迫だった。彼らの気持ちが前面に押し出されていた。

私の好きな関ジャニ∞がそこにはいた。

 

冒頭の挨拶をするのも錦戸くんだった。「見慣れない景色かもしれないけれど、その違和感は彼がいた証でもある」、そう言った錦戸亮は強いなぁと思った。そして、「これからの関ジャニ∞は6人で、この皆さんの前にあるこの景色でやっていきますので、応援よろしくお願いします。」と、口下手な一面のある錦戸くんが力強く言った。彼の紡ぐ言葉は正直で、まっすぐで、とってもりょうちゃんらしかった。それでいて頼もしかった。

でも色んなものを1人で背負っているようにも思えた。彼は先週のJwebで "正直世の中に「永遠」なんてない。それはもう分かりました。やっと認められます。" と綴っていた。でも、だからこそ精一杯やるとも書いてくれた。そんな彼が紡ぐ言葉の1つひとつが、表情が、歌声が、演奏が、とても刹那的に思えて、なんだか、私が生まれて初めて歌うすばるくんを見たときと同じような、強さと、凛々しさと、儚さを感じた。本当に、この日の錦戸亮は凄かった。彼の決意を具現化したような、この日の彼の気迫を、私はこの先ずっと忘れないと思う。

 

そして始まる【ここにしかない景色】。(関ジャニ∞ ここにしかない景色 歌詞 - 歌ネット

ここでもほろりほろりと泣きながら、本当に良い歌が多いなぁなんてことをぼんやり考えていた。錦戸くんが話していたように、違和感も、寂しさも、こうやって抱えて進むしかないんだよなと思った。私はまだこの先も、"関ジャニ∞" という物語を見ていたい、そう思った。

 

 

セトリ3曲目【NOROSHI】。(関ジャニ∞ NOROSHI 歌詞 - 歌ネット

7人最後のMステでも披露したこの曲。6人で歌い奏でる【NOROSHI】も熱くて、かっこよくて、ビリビリとしていた。特にすばるくんパートだった「手の平が背に触れた」を、声を張り上げて歌う錦戸亮に痺れた。その彼の気迫に会場全体が息を飲んでいたように感じた。

"NOROSHI 高々とぶち上げろ そこからは己の心ひとつ 誰にも見れない夢をみて 燃えたぎるハートに賭けてみろ"

Mステではすばるくんの歌のように聞こえたこの歌が、不思議とこの日は、この場所から始まった "6人の関ジャニ∞" の歌に聞こえた。

 

 

錦戸くんの「もっともっと盛り上がれるって、言ったじゃないか〜!」で始まった【言ったじゃないか】。(関ジャニ∞ 言ったじゃないか 歌詞 - 歌ネット

今回はバンドセットごとムービングステージに乗っていて、彼らは演奏しながらセンターステージまで動く。楽しかった。彼らも楽しそうにしていたと思う。シンプルに楽しかった。笑えた。ここまできてやっと泣かなかった。"今の関ジャニ∞"を見て、聞いて、"今の私"は笑顔になれた。よかった、大丈夫だ、と思った。

 

 

そのまま流れるように始まる【なぐりガキBEAT】。(関ジャニ∞ なぐりガキBEAT 歌詞 - 歌ネット

ムービングステージはバックステージへと向かう。初のバンド披露にも関わらず、スカサウンドのこの曲はバンド演奏がナチュラルすぎて、私は3秒ほど出遅れて

〜〜〜♫

……えっ?!??!!バンドじゃん!?!!?!?!横山さんトランペット吹いてる!!!!!!!!!!(絶叫)

となった。心底驚いた。私はこの札幌で、大きく新しいことに挑戦する "新・関ジャニ∞" をダイレクトに感じれるとは思っていなかった。でもその "裏切られた感" がめちゃくちゃに嬉しかった。しかも、この曲は自担の初主演映画の主題歌。CDジャケットで自担がセンターに立ったシングル曲。それを自担が日々向き合っているトランペットで演奏する未来に辿り着いたのだと思うと、堪らなかった。この未来もいいじゃないかと思った。

そして普段通りの、大きめのリアクションを取った自分に少し戸惑った。でも間違いなくこの瞬間の私は楽しんでいた。喜んでいた。大丈夫。きっと大丈夫だ。

 

バックステージで錦戸くんが「今日雨降ったよね?明日は晴れるといいなぁ〜…」と言って始まった【ココロ空モヨウ】。(関ジャニ∞ ココロ空モヨウ 歌詞 - 歌ネット

懐かしいなぁと思った。2013年から2014年にかけて行われたツアー、JUKEBOX以来の披露だったと思う。

"心痛めた数よりも 不運の数よりも 傍にある"嬉し楽し"を一緒に数えて行こう"

本当に彼らの楽曲は、何故こんなにも彼らの物語にピッタリとハマるのだろう。今の状況を「不運」とは決して括りたくはないけれども、世間的にはそう見えても仕方がないとは思うから、ファンである私は彼らの傍で、 "嬉しい" や "楽しい" を感じていたいなぁ、発信したいなぁと思った。すばるくんのパートは錦戸くんだけではなくて、時には安田くんが、丸山くんが、大倉くんが歌っていた。頼もしかった。

 

 

ステージが暗転し、その暗闇の中で横山さんのトランペットが、音を確かめるように一瞬だけ鳴った。私は覚悟した。その一瞬だけ鳴ったトランペットの音で、私の頭をよぎった曲があったのだ。その予感は当たった。次の曲は【Heavenly Psycho】だった。(関ジャニ∞ Heavenly Psycho 歌詞 - 歌ネット

7人最後の関ジャニ∞クロニクルで、安田くんの弾くアコギと、7人の歌声だけで奏でた【Heavenly Psycho】。今この瞬間にまた、新しいヘブンリが始まる。焼き付けよう、と思った。心に刻もう、と思った。

歌い出しは錦戸くんだった。8人では内くんが、7人ではすばるくんが歌っていた、その歌い出しのパートを錦戸くんが歌っていた。どうやっても言語化できない、何か大きな感情に突き動かされて、溢れ出る涙を止めることが出来なかった。色んな景色やエピソードがフラッシュバックした。本当のところは知らないけれど、錦戸くんはこの歌が好きなんだと思う。大切なんだと思う。再録の編曲を自ら手掛けるほどに、この曲を愛しているのだと思う。その彼が、そのパートを歌うことに、勝手ながら意味を付け加えてしまいそうになった。堪らなかった。でも、やはりこの歌は "希望の歌" だった。未来へ向かう、今日は6人の希望を歌う、大切な歌だった。ステージは再びセンターへ。

 

 

泣き続けている私の耳に飛び込んできた次の曲は【BJ】だった。(関ジャニ∞ BJ 歌詞 - 歌ネット

この曲もヘブンリと同様に再録されている。再録での編曲はこちらも錦戸亮だ。立て続けにぶっ込んできたなーと思いながら、また涙が止まらなかった。りょうちゃんこの2曲好きだもんね…と思いながら、もう、ここまで来ると自分がなぜ泣いているのか、わからなくなっていた。それでも涙として溢れ出てくる感情を、私は止めることができなかった。

優しいメロディーが、突き刺さる歌詞が、すべて彼らの物語に聞こえる。彼らがこのような曲を歌い奏でるから、彼らの歩みが曲に沿っていくのだろうか。それとも彼らの歩みに、音楽が寄り添っていくのだろうか。そんなことを考えてしまうほどに、彼らの音楽はどこまでも忠実で真摯だ。

 

 

曲が終わり、自担である横山さんが会場を煽り始めた。「みんな声出せるか?!色んな感情があると思います、全部僕たちにぶつけて下さい!!」、そう力強く叫ぶ横山さんの表情を私は忘れない。大真面目に、まっすぐに、心から、私たちに "声をくれ!" と言っているように聞こえた。

「ワン、ツー、」『ワンツーウー!』というお決まりの掛け声で始まる【ズッコケ男道】。(関ジャニ∞ ズッコケ男道 ~∞イッパツ録り編~ 歌詞 - 歌ネット

バンドver. の少しテンポの速いズッコケ。普段はボンゴを叩いているはずの自担が、おもむろにマイクを持って前に出てきた。それを見て微笑むメンバーもいた。何が始まるのかとそわそわしたが、彼らが何度も何度も歌ってきたこの歌で、横山裕がメインボーカルになった。

すばるくんが歌っていたパートも、横山さんが歌っていた。メインステージへと進んでいくバンドセットの中で、メンバーが演奏する【ズッコケ男道】の、歌声を担う横山裕という図が堪らなかった。笑いながら泣いた。担当ゆえの贔屓目もあるが、とても、とてもかっこよかった。微笑ましかった。有り難かった。斜め上の作戦とも感じるが、適任だとも思った。初めてバンド演奏を披露した数曲前のなぐりガキのときも思ったが、やはり私が自担とするアイドルは "関ジャニ∞横山裕" なのだな、と自覚したりもした。私はこの "関ジャニ∞" の戦い方が好きだし、そこにいる "横山裕" が好きだ。

 

 

「ファイト!関ジャニ!無限大!エイト!」

『ファイト!関ジャニ!無限大!エイト!』

この曲を聞いてからずっと叫びたかった彼らの名前。合法的に "頑張れ" を叫べる掛け声。無責任ヒーロー jam with 東京スカパラダイスオーケストラ。(関ジャニ∞ 無責任ヒーロー 歌詞 - 歌ネット

彼らに届くように声を上げよう。拍手を送ろう。また、そう思った。聞き慣れたはずのこの歌だが、この歌もこうして生まれ変わったのだ。過去を全部掬い上げて、昇華させる。彼らは今、頑張っている。

安田くんはこんなに長時間ステージに立ち続けて、ギターを弾いて、大きな声で歌を歌って、本当に大丈夫なのだろうか。でも彼はニコニコと穏やかな笑みを浮かべている。そんな彼を優しい目で見守るメンバーがいる。何かあれば仲間の命を最優先する、と前もって宣言してくれたメンバーがいる。きっと、大丈夫ではないけれど、大丈夫にしてくれている。安田くんだけじゃない、他のメンバーも、スタッフも、きっと全員がそうだ。この日を迎えられるようにしてくれたのだ。関ジャニ∞陣営、全員が温かくて、強い。

「笑っておくれよ なるようになるさ〜!」と歌う横山さん。「まかせておくれよ 何とかするさ〜!」と歌う村上くん。そうだね、うん、何とかしようねと思った。というか、バックのモニターに映るヨコヒナにそう話しかけていた(狂気)。そんな私を見て隣の友人は笑ってくれた。同期ヨコヒナ。すばるくんがいなくなったことでパワーバランスが最もぐらつくのはここだと勝手に思っている。だんだんと氷河期を終えるように、歩みよったように見えた最近のヨコヒナ。今後はどうなるのだろう。でも、どうか、2人にも笑っていてほしい。そう思った。

 

 

バンドセットはメインステージに戻ってきた。そこで歌われた曲はLIFE〜目の前の向こうへ〜。(関ジャニ∞ LIFE~目の前の向こうへ~ 歌詞 - 歌ネット

7人で最後の最後に歌った曲。最後の最後に演奏した曲。すばるくんが名付けた私たちファンの名前を、彼が最後に叫んだ曲。また "関ジャニ∞" はこの曲と一緒に進んでいくのだろう。きっと節目ふしめでこの曲を搔き鳴らして、声を張り上げて、進んで行くのだろう。決して終わりじゃない。また笑おう。沢山笑おう。

そう思いながら、またしぬほど泣いた。

 

 

初日ゆえの雰囲気もありながら、ふわっとメインステージで横並びになる6人。立ち位置番号を確認し合っていた。程なくして静かに始まった曲は【オモイダマ】。(関ジャニ∞ オモイダマ 歌詞 - 歌ネット

7人最後のMUSIC DAYで歌った歌。大サビのすばるくんのソロパートは、安田くんが歌っていた。丸山くんも、横山さんもすばるくんのパートを担っていた。

私はいつも歌割りやハモりを気にしているわけではないし、自担である横山さんの歌割りは多くはなく、ハモを担当することもほぼほぼないので、それらを気にしなくても覚えられる。それゆえに歌割りをあまり気にしたことがなかった。そんな私の中にも "ここはすばるくんのパートだ" と分かる感覚があることに少し驚いた。それほどに彼の歌声は私の中に染み込んでいる。おそらく、それを痛感するたびに、どうにも上手く言い表わせない私の感情が涙となって溢れ出ていたのだろうと思う。

曲後半の lalalala〜♫… のところで、会場と6人、みんなで手を左右に振った。やっぱり少し泣きながら、彼らの目に映る約5万人の一部として、自分に出来ることをしたいと思った。

 

 

ここでMCとなる。彼らが何を話していたかあまり覚えていない。大河の特番の仕事をやるのに錦戸くんにそれを話さない横山さんの話、キスシーンはリハからするのかという話、そんなことを和気あいあいと話していたっけな。私はすでに若干、泣き疲れていた。

安田くんがメンバーに促され、1番最初に着替えと休息のためにステージからはけた。ばいばーい!と言う安田くん。ばいばーい!と返す会場。なんだか温かかった。

次の段階で丸山くん、大倉くん、錦戸くんがはける。残ったのはヨコヒナだった。会場から フゥ〜〜! と冷やかしが入る。「そらそうなるよな、俺もそう思ったもん。」という横山さん。気にせず話す村上くん。これがヨコヒナだ。意識しすぎて村上くんと上手く話せなくなるのが、ヨコヒナの横山さんだ。それを感じると逆にグイグイ積極的になるのが、ヨコヒナの村上くんだ。久しぶりのこのアンバランスさ、少しむずむずした。

 

全員が着替えてメインステージに出揃った。次の曲は【今】。(関ジャニ∞ 今 歌詞 - 歌ネット

ここからはバンドではなく、ステージで歌ったり、踊ったり、アリトロに乗ったり、花道を歩いたりして彼らはベストアルバムに収録されている歌を歌う。

久しぶりにお手振りじゃなく踊る【へそ曲がり】を見た。(関ジャニ∞ へそ曲がり 歌詞 - 歌ネット)不思議と久しぶりでもこちらも踊れるんだなぁと思いながら、彼らと同じように踊った。彼らはそのうち3:3で左右の花道に分かれて進み、その途中で立ち止まって大サビを歌う。

一塁・三塁の辺りに鎮座していた、左右に分かれたムービングステージ。照明が赤く光る。始まったのは【ER2】。(エイトレンジャー ER2 歌詞 - 歌ネット)映画「エイトレンジャー2」の主題歌。あの映画の中では、1人で突き進もうとするレッドと他のメンバーの対立や、レッドとブラックのやり取りが多くあったなぁなんて、そんなことを思い出した。3人ずつ乗ったムービングステージが、真ん中でひとつになる。

次の曲は【がむしゃら行進曲】。(関ジャニ∞ がむしゃら行進曲 歌詞 - 歌ネット)安田くんは小さく手だけで踊っていた。安田くんの分までこちらが踊ろうと思った。久しぶりに全力で最後までがむしゃらを踊った。

ここでメインステージに村上くんが残り、他メンバーははける。村上くんがバックバンドやオーケストラの皆さんを紹介する。バンドの方々には一人ひとり名前を呼んで、楽器で挨拶をしてもらう。ストリングスのお姉さーん!と叫ぶ村上くんはとてもキュートだった。管楽器の方々には渋いおじさま方ー!と言っていた。かわいい。村上くんかわいい。

 

メインステージ奥にはけた村上くん、微かにその照明が当たったステージ上部に1人の人影が見えた。

始まったのは安田くんの【わたし鏡】だった。彼はアコギ一本で自身で作詞作曲したソロ曲を歌う。バックのモニターに映る映像は10周年のライブ、十祭のユニットシャッフルで、丸山くんがわたし鏡を歌ったときに流れていたものだった。間接的な山田を摂取して心が温かくなった。

 

ステージが暗転、聞き覚えのあるおたくが大好きなイントロ。照らし出される左右に分かれたムービングステージ。そこにいたのは赤い衣装を身に纏った大倉くんと、黒い衣装を身に纏った錦戸くんだった。2人のイニシャルを取ったこの曲名は【torn】。2人がこの曲を歌うのは8周年のツアー、8EST以来だ。左右に分かれたムービングステージが、だんだんと近づき、真ん中でひとつになる。そこからアリトロに乗り換えて、風を受けながら2人はバクステに移動する。絡み合う振り付けは少し少なくなっていたけれど、最後に互いの腰に手を回して終わるこの曲のラストには、大きな歓声が送られていた。

 

メインステージが照らされ、ほっこりとするメロディーが流れる。そこには37歳と34歳になったパンダがいた。横山さんと丸山くんのユニット曲【パンぱんだ】。何歳になってもかわいかった。もこもこのパンダを被り、もこもこの手をつけて、短パンを履いた37歳と34歳。驚くほどかわいかった。私は1度、かわいさのあまり座り込んだ。バックモニターに映る映像は新調されていて、パンダの着ぐるみを着た2人がタイヤで遊んだり、トランポリンを跳んだりしていた(かわいい)。

 

暗転したメインステージ。上部には薄い幕が垂らされ、その奥に鎮座していたのはKINGだった。曲は【LOVE&KING】。彼の前に垂らされたその幕に、金のライオンや龍、歌詞が映し出される。彼の動きに合わせて映像が動く。村上担の反応が気にもなったが、純粋にお金がかかっていてかっこよかった。いつの間にKINGは世界を征服したのだろうと思った。後半には錦戸くんと大倉くんがKINGの両脇を固めて踊る。tornを従えるKING、絵面がとても強かった。

 

暗転してモニターに映像が流れる。ちょっと一回では企画の意図というか、今後の展開がわからないのだが(笑)、ひとつだけ言っておきたいのは安田くん扮するトランプマンが出てくることだ。ジャムのライブ映像の特典映像に出てきた白塗りのトランプマン。強烈なそのキャラクターに、また会えるとは思っていなかった。その映像の中で曲振りが入り、突然に次の曲が始まる。

 

【ひびき】関ジャニ∞ ひびき 歌詞 - 歌ネット)、そして【涙の答え】関ジャニ∞ 涙の答え 歌詞 - 歌ネット)。この2曲もJUKEBOX以来の披露だと思う。照明が綺麗だった。

次に聞こえてきたのは和太鼓の音と、「ハッ!」という掛け声。【キングオブ男!】。(関ジャニ∞ キング オブ 男! 歌詞 - 歌ネット) 私自身も 歌うのか…! となったが、会場全体もそんな雰囲気に包まれていた。「突っ張って!!!」では、錦戸くんがメンバーの手を取ることはなかった。彼は1人で歌った。ステージはバクステへ。

 

ザ・夏ソングの【罪と夏】、かわいらしい【CloveR】、底抜けに明るい【前向きスクリーム!】、歌いながらアリトロに乗って会場をそれぞれ進む6人。メンステに降りた横山さんは前向きを全力で踊っていた。それを見て、2016年から2017年にかけて行われた関ジャニ'sエイターテインメントで、安田くんが前向きを毎回本気で、近くにいるメンバーを巻き込んで、しゃかりきに踊っていたことを思い出したりした。

 

メインステージに6人が横並びになり、一人ひとりが挨拶をする。

1番手の横山さん、文の繋ぎ方が乱れていたけど、それも横山さんらしかった。「改めて関ジャニ∞の楽曲はメッセージ性の強いものが多いと思った。そして改めてメンバーを尊敬する。」、「すばるは男の決断をしたけれど、僕たち関ジャニ∞はすばるに絶対負けません。前を向いて突っ走っていくので、これからの関ジャニ∞をよろしくお願いします。」と彼は言った。この言葉には、彼が自分自身に言い聞かせている部分も多くあるのだろうと思う。でもこの言葉を直接聞くために、私は札幌まで来たのだなと思った。親友であるすばるくんの名前を出して、力強く宣言をした横山さんを、そして横山さんが大切に抱える関ジャニ∞というグループを、これからも応援したいと思った。

6人それぞれが、それぞれの言葉で、それぞれの温度で、今の思いを話してくれた。どこかホッとしたようなみんなの表情を、ここでようやく見れた気がした。

 

そして本編最後の曲、【大阪ロマネスク】。(関ジャニ∞ 大阪ロマネスク 歌詞 - 歌ネット

すばるくんのソロパートだった歌い出しは、6人全員で歌った。それを聞いて私は心の底から、関ジャニ∞は最高にかっこいいグループだと思った。頼もしくて、優しくて、まっすぐで、"関ジャニ∞" という概念が愛おしくて堪らなくなって、やはり私は泣いてしまった。でもこれは決して悲しい涙ではなかった。

サビ以外はメンバーのソロで繋いでいく、新しいロマネ。色んな歴史や思い出と共にあるロマネだけれど、私は今日ここで触れた、このロマネも大切に抱えていこうと思った。

 

エイトコールが響き、アンコール。フロートに乗る横山さんと大倉くん、丸山くんと錦戸くん。花道を歩く村上くんと安田くん。

アンコールは【Sweet Parade】【パノラマ】【あおっぱな】だった。フロートに乗りながらエアハグをする横山さんを沢山見た。かわいい。37歳かわいい。自分を抱きしめる横山さん、爆裂にかわいい。

 

3曲を歌い終え、メンステに帰ってきた6人。ここで安田くんが口を開く。「皆さんにひとつ、お知らせがあります。」約5万人が息を飲んだ。空気が止まった。

妙な間を取ったあとに「9月5日に、新曲が出まーーーす!!!」と安田くんが言った。本当、もう、しぬほど安心した。妙な間を取るなよ〜と彼らは笑っていた。いやいや、ブラックジョークがすぎる。本当、そういうのはやめた方がいいぞ(真顔)。

 

そんな安田くんはWANIMAのファンだ。特にKO-SHINくんのギタープレイが大好きだそうだ。そのWANIMAが、新しいスタートを切る関ジャニ∞に楽曲を提供してくれた。

曲名は【ここに】。(関ジャニ∞ ここに 歌詞 - 歌ネット

もう、歌詞が、凄まじかった。このライブで1番自然に私はポロポロと泣いた。隣の友人も同じだった。歌詞もメロディーもめちゃくちゃWANIMAだったけど、めちゃくちゃ今の関ジャニ∞だった。

"本当 本当 夢じゃなくて 終わらない旅を続けよう 難しいことは後にして 始まるんじゃない 始めるんだぜ!!"

別の道へ進むことを決めた、星の名を持った彼に強い意志があったように、関ジャニ∞を続ける6人にも意志があることを忘れずに胸に刻もうと思った。勝手に始まったのではなくて、彼らは始めるんだ。6人の関ジャニ∞を、彼らの意志で始めたんだ。そう思うことが出来た。そして私も、そんな彼らを応援して行こうと自分で決めた。この札幌ドームでそう決めた。

メインステージで、6人で横に並んで、この曲に気持ちを乗せて、少しキーの高いこの歌を歌う彼らは眩しかった。大丈夫だな、と思った。彼らも、そして私も、大丈夫だなと思った。一緒にまだ歩いていける。そう思った。

 

最後にみんなで手を繋いで『最高で、最強の、関ジャニ∞〜〜!!!』と叫んだ。みんなで繋いだ手を上げた。会場に沢山の銀テープが飛んだ。拍手に包まれた。

よかった。またこの景色を見れてよかった。札幌まで来てよかった。4月に飛行機とホテルを取った自分たちを褒めたい。その決断は間違ってないぞって、思い切り背中を叩いてやりたい。ありがとう、過去の自分。

 

 

 

こんなにも泣いて、笑って、喜んで、寂しくなって、泣いて、嬉しくなって、心配になって、前向きになって、色んな感情を爆発させたライブは生まれて初めてだった。こんなに涙を流したライブも初めてだった。

こんなにも心を揺さぶられたのは、こんなにも心が熱くなったのは、まっすぐで、人間臭くて、それでいてプロ根性の塊のような、私にとってのスーパーアイドルである彼らが、変わらずそこにいてくれたから。ステージに立っていてくれたから。関ジャニ∞に出会えてよかった、と心から思う。沢山のありがとうを彼らに伝えたい。

 

私は、これからも関ジャニ∞という物語を見ていく。そして、彼らの未来に希望を見る。ひとりのファンとして、彼らと楽しいや嬉しいを沢山重ねていきたい。何より、また彼らの作るライブに足を運びたいと思った。2018年7月15日に、札幌ドームに辿り着いた私はそう思った。

 

今ツアー、私は9月の東京ドームに再び足を運ぶ。その日が待ち遠しい。

早くまた彼らに会いたい。

『GR8EST』201∞限定版収録【関ジャニ∞ GR8EST non-stop mix by DJ和】が良い!

 

2018.5.30に発売となった、関ジャニ∞の2作目のベストアルバム『GR8EST』についての溢れる思いを綴ろうと思ったのですが、無計画が故に前記事がクソほど長くなってしまい、コイツは何を言いたいんや…?と我ながら呆れたので(?)こちらは別記事にしました。

 

 ▽前記事

prismpower.hatenablog.com

 

f:id:maeba310:20180531203319j:image

【GR8EST 201∞限定版】のDISC3に収録されている関ジャニ∞ GR8EST non-stop mix by DJ和】が私はとても好きなので、ここにはその思いを書きなぐります!!!

 

巷でジワジワと売れていると話題の『ラブとポップ 〜好きだった人を思い出す歌がある〜 mixed by DJ和』(画像参照)f:id:maeba310:20180531203151j:image

のDJ和さんが関ジャニ∞の楽曲でmixを作ってくださいました…!全38曲を使用した計65:15という1時間を超えるmixです。

 

個人的に、インディーズのDJさんがJ-POPmixやK-POPmixをしてMixcloud に上げているものを日常的に聞くので、関ジャニ∞の楽曲でmixを作ってもらえたのがすごく嬉しい!!!やっぱり私はmixだいすき!!!しかも関ジャニ∞の曲!!!もうそれはだいすき!!!(語彙力)

 

このnon-stop mixが好きすぎて使用されてる38曲をiPhoneのメモに書き出し、シングル表題曲以外はどこから引っ張ってきたか(a: がアルバム、s: がシングル)を整理しつつ、繋ぎ方で個人的に高まった箇所(〜★)をまとめたよ!(※熱量)

秒数も載せたらとっても親切なんだと思うけど、ちょっとそこまで出来なかったので余裕があれば追記します(笑)

 

お時間ある方は暇つぶしがてら、non-stop mixを聞きながら繋ぎ方にも注目してみて下さい◎ mixの良さはそこにある…!(個人的意見)

 

《 セットリスト 》

ズッコケ男道

EJ☆コースター  〈a: 関ジャニズム〉

~★ドラム音

WASABI  〈 a: 関ジャニ∞の元気が出るCD!〉

NOROSHI

~★ハッ!繋ぎ

なぐりガキBEAT

無責任ヒーロー

〜★カットイン

Black of night  〈s: NOROSHI〉

ブリュレ  〈a: puzzle〉

〜★カットイン

クルトン  〈a: 8EST〉

Sorry Sorry love  〈a: JUKE BOX〉

モノグラム  〈a: puzzle〉

〜★「フゥ〜〜!」「大阪〜〜!」

好きやねん大阪

ワッハッハー

〜〜〜 ラブソング多発ゾーン 〜〜〜

イッツ マイ ソウル

愛でした。

I to U  〈s: ツブサニコイ

~★スクラッチ

myself  〈s: へそ曲がり/ここにしかない景色〉

BJ(再録)  〈s: なぐりガキBEAT〉

ツブサニコイ

365日家族

マイホーム

ロイヤルミルクストーリー  〈s: 涙の答え〉

Snow White  〈s: GIFT~緑~〉

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アネモネ  〈s: キングオブ男!〉

background  〈s: パノラマ〉

Heavenly Psycho(再録)〈s: 侍唄(さむらいソング)〉

純情恋花火  〈s: オモイダマ〉

浮世踊リビト  〈a: 8UPPERS〉

~★裏打ち繋ぎ

Tokyo holic  〈s: なぐりガキBEAT〉

おんぼろStory  〈s: あおっぱな〉

RAGE  〈a: 関ジャニズム〉

えげつない  〈a: JAM〉

象  〈a: 関ジャニズム〉

~★ギター音

Fight for the Eight  〈a: FIGHT〉

前向きスクリーム!

T.W.L

LIFE ~目の前の向こうへ~

今  〈a: JAM〉

 

個人的にmixにおいて、いい感じにフェードで繋ぐのも いいねぇ〜〜 ってなるんですけど、カットインで ダンッ! と違う曲に流れるってのもアドレナリンがぶわっ!って出る感覚がしてすごい好きなんですよね。

【ブリュレ】からカットインでクルトンが来たときの衝撃。クルトン?!?!!?!みたいな我が耳を疑う感じ。最高だけど【クルトン】が来るとはまじで思わなかった。ガチンコ祭り!で自担が勝ち取った、愛おしいかわいいセンター曲(笑)。懐かしいなぁ。

衝撃、という点でいうと【モノグラム】もなかなかのものでした。うわ〜〜〜〜!!!モノグラムくるのか〜〜〜〜!!!みたいな大きめの衝撃があった。なぜクソ新規の私が衝撃を受けたのか理由はわからない(どーん)。でもpuzzleはすごい好きなんだよなぁ。

あとは【NOROSHI】〜【なぐりガキBEAT】を「ハッ!」で繋ぐのは目から鱗だった。"掛け声繋ぎ" って斬新すぎる。確かに両方「ハッ!」って言うなぁって、ここで気付く(笑)。

【Fight for the Eight】〜【前向きスクリーム!】のビートで繋いで「ヨッ!」で【前向きスクリーム!】に入るのも好き。

【浮世踊リビト】〜【Tokyo holic】の裏打ちからの裏打ちで繋ぐのも堪らなかった。かっこいいわ〜。裏打ちだいすきマン。

 

そして何より選曲ですよね。シングル表題曲だけじゃなく、アルバム収録曲やシングルのカップリングが沢山入っている。良いカップリング曲が沢山あるのに歌わないで有名な関ジャニ∞さん。ファンからしたらこのmixの選曲の痒いところに手が届いてる感がすごい。勝手に 〜〜〜 ラブソング多発ゾーン 〜〜〜 と名付けたゾーンがあるんですけど(?)【イッツ マイ ソウル】から【Snow White】のところ、ほら!!!関ジャニ∞めっちゃいいラブソングいっぱいあるんだよ!!!忘れがちだよ!!!良い曲いっぱいあるよ!!!歌わないの勿体無いよ!!!という気持ちを再確認できる(?)。でもそんな気持ちを少し昇華してもらえた気もする。mixの選曲は誰なんだろう?DJ和さんなのかな?そしたらもうDJ和さんはこちら側の人間だな?ってなる(こちら側とは)。

 

最後の方の選曲が、未来に向かって進んでる感じの曲が多いのも良い。初めてこのmixを聞いたとき、曲数が37/38の時点で【LIFE〜目の前の向こうへ〜】が流れて、最後の曲はなんだろう…?と私は考えていた。まだ出てないし、いろは節とかかな?って思ったんだけど甘かった。38/38で【今】が流れてきたときの そうか〜〜〜〜!そうだよな〜〜〜〜!(大の字)ってなる感じ。…これ1ミリも伝わらない可能性の方が高いとは思っているけれども、やっぱり伝わらないかな?!!?!?(焦り)

今、この瞬間に関ジャニ∞のCDを再生して、「未来を越える 今 今 今」と聞こえてくることの安心感ってあると思うんだ。振り返らないことへの信頼感ってあると思うんだ。でも決して未来にすがるわけでもなくて、「今」なんだって、そう歌う彼らの歌声が聞こえることの心強さ。こんなに心強いと思えるものはないな、と私は思った。「今」を重ねることでしか進めないから、それぞれが「今」を大切に抱えていていいんだと思う。どんな人のどんな「今」でも、それを重ねていけばいいんだと思う。きっと彼らもそうやって、それぞれが「今」頑張っているんだと思う。「今」を重ねている最中なんだと思う。

 

札幌ドームで "6人の関ジャニ∞" を見て私はどう思うのだろうか。以前そんなことを書いたけれど、それはまだわからない。「今」は全然わからない。でも、そんな「今」を重ねて、2018.7.15に札幌ドームに辿り着いた私が、そのときに決めればいい。正解も不正解もない。「今」はそう思っていよう、と思う。

札幌ドームでの彼らを見て、どういう感情を抱くのが正解…というか、どういう感情を抱けばこれからも "関ジャニ∞" と真摯に向き合っていけるのか、それもまだわからない。わからないけれど、「痛々しい」とは思いたくないなと、それだけはずっと心にある。"関ジャニ∞" として歩み続けることを選択した6人を見て、少しでも「痛々しい」と思ってしまったら、私は彼らと向き合うことを苦しいと思ってしまいそうで、とても怖い。でも彼らはプロだから。プロの "アイドル" だから。世間から "アイドルらしくない" と言われる彼らが、私にとってのスーパーアイドルだから。だから「今」はそんな彼らをしっかり信じていようと思う。そこは忘れずに心に置いておきたいと思う。

 

このmixを聞いて最後にはそんなことを思いました。

 

ツアー楽しみだなぁ。

でもやっぱり、歌番組でも何でもいいから、7人で歌う姿をもう一度見たい。もう一度だけ見たい。"最後のステージ" とか余計な文言はつけずに、ただ7人で歌う関ジャニ∞を見たいなぁ。

 

 

おわり

関ジャニ∞ベストアルバム『GR8EST』を手に入れました

 

やっほー!エイト担もらぶ担も生きてるー?私はしぶとく生きてるよー!!!(空元気)

 

ちなみになんですが、私はこのブログのタイトルにしている『ナイモノバカリ』を歌っている【NUBO】というバンドがすごく好きなんですけども!その【NUBO】からメンバーが1人脱退することが2018.5.13に発表されたよ!もう笑っちゃうでしょ!どうした世界!あっはっは!寂しくてもう笑うしかない!へらへらしちゃう!とりあえずみんな強く生きような!!!(どーーーん)

 

 

さてさて(切り替え)

2018.5.30に関ジャニ∞にとって2作目のベストアルバム『GR8EST』が発売となりました。デビュー8周年のときに出した『8EST』以来のベストアルバムですね。

 

『GR8EST』出すよ〜ってなったときは、まぁ、当たり前に7人でいると思っていた頃で、「ベストなの…?!来年じゃなくて今?!いくら2018年とはいえ今でいいの?!(笑)」と思っていたんですが、結果的には、うん、なんだか、今ベストアルバムが出ることに勝手に色んな意味を含めてしまいます。うん。でも、"今" でよかった。私はそう思っています。

 

通常盤は収録曲が同じということで、とりあえず【完全限定豪華版】【201∞限定版】を私はフラゲしました。通常盤は後々店頭で買おうと思ってます〜。

 

▽収録内容詳細 

www.infinity-r.jp

 

 

※以下、収録曲や映像について個人的な感想を述べますので、お読みになる際はその点をご了承下さい。

 

 

ということで、このアルバムは2012年9月に発売された『あおっぱな』から最新シングル『応答セヨ』までのベストです。が!!!!!

無責任ヒーロー jam with 東京スカパラダイスオーケストラ

ですよ!!!!!!!!!!(熱量)

あのスカパラさんとのセッション!!!!!編曲もレコーディングもしてくれた!!!!!Music Clipも一緒に撮ってくれた!!!!!もう最高にかっこいい!!!!!有り難い!!!!!

 

そして、大阪ロマネスク feat. 葉加瀬太郎さんですよ〜〜〜……ねぇ〜〜〜……はい〜〜〜……どこか哀愁を感じるようなストリングスから始まる大阪ロマネスク……そして渋谷すばるの歌声……ハァ〜〜〜〜〜……新しく本間昭光さんが編曲もして下さって……ありがとうございます……(躁鬱)

 

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【完全限定豪華版】にはDVDが2枚ついていて、収録曲22曲+8曲(TAKOYAKI in my heart、EJ☆コースター、CANDY MY LOVE byキャンジャニ、バッキバキ体操第一、Black of night、青春のすべて、今、Sweet Parade)のMusic Clipに加えて、このスカパラさんとの無責任ヒーローのMusic Clipとそのメイキングが入っています!!!!!!イェーイ!!!!!大阪ロマネスク feat. 葉加瀬太郎さんのMusic Clipとメイキングも入ってます……うぅ……イェーイ……うぅ……(躁鬱)

 

 

無責任ヒーロー jam with 東京スカパラダイスオーケストラ

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もう最高な匂いしかしないじゃないですか。そうなんですよ。最高なんですよ(語彙力)。

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めざましか何かでこのMusic Clipが取り上げられたときに、"デビュー当時は何も用意されなかった彼らは、今は何も用意しなくても良くなったんだね" というようなツイートがバズっているのを見かけましたが、本当にそうだなぁと思う。白ホリに和太鼓だけが置かれたスタジオで撮影した彼らのデビュー曲【浪花いろは節】のMV。そこから14年歩んできて、何もない殺風景で無機質なスタジオに立つ"7人の関ジャニ∞"。でもその手にはそれぞれ磨いてきた武器がある。そして、向かいには東京スカパラダイスオーケストラの皆さん。今の彼らには、彼らの音や歌声が繋いだ多くの人脈もある。

 

彼らは既存曲をパワーアップさせるのが上手いなぁと私は最近思うようになった。

 

【Heavenly  Psycho】や【BJ】が彼らの手で再録されたとき、私はイマイチその魅力を感じきれておらず、それぞれのスタンスがあるジャニオタがあえて触れずに大切にしている曲もあるのに挑戦的だなぁ〜…… 色んな意見があるだろうにあえて再録するのはなんでだろうなぁ〜…… と新規ながらに思っていた。

でも最近は、再録って生半可な気持ちじゃできないよな… と思うようになった。既存曲を再録するからにはパワーアップしなければならない。何かしらを高めて、より良いものにしなければならない。きっと退化は許されない。それをやる関ジャニ∞陣営、実はすごく強気なんじゃないか…?と思うようになった。

再録の【Heavenly  Psycho】も【BJ】も、聞く回数を重ねていく度に "いい曲だ…" と思うことが増えたし、この【無責任ヒーロー jam with 東京スカパラダイスオーケストラ】に関しては "再録" とはまた違って、良い意味でもはや "別物" であり、また新しい彼らの姿を見せてもらっているなぁと思う。

そして何より、楽器を触ってる彼らは本当にいい顔をする。"楽しい!" って溢れ出ている顔をする。と私は思っている(主観)。彼らが数えきれないほど歌ってきた【無責任ヒーロー】がこんな形で生まれ変わるなんて思ってなかったなぁ。本当に素敵だと思う。なんか、もう、言葉が追いつかないんですけれども(今更)。とにかくこのシンプルなMusic Clipが本当に素敵で。こんな未来にいるのが幸せだなぁって、"7人"でここまでこれて良かったなぁって思う。これを見れて良かった。本当に良かった。

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ついでに自担のかっこいいところも載せておきますね!!!!!(どさくさ)

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ハァーーーーー!!!!!素敵!!!!!

 

 

そしてもうひとつ。【大阪ロマネスク feat. 葉加瀬太郎

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今まで大阪の街がこんなに綺麗だと思ったことはなかったなぁ。彼らが下積み時代と言われるときを過ごした大阪。私には縁もゆかりもないその景色が、どこか懐かしく、とても綺麗に見える。すごく尊いものに見える。そんな力がこの曲にはあるように思う。

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今日も誰かがめぐり逢う 遥か遥か西の街

恋をするなら御堂筋から始まるのさ

雅なる物語

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君を追いかけどこへ行こう キタへ ミナミ戎橋

恋をもう一度御堂筋から始めたいよ

雅なる物語

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ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!とりあえず見て!!!!!聞いて!!!!!って感じ!!!!!(大の字)理由はわからないけど目から汁がポロポロこぼれ出たよイェーイ!

私は松竹座の彼らも、ツアーでアリーナを回る彼らも見たことはなくて。私が彼らを初めてこの目で見たのは2011年の東京ドームだった。そして初めてロマネを歌う彼らを見たのは、2012年の味の素スタジアムだった。野外のステージに現れたピンクの衣装を着た彼ら。すばるくんの「今日も誰かがめぐり逢う〜♪… 」という歌声を聞いた瞬間の感動を今も鮮明に覚えている。半券は失くしたけど(おい)スタジアムの上の方の席から見たその景色や、野外の空気を、私は今でも確かに覚えている。あの瞬間に観客がどよめき、静かに客席が高揚していく空気。あぁ、やっぱりこの曲は特別なんだなぁとすぐに感じ取れたあの空気。私はこれからも、きっと忘れない。関ジャニ∞渋谷すばるが スッ… と息を吸ってマイクを構え、大阪ロマネスクを歌い出したときのあの野外の空気を、私は絶対に忘れないよ。

そんなことを思い返した【大阪ロマネスク feat. 葉加瀬太郎でした。

きっと、おたく一人ひとりの心にあるロマネはそれぞれ違って、それぞれが大切にしているもので。でも何より、純粋にとてもいい楽曲だなぁ、なんて今更ながら思ったりする。また宝物みたいなロマネがひとつ増えた。ありがとう。最後にロマネを歌ってくれて、ありがとう。

 

 

そしてこの【GR8EST 完全限定豪華版】はLP盤サイズということで、レコードサイズなんですよね。でもまぁ厚みもあるのでTwitterでは "卒アル" と表現されていました(笑)。

 それを開いたらf:id:maeba310:20180531221130j:imageこんなデカイ家族写真が入ってるんですよ……。まじで何なの関ジャニ∞…… 何考えてんのインフィニティレコーズ……。(大の字)

 

あ、私の自担が膝に抱いている赤ちゃんは 2018.5.30生まれの「GR8EST BABY」ちゃんです(どーん)。

関ジャニ∞である7人の幼少期時代のお顔を足して出来た赤ちゃんです(どどーーーん)。

狂気の沙汰かよ… ってちゃんと思ってます。大丈夫です(?)。まぁ、なんかでも、家族なんだなぁって思う(???)。

 

しかしながら、こんなのはかわいいもので、狂気はまだまだ止まらない……。

 

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【GR8EST 201∞限定版】に収録されている【HALLO! GR8EST BABY!!】という特典映像。

これがまぁ〜〜〜〜やばい。

とりあえず自分が今まで 意味がわからない と思っていたレベルの500億倍くらい意味がわからない(?)。今まで色々と 狂気だな と思っていた特典はあったけれども、これはまじでレベルが違う(真顔)。

 

まず7色のおたまじゃくしが解き放たれる(もうこの時点で色々とアレ)。f:id:maeba310:20180531222951j:image

進んで行くおたまじゃくし。f:id:maeba310:20180531223020j:imagef:id:maeba310:20180531223036j:image

ベッドで飛び起きるまるちゃん……?!?!!f:id:maeba310:20180531223123j:image

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はい、全員おめでたです(狂気の沙汰)。

 

もうここで考えることはやめた(悟り)。

 

とりあえず全員顔がいい。パジャマかわいい。みんなでベッド並べて寝てるのかわいい。関ジャニ∞は顔が良くてかわいい。

 

みんなで産婦人科行って、何だかんだして1番に産気づく我が自担。ここから全員が産気づく。そして……f:id:maeba310:20180531223446j:image

キラキラキラキラ〜〜〜〜〜〜☆f:id:maeba310:20180531223620j:image

\ GR8EST BABYちゃん誕生!/f:id:maeba310:20180531223733j:image

 

 

と、いうことでね!はい!産まれましたね!おめでとうございます!やったー!(考えることをやめた人間の絵文字)

いやー、なかなかのやばさ。

結構端折っていますが、ここまで振り切られると清々しさまで感じる。メイキングもあるんですけど、彼ら大きなお腹さすりながら普通にその世界観で撮影してるんですよ。正気かな!?!!?!?!(笑)

 

でも、なんか、この狂気でさえも今だから何でもありだ!!!と思えるというか、だってすばるくんが事務所辞めるんだよ?!!!?!?もう何でもありじゃ!!!!!これくらい頭おかしくなきゃやってられねーぜ!!!!!イェーーーーーーーイ!!!!!!!みたいなところに着地しそうになる(情緒)。

そして再び私の情緒をぶんぶん振り回すスカパラさんとの無責任ヒーローと、葉加瀬太郎さんとの大阪ロマネスク(どーーーん)。ほんと関ジャニ∞陣営、こちらの情緒無視!!!!!なんなんだ!!!!!でも好きなんだよばかやろう!!!!!最高だ!!!!!(?)

 

そしてさらに私の情緒をかき乱すのが【GR8EST 201∞限定版】に収録されている関ジャニ∞ GR8EST non-stop mix by DJ和】です…!すごく好き!!!

しかし、このmixが好きすぎて3000字以上の文章を書いてしまったので別記事にしました(笑)

 

prismpower.hatenablog.com

 

とりあえず!7人で出す最後のベストアルバム!!!!!狂気じみていることは否めないが、無責任ヒーローも大阪ロマネスクも最高だ!!!!!mixも最高だ!!!!!だから!!!!!売れろ!!!!!!!!記念に1枚どうぞ!!!!!!!!!!

 

 

大好きな関ジャニ∞へ、今思うこと。

 

このはてブロという場所は、ただ個人的に、ただ個人的な幸福感を残しておきたくなって作った。なので基本的には 最高!幸せ! って思ったことを自分なりに言葉にしているけれど、今回は例外かもしれない。

 

でも、とりあえず、自分のなかで少しずつ整理が出来てきたのと、今後自分の感情がどう転ぶか予測が全くできないので、こんな現状を残しておくのもありなのかなと思って、はてブロのアプリを起動した。

 

あんなに「関ジャニ∞愛してる!Love-tuneも愛してる!幸せ!」と文面で叫んでいたアイツは生きているのだろうか… と、心配して下さった方がもしもいらっしゃれば(※そんな菩薩みたいな人はいないです)、しぶとくも三食きちんと食べて、きちんと布団に入って、仕事に行って、毎日を生きています、まだ半分くらい夢の中にいるようだけれど生きています、とここで伝えます。

 

もうお察しだと思うけれど、今回は関ジャニ∞のファンであり、横山担である私がとてつもなく個人的な、今思っていることを書きます。

 

 

 

 

 

2018年4月15日(日)

私は前日に合コンと呼ばれる飲み会に参加し、まぁ何の収穫もなく楽しく酒を飲み、某友人宅に泊まらせてもらっていた。この某友人、私が関ジャニ∞に転がり落ちる決め手となったコンサートに、YJ枠で取ったチケットを使って私を導いてくれた某NEWS担でもあり、一緒に渋谷の交差点を横断しているとき、森田くんを見つけて即座に引き返す動体視力の良さを発揮した某松松担でもある(同一人物)。

 

シャワーを借り、身支度をしているときに関ジャニ∞のFCメールが届いていることに気が付いた。同時に錦戸担の友人から メンタル崩壊中 というスタンプが連打されているLINEにも気が付いた。

 

【ファンの皆さまへ 大切なお知らせ】

 

メールを開くとこの文字が目に飛び込んできた。一気に胸騒ぎがした。

 

私:「ねぇ、エイトのFCから 大切なお知らせ ってメールが来てるんだけど。」

某友人:「えっ?!?!!?!!?」

私:「え、このパターン良くないやつ……?」

某友人:「それはたぶん良くないやつ……。」

 

もう、なんか、私たち何回こういう思いするん…?みたいな雰囲気になりながらも、私はひたすらに否定した。あとは某友人に対して、あなたは私のおたくとしての分岐点に何度居合わせるんだ…?と少し怖くなったりもした。

数日前からどっかの週刊誌が関ジャニ∞について記事を書いていたことは知ってはいたけれど、それはない、と否定した。私は本当に、本気で、心の底から、今の関ジャニ∞はファンが悲しくなるお知らせはしないと思っていた。本当に、本当に、そんなことありえないと、信じていた。誰か結婚するんじゃない?なんて言った。そうであれと思った。そうであってくれと思った。

 

 

 

 

 

でも、やっと繋がった Johnny's web では私の大好きな関ジャニ∞のメンバー7人が、それぞれの言葉で、" 関ジャニ∞が6人になること" について言及していた。

 

血の気が引いた。

一気に夢の中にいるような感覚に陥った。

なんだこれ?と思った。

でも、泣いちゃいけないと思った。

泣いたら本当になってしまう、と思った。

 

私が泣いても泣かなくても、もうそれは紛れもない事実で、どう足掻いても変えられない現実なのに、そう思った。たぶん受け入れられなかったんだと思う。全く受け入れられなかったんだと思う。

隣でiPhoneの画面を覗きながら自分のことのようにしょんぼりとしている某友人を差し置いて、私は「とりあえずスクショする。」と、おたくの性だけで意識を保っていた。

この日は約5年振りに会う別の友人とランチの約束をしていたので、"スイッチを入れてはいけない" という気持ちだけを強く持って、某友人宅を後にした。某友人は事故らないようにね、と見送ってくれた。

 

 

夜に自宅に帰り、私がリビングに入った瞬間に news ZERO で会見の映像が流れた。タイミングが良いのか悪いのかわからないが、そこで私は初めて会見を見た。テレビの前で正座をして、スーツに身を包んだ彼らを見た。ここにいない安田くんは自宅で背中を強打してドクターストップということを知り、そんなことがあるのか?と、信じられない事実が重なって、なんだか自分がどこの世界にいるのかわからなくなった。涙は出なかった。

テレビの中では、私の大好きな関ジャニ∞が、正装をして、何とも言えない表情をして、丁寧な言葉を紡いで、出来る限りの誠意を持って受け答えをしていた。夢を見ているみたいだった。ポロポロと泣きながら話す横山さんの姿を見ても、まだ涙はこぼれなかった。やっぱり夢を見ているみたいだった。でも 力を貸して下さい という横山さんの言葉が私の頭にこびりついた。

 

そして私はこの日のうちに、横山担の友人とともに、7月15日羽田発新千歳行きの飛行機のチケットを取った。関ジャニ∞が6人でステージに立つと決めた、ツアー初日の札幌ドームに行くために。きちんと関ジャニ∞のファンになってから約7年間、お金がない、月曜は休めない、セトリを知って入る方が好き、などと色んな理由をつけて散々後回しにしていた札幌ドームに行く決意をサクッとして、トントン拍子に飛行機と宿の手配をした。費用は約7万円。何も惜しくなかった。今年は公演日の次の日が祝日なのも私の決断を後押しした。神様に 行け! と言われている気がした。

 

なぜ北海道に行こうと思ったか。

それは自分ではない誰かに語られた関ジャニ∞の6人を、WSなどのテレビに取り上げられた映像の中の6人を、自分ではない何かを介した6人を理由にして、自分が何かを決めてしまうことが怖かったから。ステージに立つ6人を、まっさらな状態の自分の目で見たいと思ったから。そして、これからどう彼らを応援していくかという決断を、そのときの自分に託そうと思ったから。

だって、"6人の関ジャニ∞" を想像する力が今の私には無いから。"渋谷すばるがいない関ジャニ∞" を私は知らないから。"すばるくんのいないドームのステージに立つ横山さん"も見たことがないから。それを自分が受け入れられるかも、今はわからないから。

 

 

 

 

 

 

 

私はずっと、すばるくんは "関ジャニ∞の核" だと思っていた。

 

なのに、その彼がいなくなってしまう。

 

自担を含めて、他のメンバーの存在がどうこうではなく、私は "関ジャニ∞" においての "渋谷すばる" という存在は、関ジャニ∞というグループが構成されている要素の、全てに通ずる中心点のような、物語の起点であり終点であるような、うまく言えないけれどそんな存在だと思っていた。

 

メンバーそれぞれが、メンバーそれぞれを敬愛していることを基本として、6人は彼の唯一無二だと言われる歌声を、彼が関ジャニ∞として歌うことを、心から誇りにしていると私は認識していた。

 

私は彼の担当ではないし、たかが約7年しかファンをやっていないので、そんな私が色々語るのは良くないとわかっている。

でも私は彼の生き様というか、歌というブレないものを据えているまっすぐさだったり、ここ数年で彼が語ってきた "アイドル観" だったり、そういうものがすごく好きだった。本当にかっこいいと思っていた。いや、今も思っている。

彼は決して器用に立ち回るタイプではなくて、たまにこちらがヒヤヒヤするような危うさを持っていて、でもそれさえも魅力的に見えて、まっすぐで、本当にまっすぐで、ステージで歌う姿はとても生命力に溢れていて、本当にかっこいい男だなぁと常々思う。

でもそんな彼を1番かっこいいと思っているのは、1番尊敬しているのは、1番愛しているのは、きっと6人のメンバーなんだと思う。ファン以上に彼のファンで、他人なのに家族みたいで、ずっと苦楽を共にしてきて、アホみたいに一緒に笑い合ってきた6人のメンバーなんだと思う。7人全員が同じ首の後ろにホクロがある奇跡みたいなことに対して、彼が「やっぱり兄弟やねんて〜!」と嬉しそうに言い放った、その6人のメンバーなんだと思う。

 

私はそんな "7人の関ジャニ∞" が本当に大好きだった。本当に、本当に、大好きだった。彼らが笑い合っている姿を見るのが、本当に好きだった。彼らが音や歌声を重ね合って作る、彼らの音楽が本当に好きだった。彼らが一緒にいる姿が、彼らが同じ方向を見て進んで行く姿が、とにかく好きだった。色んな面で "アイドルらしくない" と表現される彼らが、プライドを持って "アイドル" として生きている、そんな姿が大好きで仕方がなかった。

7人のその逞ましい姿に、私は沢山の希望を抱いた。沢山の夢を重ねた。やっぱり私は、7人の関ジャニ∞に対して "アイドルが自らの声と音で作り上げる音楽" という点で、頂点に立ってほしいと、彼らならそこに立てると、信じていた。そうあってほしいと思っていた。

 

きっと7人でそこまで登り詰めるんだと、勝手に、無責任に、私は信じてしまっていた。

 

彼らのファンである自分の夢を、勝手に、無責任に、彼らにのせてしまっていた。

 

 

 

 

きっと、私が "7人の関ジャニ∞" に抱いていたその夢や希望は、はっきり言って、今は遠ざかったのだと思う。

でも、今の私は "6人の関ジャニ∞" で創る未来を見てみたい、と思う。"関ジャニ∞" が見せてくれる夢の形が変わっても、彼らが見せてくれる希望を見てみたい、と思う。"関ジャニ∞" という、私が愛を叫ぶ対象を残してくれてありがとう、と思う。全てを終わりにせず、前進することを選んでくれてありがとう、と思う。そうやって、今在る幸せを掬い上げたい、と思う。

 

涙をこぼしながら「この日が来て欲しくなかった」と話す横山さんの顔が忘れられない。"渋谷すばる" と21年間一緒に踏ん張って来た "横山裕(侯隆)" がまっすぐに話した、ひとつひとつの言葉が頭に何度も蘇る。

「すばるが辞めた関ジャニ∞というのが想像できなかった」、「すばるが こいつめんどくさいなぁ って思うくらい引き止めた」と言う横山さんが、「下を向いてちゃいけないなと思った」、「すばるに負けないよう、全力で前を向いて突っ走っていく」と宣言した。「お力を貸して頂ければ幸いです」と言った。自担がこんなにもまっすぐな言葉を紡ぐならば、他に何も理由はいらないなと思った。私は出来るだけ彼らの力になりたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、これは、私の精一杯の、ただの強がりでもあります。

 

本当は、7人でずっと、ずっと、一緒にいて欲しかった。

"関ジャニ∞渋谷すばる" の魂が揺れるような歌声を、これからもずっと聞いていたかった。

横山さんが手にしたトランペットという武器の音色を、友達として、一緒に歩むメンバーとして、これからもずっと近くで、嬉しそうに聞いていて欲しかった。

幼馴染と表現できる友達同士で、入所から21年間一緒に歩んできた村上くんが鍵盤を弾く姿を、まっすぐに見守る彼が好きだった。

ステージの上でベースを弾く丸山くんと嬉しそうに目を合わせてブルースハープを吹く彼をまだまだ見ていたかった。

安田くんの作詞作曲した、少し難解であるように思えるような曲を一発でレコーディングしてしまう彼が好きだった。

錦戸くんが彼に向ける昔から変わらない敬意を持った目線と、そんな錦戸くんを見る少しお兄さんな彼の目線が交じり合う瞬間が、私は好きだった。

技術とかそういうものを超えて、大倉くんのドラムが好きだと何度も何度も言う彼が好きだった。

 

まだまだ一緒にいて欲しかった。まだまだ、7人で一緒に音を合わせて、声を合わせて、ひとつの音楽を作っていて欲しかった。

 

まだまだ、たわいもないことで、ゲラゲラと7人で笑い合っていて欲しかった。MCで毎回のように、メンバーのうち誰か1人は笑い転げて立ち上がれなくなるような、そんな彼らを、まだまだ見ていたかった。

 

彼らがジジイになってもメンバーカラーでお互いを呼び合い、紫のことはナスと呼び、7色のつなぎを着て、∞レンジャーでコントをする姿を見る未来が欲しかった。

 

 

 

 

 

 

でも、そんな未来は、現実になることなく、今は私の幻想になってしまった。

 

月曜日は幸か不幸か、私は仕事が休みだった。

浅い眠りから覚めて、ボーッとテレビを眺めていた。ひとつのWSにつき一度は必ず彼らの会見が流れる。世間はそんなに関ジャニ∞のことを取り上げてくれるのか、と思った。まだまだ、私は夢の中にいるようだった。

ノンストップ!でも会見の映像が流れ、前回のツアー映像も流れた。でも三馬鹿と呼ばれる横山・渋谷・村上のユニットの映像を流しているWSを見たのは初めてだった。

入所から21年間、苦楽を共にしてきた同級生である彼ら。そんな彼らが前作のアルバムで初めてユニットを組んだ。作曲はすばるくん、歌詞は3人で書いた。ドームではバックのモニターに過去の3人の写真をスライドショーのように映し、最後は昔と同じ構図でキックボードに乗った彼らの写真が映し出された。

曲名は【Answer】。

 

それを見た瞬間に、私の中で無意識のうちに堰き止められていたものが一気に流れ出た。リビングで嗚咽して泣いた。大人になってから、私は声を上げて泣いたことがあっただろうか。昨日から一滴も涙をこぼさなかったのに、もう涙が止まらなかった。こうやってステージに並ぶ姿をもう見れないのかと思うと、寂しくて、寂しくて、堪らなかった。

今までずっと一緒に、ずっと隣で、お互いを見てきた彼らが、これから別の道を歩むんだと、離れ離れになってしまうんだと、やっと理解したのかもしれない。

 

そこから私は、家にある関ジャニ∞が載った過去の雑誌、ツアーのパンフレット、すばるくんが1人のアーティスト・俳優としてインタビューに答えた雑誌、出来る限りのすばるくんが発した言葉を読み漁った。

そして泣いた。朝から晩まで泣いた。ひたすら泣いた。悔しかった。やるせなかった。切なかった。悲しかった。寂しかった。

こんなにも "関ジャニ∞渋谷すばる" として、"アイドル" として、力強い言葉を残していた彼が、メンバーと一緒に夢を見ることよりも、他の夢を見つけてしまったんだと理解して、絶望すら感じた。

もしかしたら、すばるくんは、その力強い言葉たちに 言霊 をのせて、自分が思っている以上に、"アイドル" でいることを自分自身に強いてしまっていたのかな、とも思った。

 でも、その言葉たちで未来を信じさせてくれたこと、4月15日11:03に7人の言葉を見る瞬間まで、"関ジャニ∞" は7人でずっと一緒にいるんだと私は信じて疑わなかったこと、きっと彼らの歩んできた道のりには、今まで一瞬も嘘は無かったと思えること、それはすごく幸せなことなんだろうと悟った。でもそれと同時に、だからこそ今の状況がすごく受け入れ難かった。どうしようもないやるせなさと、巨大な寂しさに飲み込まれてしまいそうだった。

 

それでも今、向き合うしかないと思った。大好きな関ジャニ∞を心の深いところに閉じ込めて、もう思い出さないように生きていくなんて出来ないと思ったから。私はこうやって無理にでも現実に向き合って、"関ジャニ∞渋谷すばる" はもう少しで過去になってしまうんだと、自分の心と頭に叩き込まないと、私は "関ジャニ∞" と向き合うことをやめてしまうと思ったから。これが私なりの、 "関ジャニ∞" への誠意を込めた向き合い方だった。今の私なりの、大好きで仕方がない"関ジャニ∞" へ、精一杯愛を叫ぶための荒治療だった。

 

 

私は関ジャニ∞が、大好きです。

きっと、これからもずっと、大好きです。

全員が不器用なほどにまっすぐで、他人なのに家族みたいで、時には友達で、一緒にいればいつだって楽しそうな、彼らが大好きです。

 

また、きっと、私は "関ジャニ∞" に夢を見ると思います。

私はきちんとファンになる数年前、初めて "関ジャニ∞" のライブDVDを見た15歳のとき、彼らがいつか、この形でなくなってしまうのなら、終わりが来てしまうのなら、彼らを好きになりたくないと思ったのです。

それでも、私は "関ジャニ∞" に今まで沢山の夢を見ました。

でも、またいつか、こうやって、寂しくなるのかもしれません。

でも、それはそれでいいです。

不器用でもまっすぐに生きる彼らが、今の私にとっての、唯一無二の "アイドル" だからです。

 

 

よこやまさん、ひなちゃん、まるちゃん、やすくん、りょうちゃん、おおくらくん。どうか気を張りすぎないで、もたれ合って、"6人の関ジャニ∞" として、また一歩一歩、進んで行ってください。これからも "関ジャニ∞" として、進むことを選んでくれて、本当に感謝しています。

 

そして、すばるくん。

すばるくんの歌には、人の魂を揺らす力があると私は信じています。これからも、私はあなたの歌を信じると思います。

すばるくんが私たちファンへ名付けてくれた《 eighter 》という名前、実はなんだか気恥ずかしくて使えていませんでした。今もその気恥ずかしさは変わらないけれど、もっとその名前を口にしておけば良かったかなぁなんて思っています。すばるくんがここにいてくれる限られた時間の中で、すばるくんがくれたその名前を出来るだけ名乗ってみようかな、と思います。

すばるくんは2018年でジャニーズ事務所を辞めてしまうけれど、私は概念として、"関ジャニ∞" は7人だし、もっと言えば8人であるとも思っています。これは思想の自由なので、誰にも侵害されることなく、私は心の大切なところに置いておくと決めています。

 

 

どうか、彼らが生きる世界が、出来るだけ優しくありますように。彼らが出来るだけ笑っていられますように。

 

 

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これから、すばるくんが関ジャニ∞でいてくれる時間を、私の大好きな7人が一緒にいれる時間を、私なりに大切に過ごしたいと思う。

 

関ジャニ∞、愛してるよー。

 

 

 

今日はスバラジを聞く!

また、何か、残しておきたいと思った気持ちがあったらここに書きなぐるかもしれません。

 

 

まとまりの無い長文、失礼致しました。

彼らが、ファンである多くの人が、無理せず、気を楽にして、自分を大切にして、前に進むことが出来ればいいな、と思います。

Love-tuneに愛を叫んだ日【ジャニーズJr.祭り3/25昼】

 

2018年3月25日、ジャニーズJr.祭りのユニット別単独公演でLove-tuneが7人だけで横浜アリーナに立った。

この日の私は、こうやってLove-tuneの姿を見れる今がとても幸せだなぁと思い、彼らと約15,000人の観客と一緒に【Dream on】を歌いながら少し泣いた。

 

 

 

2月には大阪城ホールで合同公演が行われていたが、私はそこに足を運べずだったので、この日の前日である3月24日に行われた合同公演が私にとって2018年初めてのジャニーズJr.祭りだった。

合同公演は各ユニットが今まで培ってきたものやオリジナル曲で殴り合いながらも、ユニットという垣根を越えて、同じ時間軸を過ごしてきた彼らの温かい雰囲気も持ち合わせているような、色々な側面から幸福感を感じられるシンプルに楽しい公演であった。

 

強いて言えば、合同公演で歌われた関ジャニ∞の楽曲が【キングオブ男!】→【ズッコケ男道】の2曲であり、ジャニーズJr.である彼らが上裸体で腕立て伏せをしてから腕相撲対決を行い、その後上裸体のまま外周を歩くという、本家もびっくりのトンチキコーナーだったことが少しだけ悲しかった…(笑)。でもまぁ慣れっこといえば慣れっこなので、Love-tune単独ではかっこいいエイト曲もお願いします…!という念を込めて、この日は横アリを後にした。

 

 

 

 

そして迎えた翌日、3月25日。ジャニーズJr.祭りLove-tune単独公演。

 

【セットリスト】

《OP映像・ナレーション》

CALL

言葉よりも大切なもの

T.W.L ★

Crystal Sky

 Masterpiece ★

MU-CHU-DE 恋してる

〜〜 Loveメドレー 〜〜

ずっとLOVE

愛を叫べ

LOVE YOU ONLY

君にHITOMEBORE

おーさか☆愛・EYE・哀

アイアイ傘

愛ingーアイシテルー

Love so sweet

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 This is Love Song

《直筆メッセージ・映像》

烈火

Triangle

《モロササイズ》

前向きスクリーム! ★

《MC》

侍唄(さなもろはぎ)★

One Love(らんれお)

Yes!(みゅうたろう)

Dye D? ★

PARTY MANIACS

僕らのこたえ〜Here We Go〜

Superman(新オリ曲)

《映像・ナレーション》

SHE SAID…

NO WAY OUT

象 ★

《挨拶》

Dream on

〜〜 アンコール 〜〜

レッツゴー‼︎

SEVEN COLORS

SHAKE

 CALL

〜〜 Wアンコール 〜〜

 Superman(新オリ曲)

 

※★は関ジャニ∞の楽曲

 

 

開演と同時に暗転、オルゴール音が流れ始めた。モニターには宇宙空間のようなキラキラした映像が流れ、「僕の夢はスーパーマンになること。でも僕の夢をみんな笑うんだ…。(※ニュアンス)」という子どもの声のようなナレーションが流れた。

まずユニット単独公演において、映像やナレーションを含めた、設定ゴリゴリな演出があることに驚きを隠せなかった。 この時点では 何が始まるの…? という動揺が大きかったと思う。

 そこからLove-tuneのライブは少年が夢を叶えるために "喜怒哀楽" を学ぶ というコンセプトで公演が進んでいく。

 

メインステージのマンションの枠がメンバーカラーに光り、1人ずつそこから登場したLove-tune。2017年夏のEXでのアメディスでの登場を思い出させるようでもあった。でもここはEXシアターではない。横浜アリーナで約15,000人の観客が彼らの登場を待っていたのだ。

そこから安井くんの「行くぜ横浜!!!!!」の叫び声と、彼らが "はかいこうせん" と呼ぶ初めてのオリジナル曲【CALL】でLove-tune公演の幕が開けた。

 

 

 

序盤セトリ3曲目に登場した【T.W.L】。

2017年夏のEXから彼らが客席に声を出させるタイミングで披露してくれている楽曲である。

正直、当初は「あっあ〜♪あ〜ああ〜あ〜♪」と歌うことに抵抗というか、とりあえずJr.担キーが高え…(※声低い芸人)みたいなこともあったし、本家はこの曲でタオルをブンブン回すのにLove-tuneは【T.W.L】でタオルは回さず他で回すのね…みたいなのもあったし、「どーもこーもないよー!」は数少ない自担のパートだからレスポンスとしてここで声を出すなんて…みたいなのもあった(多重苦)。←

でも今の私には、もうそんな抵抗は一切ない。キーが高え…と思えば低いキーで歌うし、こっちからこっち!と安井くんが上手・下手で分けて声を出させるならそれに従って楽しく歌うし、タオルじゃなくてペンライトを振るし、諸星くんが「調子どーよ?!」と歌えば「どーもこーもないよーーー!!!」と叫ぶ。

楽しい。すごく楽しい。この広い会場に一体感を持たせながら、客席を温めることに【T.W.L】が選ばれていることが嬉しいなぁと、EXよりもZeppよりも広い横浜アリーナを見渡しながら思った。【T.W.L】という楽曲に、関ジャニ∞とは違う命を吹き込んでくれてありがとう。

 

 

セトリ5曲目【Masterpiece】。

イントロを聴いた瞬間に「本家よりかっこいいやつ来ました〜〜!!!(ガッツポーズ)」と叫んだ(失礼)。

あまり踊らないと言われる関ジャニ∞の中でも "踊る" に位置付けされている楽曲である【Masterpiece】。本家だってかっこいいんです。そしてマスピにも象にも言えるんですけど "やすばパート"というものがあります。渋谷すばる安田章大=やすば という言葉では表現できない、もはや概念みたいな思想がある(?)。そこをLove-tuneはもれなく萩安で歌ってくれる。やすば も 萩安 も該当担ではないので漠然とした印象でしかないんですけど、なんとなく似た波長を感じます(※主観)。

Love-tuneの【Masterpiece】は、とりあえずゴリッゴリに踊る。何においても私はきっとゴリッゴリが好きなんだと思う(※治安)。【Crystal Sky】→【Masterpiece】のゴリッゴリなLove-tune、だいすきだった。

 

 

《モロササイズ》ではメンバーが次々とミュージカル風に歌い始める展開に既視感を抱きながらも(※8EST ∞レンジャーの白雪さん)沢山笑わせてもらい、手つなぎ文化の中で生きている私(とエイト担の友人)は何の抵抗もなく隣の人と手を繋ぎ、モロササイズを踊った。

手つなぎの要請に関して感じることは人それぞれあるのだと思うが、今回の横アリでは《モロササイズ》の振り付けのひとつということで、抵抗感は軽減されたのかな〜とも思うし、何より "彼らの見たい景色に加担しよう" というらぶ担の健気さみたいなものがあるように感じた。

自分で言うのかよ(笑)って感じかもしれないけど、私は "手つなぎに抵抗ない民" として周りを見てそう思ったのだ。別に隣の人がどんな人であろうとLove-tuneを好きなことには変わりない。そして全員の目線の先にはLove-tuneの7人が楽しそうにセンターステージに立っている。そして彼らが様々なことを考え、意図を持って私たちに手を繋いで欲しいと言うならばそれに協力する。該当ユニ担の驕りだと言われてしまいそうだけれど、そういう彼らとファンの信頼関係のような相互的な力が働く瞬間を見た気がしたのだ。それが良いか悪いか、素敵か素敵じゃないかは置いておいて、7人と観客全員でこの景色を作るんだなぁと改めて感じた。

そこから【前向きスクリーム!】が流れ、7人と観客でタオルを回した。今回のタオルは前向きか!と想像してなかったことに驚きながらも、私はタオルを忘れたのでトトロのタオルハンカチを回した(ポンコツ)。

【前向きスクリーム!】もLove-tuneは過去にZeppで歌ってくれている。客席と一緒に盛り上がる曲としてセトリに組み込んでくれて、Zeppでは大きなバルーンを客席に投げ込んでいた。そして今回の【前向きスクリーム!】はタオル。いつも少しずつ違う景色を見せてくれる。

【前向きスクリーム!】って意味わからないくらいポジティブで、ただ馬鹿騒ぎしかしてない曲だと思いきや、中には熱い歌詞もある。「さぁ皆の者熱くなれ 現代(いま)に輝く星となれ」「我が人生旅 お祭り大騒ぎ 良いも悪いも越えて」「ピンチだって見ようによっちゃチャンスかもよ」そして数え切れないほど出てくる「前向き!前向き!」

外周を歩きながらタオルを回して、観客に「前向き!前向き!」と笑顔で歌っている彼らに、なんだか ありがとう と言いたくなった。

 

 

その後MCとなり、その終盤で「萩ちゃんが新しい楽器を始めたんだよー!」とぞろぞろと7人がメインステージ下手に移動し始め、萩谷くんが スティールパン を叩いた。

綺麗な音色が横浜アリーナに響き、目を閉じて頷きながらその音を聞いている森田くんがすごく可愛かった(やっと自担の話)。

森田くんが捌けたなぁと思って萩谷くんの方を再び見ると、諸星くんがサックスを、真田くんがギターを手にしていた。

萩谷くんが再び スティールパン を叩く。そのメロディーを聞いているうちに【侍唄(さむらいソング)】だと気づき、私は隣のエイト担の友人と腕を掴みあって顔を見合わせた。

最近の関ジャニ∞が大事そうに歌う【侍唄】。私はシングル・奇跡の人 の特典についているメトロック映像の中で、この【侍唄】を歌い奏でる関ジャニ∞を見て泣いた(情緒)。「おかえりって キミが笑うから どの時代も越えていけるよ」とアウェーの野外フェスのステージで歌う関ジャニ∞に、勝手ながら愛を感じてしまったのだ。

そんな温かい楽曲である【侍唄】を歌ってくれる事務所の後輩がいるんですか…?いるんですね…?という動揺と有り難さで胸がいっぱいになってしまった。

関ジャニ∞のweb連載である ∞レンジャー(毎週木曜日更新)で、横山さんが2018年3月15日にLove-tuneの萩谷君とレッスンスタジオで会い、少し喋りましたよ。  凄いね。  頑張ってね。』と書いていた。この日この記事を読んだ私は鳥肌が止まらなくなり、とりあえず神に感謝した(合掌)。自担が自ユニのメンバーと話し、それをwebにわざわざ書いてくれたという事象に双方への愛が爆発した。

そのことが横浜アリーナで聞く【侍唄】とともに思い出され、気がついたら「はぎちゃん愛してる…!!!」と口から溢れ出ていた。

"愛してる" なんてザ☆日本人の私は今まで口にしたことがあっただろうか(反語)。普通に生きていて早々 "愛してる" だなんて言葉は出てこないだろう。でもこの瞬間の私は、頭で考えるより先に「愛してる…!!!」という言葉が口から出てきてしまったのだ。

【侍唄】で気持ち良さそうにギターを弾く真田くんも愛してた。本家は安田くんが弾くギターソロのメロディーを、流暢にサックスで吹く諸星くんも愛してた。

ここで気がついたけれど、私はLove-tuneを愛していた(重い)。でも他に言葉が見つからなくて、ここから私は度々Love-tuneに愛を叫んだ(物理的)。

 

 

その次に顕嵐くんと長妻くんが現れた。メンカラスーツで花束を抱える2人はかわいかった。しかし、その時点でみゅうたろうを察した私は頭を抱えたのだった。

みゅうたろうさんの【Yes!】に関しては、おたくの需要を手のひらで転がすような最強ビジネスタッグが垣間見れた気がして、最高だった(語彙力)。私のだいすきなみゅうたろうさんだった。600人しか見ることのできなかった幻の【Yes!】。それを横浜アリーナのメインステージで、白シーツに見立てたような大きな白い布に、上裸で包まって披露するみゅうたろうさん。私は横アリでYes!処女を捨てました。ありがとうございました(礼)。

 

そこからみゅうたろうさんが引き上げた白い布が下りた瞬間に、黒いマントを羽織って現れた萩谷くんが【Dye D ?】を歌い始めた。私はその瞬間に「あーーー!!!!!はぎちゃん愛してるーーー!!!!!」と【侍唄】のときとは比にならないくらいの声量で叫びながら両手を上げた(迷惑)。

もう愛が止まらなかった(言い方)。Zeppでまさかのまさかで披露された【Dye D?】を、再び横浜アリーナで7人が歌っていた。嬉しかった。この大きな会場で、一回きりの単独公演で、彼らがまた【Dye D?】を選んでくれたことが嬉しかったし、会場がキャー!と沸き立っていることも嬉しかったし、一緒に入ったエイト担の友人に見てもらうことができたことも私はすごく嬉しかった。

 

 

そして公演は進み、安井くんの「まだ 喜 の感情は味わってないよね…?そんなみんなが喜ぶプレゼントです…聞いてください、新曲【Superman】…。(※ニュアンス)」で始まる新オリジナル曲【Superman】。OPの "僕の夢はスーパーマンになること" のナレーションがここに繋がり、"喜怒哀楽" の中の喜びを新曲のプレゼントとして表現するLove-tune。天才的に愛おしすぎた(大の字)。

なんか、どこがどうとか難しいことは言えないけど、【Superman】は初聴きでだいすきだった。ビリビリするくらいの熱量を持った【CALL】や【烈火】、綺麗なキラキラした感情を凝縮したような【This is Love Song】。

そのどれとも違う、なんだかLove-tuneが私たちと同じ高さに下りてきてくれたような感覚になれる曲だった。プリンセスシリーズでいうとラプンツェルのユージーンのような(?)アナ雪のクリストフのような(?)、辛いときに笑顔で手を差し伸べてくれるような曲だった。

 

 『 おしゃれなファッションに着替えちゃって 今夜くらい踊りませんか? 空にはちょっと飛べないけど for you I'll be there. 』

『 I feel like a  superman. 』

『 悲しみなんて脱ぎ捨てちゃって 今夜くらいは歌いませんか? テレパシーちょっと使えないけど for you I'll be there. 』

 

代わり映えしない毎日からおしゃれな服を着て今夜くらい踊ろうよ、辛いことは脱ぎ捨てて今夜くらいは歌おうよ って "着る" "脱ぐ" の対比もおしゃれだな〜と思ったし、ライブに来るときのおたくの心情のそれじゃん!って嬉しくなってしまった。そして彼らは 空も飛べないしテレパシーも使えないけど と謙遜しながらも、あなたの為にそこに行くよ、スーパーマンみたいでしょ って歌って踊る。

いやもう、君たちはスーパーマンだよ!!!!!(大声)

愛おしい。本当に愛おしい。覚えやすいサビも振り付けも、それをメンカラの衣装を着て笑顔で歌い踊る彼らもだいすきだった。

 

新曲を歌い終え、奈落に飛び込む7人。再び映像とナレーションが流れる。ナレーションの最後に「夢を諦めない」でメンバーの声が重なり、バンドセットとともに現れるLove-tuneは、とても強かった。彼らの "夢" と一緒に楽器を携えているその姿が、私のもうひとつのだいすきな7人とも重なった。

 

 

ライブも終盤に差し掛かり、横浜アリーナに象の鳴き声が響き渡った。これがLove-tune【象】の合図だ。象の鳴き声を聞いた瞬間、私は再びLove-tuneに愛を叫んだ。私の口から出た言葉はやはり「あ゛ーーー!!!!!愛してるーーー!!!!!」だった(騒がしい)。

Love-tuneZeppで披露した【象】。私にとってとても思い出深い曲となった【象】。Love-tune横浜アリーナでも魂を削るように、自分たちの全てを出し切るように、楽器を搔き鳴らして、声を振り絞って、【象】をやってくれた。きっと彼らが歌い奏でる【象】にも、関ジャニ∞とは違う命が吹き込まれている。そう思える熱量が毎回ステージから伝わってくる。そんな7人の熱量を感じながら、幸せだなぁと思った。やっぱり私は関ジャニ∞Love-tuneも、だいすきなんだよなぁと思った。【象】という生粋のバンド曲を大音量で聴きながら、それと相反するような穏やかな幸せを私は噛み締めた。

 

 

そして挨拶が入り、らじらー!で安井くんが予告していた【Dream on】が流れた。「お〜おっお〜お〜お〜♪」と約15,000人で歌う【Dream on】。あぁこんなにも幸せな時間が、空間が終わってしまうのか…と寂しさを感じながら、ほんの小1時間前に「横アリ広いね〜!」と言った彼らの姿、みんなで手を繋いだ客席やペンライトを消して真っ暗になった客席、そして笑顔で外周を走り回る彼ら7人の姿を思い出して、また素敵な景色を見せてもらったんだなぁと胸が熱くなった。私は公演中に泣くことって滅多にないのだけれど、このときはメインステージにいる彼らの姿を双眼鏡でのぞきながら、少し泣いた。ここにいれて、7人だけで横浜アリーナのステージに立つ彼らを見れて、幸せだなぁと思って少し泣けてしまった。

 

そしてラスト、「俺たちと!みんなで!Love-tune!!!」で銀テープが飛んだ。横浜アリーナで "Love-tune"のロゴと日付が入った銀テープが飛んだ。それに対して「銀テープおまたせ♡」と言った安井くん。他担ながらちょっとグッときてしまった。

アンコールでは聞きたいなぁと思っていた【SEVEN  COLORS】も聞けた。さなシェイク♪のかわいらしい7人も見れた。もう一度【CALL】も聞けた。そしてWアンコールで再び新曲の【Superman】も聞けた。

Wアンコールで出てきたとき、森田くんが「これって現実なのかなぁ…?」的なことをぼそっと言ったのが聞こえて、私は咄嗟に一生懸命ペンライトを振った。現実だよ!7人が作った幸せな空間だよ!楽しかったよ!だいすきだよ!って伝えたいと思った。森田くんに届くように愛を叫びたいと思った。

 

最後の【Superman】曲中にセンターステージに集まるLove-tune。でも森田くんは下手側の外周でニコニコとお客さんを煽っていて気付かない(かわいい)。みんなに みゅーと!みゅーと! と呼ばれ、お客さんにも あっち!集まってる! と心配されて、ようやく気付く森田くん(笑)。

一瞬、外周から客席を突っ切ってセンターステージに行こうとも考えたようで、声は一切出さずに表情だけが焦っていた(笑)。「?!??!!?……!!!」みたいな顔で目をまん丸にしていた(かわいい)。外周を全力で走り抜け、センターステージにいるメンバーのところに飛び込む森田くん(かわいい)。 

そのLove-tuneの姿を見て、今の森田くんの幸せの形はここにあって欲しいなぁ…と思ってしまった。

 部活みたいに一緒に何かを作り上げて、一緒にご飯を食べて、一緒にシャワーを浴びて、一緒に同じステージに立って、一緒に同じ景色を見る仲間がいること。"戦友" と呼べる6人の仲間がいること。それを森田くんの幸せだと決めつける権利はおたくにはないけれど、これがずっと続けばいいのになぁ…と勝手に浅はかなことを願ってしまった。

やっぱり私は出来るだけ長く、Love-tuneの7人を見ていたいのだと思う。どこまで彼らが一緒に歩んでいけるかはわからないけれど、彼らの夢がどこにあるか私にはわからないけれど、出来るだけ沢山のステージに立って、出来るだけ彼らに、そして森田くんに輝き続けて欲しい。

 

 

私はZeppで自軍のベーシストであるまるちゃんと同じ空間でLove-tuneを見て、ようやくLove-tune担でいる覚悟をした。それまでは勝手に沢山の余計なものまで抱えて、Love-tuneに愛を叫べていなかった。

でも今こうやって私はLove-tuneに愛を叫んでいる。そんな今がすごく幸せである。

ここで愛を叫ぶことは自己満足にすぎないし、思考の整理でしかないけれど、私は雑誌やテレビに取り上げてもらったらお礼のメッセージを送る。必要だと思う要望を出す。twitter等の公式アカウントが出す情報にはRTとfavで反応をする。個人やユニットのグッズがあれば自分に可能な範囲で購入する。そうやって自分に出来ることで、Love-tuneに、森田美勇人くんに、愛を叫んでいこうと思う。私はマメなおたくになるんだ(決意)。

これは決して "Love-tuneの為" なんて大袈裟なものではなくて、"私がLove-tuneを、森田美勇人くんを出来るだけ長く、出来るだけ多く見る為" にやることである。自分がまた彼らに愛を叫ぶ為に、日々の中で私は愛を叫び続けようと思う。ジャニーズJr.祭りLove-tune単独公演はそれを改めて決心した日でもあった。

 

 

森田美勇人くん。そしてLove-tune。またひとつ素敵な景色を見せてくれてありがとう。2018年3月25日、横浜アリーナで見た景色を私は忘れない。Love-tuneの名前が刻まれた銀テープは宝物にする。

 

Love-tune~~!!!愛してるよ〜〜!!!

 

 

以上、関ジャニ∞担兼Love-tune担の掛け持ちおたくが横浜アリーナで愛を叫んだ話でした。