ナイモノバカリ

誰かと同じことを支えに 誰とも違うことを誇りに

「毎日不安です」

 

 

これは私がジャニーズJr.である森田美勇人くんを応援しよう、と腹を括るきっかけとなった彼の言葉です。(突然)

 

ということで、今回は森田くんに落っこちる私の思い出話をしま〜〜す!誰も興味はないのは承知で置いておきま〜〜す!(2回目)

 

 

 

 

遡ること、2013年ごろ(曖昧)私は初めてこの目で森田美勇人くんを見ました。

 

渋谷の109前の交差点で(どーーーん)

 

 

(時系列で書くとやはりここがあってなので、日本昔ばなしだと思って許して下さい…)

 

 

ちなみにこのときも某NEWS担の友人と一緒だった。*1

友人はこの頃すでにジャニーズJr.を愛でていて(掘り下げていないので詳細は不明)、大学でも彼女が同志たちとジャニーズJr.の話をしているのは私も把握はしていた。それを聞いては「いや、Jr.はだめでしょ(笑)」と自分からジャニーズJr.を遠ざけていた私。とりあえず発言が語弊しかない最低具合なのでぶん殴ります(拳)

 

北関東民の私たちは、たまにトーキョー行こうぜ〜〜!と電車で2時間弱かけて原宿や渋谷に買い物に行くという、日帰り旅行のようなことをする訳で(田舎民)この日もそんな感じで渋谷にいた。

他愛もない話をしながら交差点の横断歩道を歩いていると、隣を歩いているはずの友人が突然消えた。

「(…え???どこいった???)」

と、とりあえず驚きながらも周りを見渡すと、彼女は踵を返して、今私たちが歩いてきた道を引き返していた。(驚愕)

 

状況が飲み込めず「…え?何?どういうこと?何してるの?」と動揺しながら彼女を追うと、「ごめん、本当ごめん、ちょっと…ごめん!」と彼女は小声で謝る。しかし彼女の足は止まらない。

 

what happened ????? (大混乱)

 

彼女を追う足を早め、追いついてから事情を聞く。(尚、来た道を引き返し続けている)彼女が突然Uターンした理由は「Jr.がいる…」とのことだった。あ〜〜そういうことね〜〜びっくりした〜〜と状況を飲み込み、「話しかけたらいいダメかな…」とドギマギしながら葛藤している彼女に、「失礼なことしなければ大丈夫じゃない?いってきなよー」とひたすら無責任な発言をした。(果てしなく他人事)

 

そんな押し問答をしている間に、大きな交差点の通りから細めの通りになり、そこでひとりの女の子が、背が高くてスラっとしている茶髪の青年に話しかけて最後に握手をしてもらっているのを目撃。そんな様子に後押しされ、私が少し離れたところから見守る中、友人もその青年に「森田美勇人くんですか…?」と声をかけた。

 

 

はい、森田美勇人くんでした。

 

 

その背の高いスラっとした茶髪の青年は、ペコペコ頭を下げながら、友人に対して優しく受け答えをして、握手までしてくれた。緊張している様子の友人と紳士的な青年の姿を見守りながら、名前は聞いたことあるけど若いのに良い子なんだな〜〜かわいらしいわ〜〜と母のような気持ちでいた(?)

戻ってきた友人は「手が震える……」と言い、交差点を渡り終わると「ちょっと休憩しよ……」と足を止めたので、「良かったね(笑)」と声をかけた(他人事)

 

ここで軽率にもジャニーズJr.に興味を持ち、森田美勇人くんが出演している現場を調べたり、友人がかわいいと言っている松松*2を調べたりした(単細胞)

といってもこの時さらっと赴ける現場も無く、「…いやいや、ジャニーズJr.はあかん(真顔)」と、すぐそこにある綺麗な泉を見ないふりをして、そのほとりを歩くように回避した。早く綺麗な泉をちゃぷちゃぷすれば良かったのにね〜〜(過去の自分へ)

 

そんなこんなで時は流れ、2015年。関ジャニ∞のファンということで仲良くなった友人(現Jr.担、元錦戸担)の家に遊びに行ったとき、録画してあった《ガムシャラ!》を見せてもらった。そこで私は森田美勇人くんと再会を果たす。(画面越し)この時はほぼほぼジャニーズJr.への知識が無かったが、数年前のことがあったため森田くんのことはわかった。それから《ガムシャラ!》を好んで見るようになり、だんだんとよく出演しているジャニーズJr.の子たちの名前を覚え始め、自分でも録画をし始めた。動画投稿サイトで”森田美勇人”と検索をかけて動画を見漁り、速攻で通信制限をくらうようになった。(おや?)

そんな頃に友人が「Jr.の現場いく?」と誘ってくれたので、二つ返事で「行く」と即答し、私は夏のEXシアターに足を踏み入れることとなる。2015年8月13日 我vs覇公演だった。

 

前日は東京ドームで小林誠司ユニを着て、可愛い売り子さんからビールを買って、ウキウキで巨人対阪神戦を観戦した私は完全に夏休みモードだった。(現実逃避中)ラクーアで一晩を過ごし、翌日のEXシアターにはタンクトップにデニムという、私の背格好では完全に虫取り少年のような風貌で乗り込んだ(恐ろしい場違い感)

 

結果的にこの日の私は森田くん、顕嵐ちゃん、樹ちゃんの名前を多く呼んでいた気がする(しんだ脳の記憶力)樹ちゃんのファンサが爆イケすぎて、私はしばらく”樹様”と呼んでた。バルコニーから下を覗くじぇしみゅが可愛かった。そして、とりあえず楽しかった。なんだか久しぶりに熱いものを見た気がした。高校野球にどハマりしていた頃を思い出すような、熱い男の子を応援するという、ドキドキとワクワクが絶妙に合わさったような感情を抱いた。パフォーマンスはもちろんだが、歌って踊る彼らの爽やかな熱量に、素直に感動しながら素敵だなぁと思った。

ここから《ガムシャラ!》が私にジワジワと効いてくる。EXシアターでパフォーマンスバトルをしている熱い男の子たち。それぞれのチームがどのように結束していき、高め合い、あのステージにどんな気持ちをぶつけているのかを覗けてしまうのだから、こんなのは私が好きなやつに決まっている(どーーーん)だって熱闘甲子園みたいなもんじゃん?(???)高校生だった頃に誕生日に熱闘甲子園のDVDBOXをねだるような私は、この時期の《ガムシャラ!》も好きに決まっていた、気付いてしまった。

 

《ガムシャラ!》で密着されているチーム我の中には、未経験であるショーバスケにひたむきに取り組む森田美勇人くんがいた。時には悔しさを滲ませながらひとりでも黙々と練習に取り組み、遅れてるから 足を引っ張りたくないんで という言葉を口にしながら、時には 教えて下さい とチームメイトに頭を下げながら、自分のバスケットボールに”玉男”の絵を描くおちゃめさを見せながら、ショーバスケに取り組む森田くんがいた。……もう、好きになる予感しかしなかった(真顔)

 

何年か前に渋谷で見かけたあの青年は、こうやって目の前のことにしっかりと向き合って、自分としっかりと向き合って、戦っているんだ、ステージに立っているんだと思った。デビューしているタレントとは違って先のことが見えにくいこの世界でも、きちんと前を見て、上を見て、横を見て、熱い何かを持って、妥協することなく、本当に”一生懸命”にやっているんだと思った。

 

撮り溜めていた《ガムシャラ!》を再生しながら「こんなに悔しいの…?」と舞台袖で涙を流し、チームメイトの励ましで涙目ながらも、ふにゃっとした笑顔を見せる森田くんの姿を見て、私は泣きました。(おやおや?)

 

 

そして《ジャニーズJr.の超ガムシャラ!意外とスゲーじゃんって言われたい!!》2015年8月29日放送。ここではジャニーズJr.の子たちがインタビューに答えている。

 

森田くんは【不安はないのか?】という問いに、

「毎日不安です…基本は」と答えた。

 

これを聞いてハッとした。「ジャニーズJr.は…」と敬遠していた私は、”そこ”に引っかかっていたのだ。確信や保証のない環境で表舞台に立つ彼らは、実際どんな気持ちなのだろう…夢を描きながら、ただキラキラとしたものを追っているのだろうか…そうだとしたら、そんなふわふわとした彼らをどんな気持ちで見ていればいいのだろうか…そんな漠然とした不安感と少しの不信感から私はこの世界を敬遠していたのだ、と気付かされた。

 

森田くんは自分の口から「毎日不安です」と発した。それはどんな夢を語るより、どんな目標を掲げるより、すごく勇気のある、真っ直ぐな言葉だと思った。そして”ジャニーズJr.って、森田美勇人くんって、すごいな…かっこいいな…”と思った。私はこの瞬間までジャニーズJr.という立場の彼らはどこか地に足がついていないような部分もあるのでは…と思っていた。ジャニーズJr.をなめていた。そんな私に突き刺さった森田くんの言葉。

 

この言葉を聞いて「この人が頑張る姿を見たい」「この人が輝く姿を見たい」と思ってしまった。

 

それから私は武道館で行われるマッチのコンサートに申し込んだ。結果は落選だったけど。この時期からしばらく私にはひたすらにチケ運がなく、ことごとくチケットがお取り出来なかった。Jr.現場の厳しさを身をもって知った。(絶望の絵文字)

でも会えない時間が愛育てるのさ〜〜(突然の郷ひろみ)とは正にその通りで(?)とりあえず森田美勇人くんがステージに立つ姿を見たい!踊ってるのを見たい!見たい!見たい!見たい!(壁に頭を打ち付ける)というように、”アイドル・森田美勇人”の姿を見たい欲望が爆発しそうだった。そう、私は数年前に回避したはずの綺麗な泉に完全に飛び込んでいたのだ。キラキラして見えても時に冷たかったり、でも時に温かかったり、浅いようで深かったり、色んな表情を見せる”ジャニーズJr.”という泉に飛び込んでいた。沼ではない、泉です(?)

 

そしてEXシアターに導いてくれた友人と一緒にJr.の現場に赴くようになり、森田くんの載っている雑誌や、グッズのクリアファイルやフォトセットなどをきちんと買うようになった。ここで私はようやく 担当は森田美勇人くんです と名乗れるのかなと思ったりした。

 

当初は想像もつかなかったが、なんやかんや1人でも現場を楽しめる図太さまで身につけて現在に至る!!!ということで(雑)応援している期間はまだまだ短いけど、だからこそ、私はまだまだ森田美勇人くんの輝いている姿を見ていたい。森田くんを応援したいと思った2年前の夏のあの日、偶然街中で見かけた4年前の冬のあの日、そんな幾つもの素敵な偶然が沢山重なって、今森田くんを応援できていることを嬉しく思う。アイドルが天職だと思える森田美勇人くんに出会えてよかった。ステージに立つ森田くんのお陰で、今まで知らなかったキラキラした気持ちを沢山もらった。

 

スーパーアイドル!森田美勇人!

どうかこれからも輝き続けて下さい。

 

 

ってことでJr.担になった私の思い出話でした〜〜!!長々と失礼しました〜〜!!

 

 

 

おまけ☆渋谷で見かけたときはきょもさんが一緒でした(きょもみゅ)

*1:前記事参照:私を関ジャニ∞の現場に導いた彼女

*2:松島海斗・松田元

”おいで”って言われたもん

以前の記事で割愛した《私が関ジャニ∞にハマった経緯》を書きま〜す!

 

誰も興味なんてないのは承知で、しれっと置いときま〜〜す!

 

 

遡ること中学時代。私はKAT-TUNのファンであったが、いわゆるお茶の間だった。仲のいい友達(赤西担)と自分たちのお小遣い事情からドル誌を手分けして買い、海賊帆と少クラを繰り返し見て、絆やムラサキをしぬほど聞き、ガラケーに加工画像を保存しまくり、仁亀をひたすらに愛でていた。そんな日々がしぬほど楽しかった。でも、次第に、だんだんと、KAT-TUNとは距離を取るようになった。でもあの頃から変わらず私は Will Be All Right が大好きだ。


 それからは邦ロックというものを好み、主にRADWIMPSを信仰しはじめる。*1高校時代には担任とケンカになりながら、土曜にある模試を無理矢理事前に受けてまでツアーに行った。*2よーじろーの書く歌詞が、4人が奏でる音楽が、当時の私の道しるべだった。(突然のポエムワード)まぁRADだけでなく、邦ロックと括られるジャンルを聴き漁って、常にハマるものを模索していた。


その頃、課外をサボってシダックスに行く*3仲の良い固定メンバーの中に丸山担だった子がいた。その子の家に遊びに行くと必ず関ジャニ∞のライブDVD*4をエンドレスリピートで見せてもらっていた。亀梨くんを好きだった中学時代、YJで括られていた関ジャニ∞もよく目にしていたし、その頃は内くんかっこいい!たっちょん好き!と軽率に愛を叫んでいた。

そのこともあって関ジャニ∞には親しみを持っていたし、丸山担である友人の声は全く入ってこなかったが(失礼)高校生の私は関ジャニ∞のライブ映像がすごくすごく好きだった。
 


でも、すばるくんの歌う姿がどこか不安定に見えて、なぜか心がぎゅーっとなって、この人はずっとここにいてくれるのかなと思ったりした。内くんのこともやんわり把握はしていたし、そのことも含めて、いつか消えてしまうのなら、いつかこの形でなくなってしまうのなら、彼らに触れたくないと思ったりした。*5


 
高校を卒業した後に大学に進学した私は、ライブハウスやフェスに足を運ぶことを好み、ダンスサークルに所属したことでふわっとダンスカルチャーに触れ、頭のおかしい酒の飲み方を覚えたりした。
 
前振りが長くなったが、この大学時代に同じ学科、同じサークル、同じバイトだったNEWS担の友人に、突然「エイトのコンサート行く?」と誘われた。*6そして私は人生初のジャニーズのコンサートである、「KANJANI∞五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません」東京公演に足を踏み入れることになる。


前に述べたようにたっちょん好き!だった時期があったため、私が転がり落ちるとしたら大倉忠義であると信じて疑わなかった。そんな淡い期待のような思いと初めてのコンサートへのウキウキ感を抱えて東京ドームに足を運んだ。

まず普段プロ野球が行われている東京ドームという場所が客席で埋め尽くされ、巨大なステージが設営されていることに感動した。*7有り難いことにアリーナ席だったため、普段野球選手が立っている芝の上を歩いていることに興奮し、すごいね!!!と友人に話しかけると、そこに感動する人は初めて見たと友人に冷ややかな目を向けられた。
座席はメンステとバクステのちょうど間あたりで、ムービングステージの通る通路から5席ほど中に入ったところだった。今考えれば初めてジャニーズを味わうには贅沢な場所である。


暗転と同時に緑色のペンライト*8で会場が埋め尽くされていく、その景色に感動した。自分がそのひとつになれていることも嬉しく、ペンライトは買え!と強く勧めてくれた友人に感謝した。そこから関ジャニ∞の一挙一動、息のあった客席のレスポンスにおぉ〜〜といちいち感心し、やっぱジャニーズすごいわ〜〜と異文化へ触れたことへの楽しさで満たされていった。

 

そして私はジャニオタになるとしたら大倉担になると信じきっていたので、とにかく大倉忠義を見た。とりあえず顔がかっこよかった。でも、私が たっちょん と呼んでいた彼はそこにはいなかった。もふもふしてて、ぷにぷにしてそうなほっぺがかわいくて、何か言いたそうなのにあまり喋らない たっちょん はいなかった。ただひたすらかっこいい顔でアイドルをし、ひたすらかっこいい顔でドラムを叩き、大きな口を開けて笑いながらMCに参加する大倉忠義がいた。ここで時は流れているということを痛感し、漠然とだが大倉くんの努力を感じた。大倉担になるだなんて軽率に思っていてごめんなさい…という気持ちになった。ばいばい、たっちょん…(?)
 


そして、私が横山裕に転がり落ちる瞬間が訪れる。そのとき、関ジャニ∞のメンバーがムービングステージに乗って、バクステからメンステまで移動していた。私は わ〜〜!近い〜〜!キラキラしてる〜〜!関ジャニ∞もやっぱりアイドルなんだ〜〜!と感動しながら、彼らを見つめていた。関ジャニ∞が私たちの近くを通り過ぎ、もうすぐメンステに着くというとき、私は横山裕のファンサを目撃する。
 


横山裕はムービングステージの上でしゃがみ、客席の1人のファンに向かって手を広げ、「おいで」と言って優しく微笑んだのだ。
 
それを目撃した瞬間、私は雷に打たれたような衝撃を受けた。
 

 


なんだあれ…………(茫然)
 

 


次の瞬間「私も おいで って言われたい…見下ろされたい…」と口からこぼれ落ちていた。

 

バラエティーで活き活きと喋っていたり、お前らアイドルちゃう!と芸人さんに突っ込まれたりしているイメージだった関ジャニ∞横山裕が、ど直球なアイドルをしていた。私はそれに違和感を感じるどころかそのキラキラとした姿に心を奪われてしまったのだ。横山裕の視線の先で 私はあなたのファンです と意思表示をしたい(=団扇を持ちたい)と思ってしまったのだ。私が横山担になった瞬間だった。そこからのコンサートの記憶はあまり残ってない。


終演後、私の おいでって言われたい 発言を冗談だと受け取り失笑していた友人に「誰がかっこよかった?」と聞かれた。「いや…ヨコ……ヨコがかっこよかった……」と答えた。まじで?!?!本気でヨコなん?!?!とめちゃくちゃ驚かれたのは覚えている。そう、私は予想もしていなかった横山裕に転がり落ちたのだ。しかも他人へ向けたファンサに被弾して。自分で言うのも何だが、よくわからない落ち方をしたと思う。
 
しかし、ジャニーズを応援することに漠然と感じる不安が拭えず、FCに入ることを悩んだ。実はここから私は約2年、FCへの入会を悩む。(長え)それでも幸か不幸か身近にはジャニオタがいるもので、同じ学科の錦戸担が関ジャニ∞に片足を突っ込んでしまった私を見放すことはなく、一緒にエイトレンジャー*9を観に行ってくれた。私は関ジャニ∞のシングル・アルバム・ライブDVDを少しずつ集め始めた。実習で8祭に行けないことをその錦戸担の友人と慰め合った。

そして彼女は2012年8ESTの味の素スタジアム公演にも私を誘ってくれた。ひたすらに優しい……ジャニオタ優しい……。8EST、めちゃくちゃ楽しかった。私にとって関ジャニ∞に触れていなかった時間を埋めてくれるようなツアーだった。初めて「横山くんのうちわ1つ」と物販で公式うちわを買った。不意打ちにチケットを譲ってもらい、朱鷺メッセにも行った。


そして翌年の2013年JUKEBOXのツアーにもその錦戸担の友人と参戦した。初めてうちわを自作した。東京ドームの他に、5時間休憩なしで高速道路を爆走してナゴヤドームにも行った。(若さ)ここでようやく決意を固め、FCに入会する。私はどう転んでも関ジャニ∞のファンだ、と自覚した。

 その頃から私はTwitterでアカウントを作り、関ジャニ∞のファンである人々と交流を持ったり、ジャニショで公式写真を買ったり、本格的にジャニオタと呼ばれるようなことを楽しむようになった。

 

だって”おいで”って言われたもん。(言われてはいない)

 

そこから現在まで、何だかんだ楽しく関ジャニ∞のファンとしてジャニオタをしている。

ジャニオタにも色んなスタンスがあることも知ったし、義務のようになってしまうとオタ活もつまらなくなってしまうこともわかったし、気付いたらJr.担にもなっていたし、10年越しでKAT-TUNのコンサートにも行ったし、数年前には想像もしていなかった自分がいます(満面の笑み)

 

人生のスパイスとして、最高の暇つぶしとして、生きる活力として、最高のエネルギー源として、ジャニーズってやっぱり最高だよな!って日々思います。

 

そう、ジャニーズは最高〜〜〜!!!!!!!

 

ちなみにNEWS担の友人は今でも立派な幅の広いジャニオタで、丸山担の友人は2015年リサイタルからジャニオタ復帰、錦戸担の友人とは今でも一緒にライブに入ります!

 

ほら!(?)やっぱりジャニーズは最高!!!

 

 

丸山担の友人の結婚式でブーケトスを見事キャッチし、異性との出会いは今のところ全く無いが、チケット運がすこぶる良いジャニオタがお送りしました!!!(自虐)おわり!!!

 

 

 

*1:中学生のときにRADを知ってから、2011年の絶体延命ツアーまでは比較的しっかりと信仰していた

*2:イルトコロニーTOUR09@幕張メッセ

*3:とてつもなく田舎なので遊ぶといえばカラオケ一択だった

*4:この子も当時は熱が冷めていたため所持していたのはExcite!!、Spirits!!Heat up!!の三本

*5:完全に自分の中の仁亀厨亡霊の呪縛である

*6:まだFCがYou&JだったためNEWS担の彼女がチケットを取ることが出来た

*7:高校時代は高校野球オタクだったため野球は好きなのである

*8:このツアーグッズのペンライトは緑のみの単色だった

*9:2012年7月公開、関ジャニ∞が長年やってきたヒーローパロの関ジャニ戦隊∞レンジャーが映画化された

すべてまやかし すべては虚構

はい、「上を下へのジレッタ」のことを書こうと思っていたのに、前振りで3000字オーバーした人が通ります。(無計画)

http://prismpower.hatenablog.com/entry/2017/05/30/221949

 

でも、やっぱり「ブルームーン」と「破門〜ふたりのヤクビョーガミ〜」を通ったから思うこともあるじゃん…?(言い訳)

 

ってことで、ようやく「上を下へのジレッタ」について、私の独断と偏見を含んだ、個人的な感想を綴ります。ネタバレも含みますのでご了承下さい〜。

 

 

5月14日昼公演、初見でのザッとした感想

・とりあえず門前市郎の顔が美しい

・劇中めちゃめちゃ歌う

・想像の30倍くらい歌う

・そして踊る

・チエ(しょこたん)かわいい

・リエ(ユイカちゃん)かわいい

・有木(竹中さん)の声が良い、通る

・門前市郎の顔面が素晴らしい

・女性アンサンブルで推しを決めたい

山辺(ハマケン)とチエがかわいい

・金の紙吹雪の中の門前市郎はスター

・花魁風な女性と踊る門前市郎はジャニーズ

・門前市郎の顔が麗しい

・結局リエを求める門前市郎が愛おしい

・ソファーポンポン(悶絶)

・舞台俳優さんの発声はすごい

・劇中歌が良い、とても良い

・気付いたら 妄想歌謡劇 の世界観にいた

・ソファーの上で側転

・門前市郎のモノトーン衣装が良い

・門前市郎の顔が良い

・ピアノや家具が2Dで漫画原作感

・とにかく門前市郎のお顔が最高

横山裕に門前市郎が劇的に似合う

・門前市郎を演じる横山裕が最高

 

とりあえず想像していたより何もかもレベルが上だった。原作・手塚治虫(=漫画原作)の”妄想歌謡劇”ということで、演出で色んな工夫があるんだとは思っていたが、劇中にあんなにも歌が散りばめられているとは思っていなかったし、グランドピアノや家具などのセットの一部が2Dで作られていたり、”ジレッタ”に入り込んでから現実に戻る場面では必ず漫画の文字のような【つづく…】と書かれたボードが登場したり、漫画原作の舞台の表現にはこんなやり方があるんだな…!と思えるような、観劇前には想像していなかった演出が沢山あった。だから舞台を観ている、というよりも、アニメーションや3D映画を観ているような感覚に陥って、気がついたらしっかりと”妄想歌謡劇”の世界に引き込まれていた。

 

あとはとりあえず、やっぱり横山さんの顔は美しい。麗しい。最高。(着地点)

 

この公演では、劇中の観客からの拍手は一切起こらず、私は周囲を見渡してキョロキョロしてしまった。スタオベもなく、ジャニーズ出演の舞台ではお決まり芸のようになってしまっているのもどうかと思っていたが、なかなかシビアな反応だなとも思った。そんな観客と、まだ少し固い印象の演者の相互作用で、舞台特有の緊張感のある雰囲気だった。

そんな空気感の中で”座長”として舞台の上でライトを浴び、門前市郎を懸命に演じる横山裕は、とてもかっこよかった。しっかりと 門前市郎 として生きていた。シンプルにかっこよかった。とても凛々しく、頼もしかった。

 

それと同時に、歌やダンスへの苦手意識を持っているというか、「上手な方じゃないんで…」という文言を常々口にしていた横山さんが、舞台で歌い、踊っていることに感動した。自分にとって自信のあるものだけでなく、自信のないものも含めて、今できることを精一杯、観客を前に舞台上で表現する横山裕がそこにはいた。その姿を見て、この「上を下へのジレッタ」は、完全に”横山裕ネクストステージ”だと思った。

 

ジャニーズだったら歌って踊れるのは当たり前!なのはわかるが、横山さんは長らくそこで勝負はしていなかった、と思う。苦手なものに意欲的に取り組むようになったのは恐らくトランペットを始めたり、身体を鍛えるようになったりしたここ数年のことだと私は認識している。横山さんは”自分の武器を増やすこと”に向き合い始めたんだと感じてはいたが、まさかこのスパンで主演舞台という”演じる”仕事を引き受け、その内容がまさか苦手だと公言している歌やダンスを含むものだなんて、私は思いもしなかった。横山裕をなめていた。

言ってしまえば、私は「破門〜ふたりのヤクビョーガミ〜」の二宮啓之に出会うまでは”演じる”横山さんに自信がなかったわけで、歌とダンスに関しても本人が得意ではないと言っているし、正直ファンである私から見ても上手な方ではないと思っている…。そんな横山さんが、ここまで真正面から色んなものに立ち向かうとは思っていなかった。ボイトレをするなんて思っていなかった。正直、横山さんをなめていた。見くびっていた。だから良い意味で、舞台に立つ横山裕に裏切られた。

 

私はそんな感動を抱えながら物語の最後まで観劇すると、すでに胸がいっぱいだった。カーテンコールでキャストの皆さんが登場してくる流れで私の目には涙が浮かび始め、最後に”座長”の横山さんが登場したと同時に泣いた。(情緒)自担がかっこよくて堪らなくて、誇らしくて堪らなくて仕方がなかった。心からそう思えたことを嬉しく思い、精一杯の拍手を送った。横山担の人格としてはブラボー!!!って叫んであげたかった……スタオベ出来なかったザ・日本人の自分を恨んだ……なぜ私にはラテンの血が流れていないのだ……(?)そんな少しの悔しさと、胸いっぱいの誇らしさと、現実離れした”妄想歌謡劇”の世界への名残惜しさを抱えて、この日はシアターコクーンをあとにした。

 

そして私にとって2回目であり最後の観劇となる、5月27日昼公演。

この日も横山担の友人とともに客席一階の中段、センターブロックの通路側の座席に着いた。舞台を観る私の視界には観劇を妨げるものが何も存在せず、ホッとした。そして正面から舞台を観れることが有り難かった。

 

1回目の観劇の際にパンフレットを購入し、掲載されている劇中歌の歌詞を読んでから、より劇中歌の歌詞や世界観に私は惹かれていた。主役の門前市郎がテレビディレクターであるところから物語が始まり、芸能プロダクションを立ち上げたり、自分がプロデュースしたタレント(チエ)と海外スターの共演を画策したり、架空の世界である”ジレッタ”を知って壮大な計画を目論んでいくため、劇中歌も芸能を相手にしている登場人物が歌う場面が多い。※以下劇中歌一部抜粋

 すべてまやかし すべては虚構 「それが何?」とあなたは言う 「上手に騙せ」とあなたは言う 見事 叶えて差し上げましょう 組織ぐるみの大嘘つき フェイクの達人 電波マジシャン チャンネル回して 目を開け 望みどおりの 虚構の世界 望みどおりの 虚構の世界《虚構の共犯者》

Oh Oh Oh Fake star!偽りの名声 Oh Oh Oh Fake star!偽りの喝采 けれど じゃあ「本当の私」は? 見向きもされない「本当の私」 とどかない「私の肉声」 「本物」は無価値? 「真相」は闇の彼方へ…… 独り歩きのFake star Fake star Fake star《Fake star》

Keep on lying. 君が見つめているうちは…… Keep on lying. 君から名前を呼ばれるうちは…… / Keep on lying. これ以上もう進めない…… Keep on lying. どれほど高い場所に来た? Keep on lying. 落ちたら砕け散るだろう…… Keep on lying. まだ昇れというのかい?《偽りの代償》

アイドルになったから アイドルを名乗るんじゃない アイドルを名乗るから アイドルになれるのよ 先手必勝 こっちが決めるのよ 《アイドルの逆襲》

 

ジャニーズ所属のアイドルを応援している私から見て、これらの歌詞は少しチクチクとする。でも、それが良い。”触れてはいけない”というか、”触れないようにしている”ようなことをこの舞台は歌う。それが良い。すごく良い。そして「上を下へのジレッタ」の大きなポイントである”ジレッタ”は、山辺によって創り出された妄想の世界である、ということも相まって、この舞台に引き込まれれば引き込まれるほど、私は今自分が目にしているものの世界線が曖昧になっていく感覚を覚えた。初めての感覚だった。考えれば考えるほど混乱する。でも、不思議と嫌じゃない。この感覚に陥ることが、 ”妄想歌謡劇”「上を下へのジレッタ」の醍醐味だと思った。

 

横山さん演じる門前市郎は、自分の欲求に貪欲で、どこか不安定で、飢えているときこそ輝くような、したたかな精神を持っているように見えた。何かが成功したかと思うとそれを手放し、常に大きな、強力な、絶大な何かを求めているように見えた。しかしその傍らには、その影には、必ずリエがいる。門前は最終的な決定権を、リエに託しているところがある。国家単位のプロジェクトに加担して成り上がったと思えば、リエの一言でそれを捨て、再び貪欲に求め始める。門前はリエに《君には俺しかいないはずだ》《欠けてるピースはすぐ目の前にあるよ》と諭すように歌う。どこか冷酷にも見える門前のそんな一面に、人間味が垣間見えた。

 

…だから私はリエになりたい。(脱線)

 

最終的に門前は世界中に”ジレッタ”を見せしめることを企み、堕ちていく。”ジレッタ”を生んだ山辺はチエを失った現実から逃れるため”ジレッタ”に沈み、山辺を失った世界は”ジレッタ”の制御を失い、飲み込まれていく。このラストシーンで、門前は自分が手に入れたかった”ジレッタ”という事象に、都合のいい世界に飛び込める道具であったはずの”ジレッタ”に、飲み込まれていく。なす術もなく、苦悩しながら、”ジレッタ”の世界に飲み込まれていく。

そして、”ジレッタ”の世界を表現する演出である【つづく…】の文字が現れ、場面転換はなくその文字のみが【おしまい】に変わり、この物語が終わる。

このラストシーンでの門前の姿を見て 似合うなぁ と改めて思った。

 

私は横山さんの”横山裕”としての姿を慕い、応援している。つまり偶像崇拝である。(?)

要は、私は”横山侯隆”のことは微塵も知らないし、知りたいとも思わないが、”横山裕”については、出来るだけ知りたいと思うし、出来るだけ表舞台に立つ姿を見たいと思う。だから誤解を恐れずに言うならば、私の個人的な意見として、”横山侯隆”の名前を呼ぶことはナンセンスだな、と思ってしまう節がある。私はそんな自分なりの芯を通して横山担を名乗ってきた。

そして巡ってきた横山裕主演 ”妄想歌謡劇”「上を下へのジレッタ」。

Twitterなどでも何度も見かけたが、私も《すべてまやかし すべては虚構》と何度も歌う門前市郎(横山裕)に運命的なものを感じてしまった。ジャニーズ事務所に所属して芸名を名乗り、表舞台に立ち続けてきたアイドルである”横山裕”が《虚構の天才》を”演じる”。《Fake star》と連呼する。《フェイクの達人 門前市郎》の姿を”横山裕”が演じることによって、”ジレッタ”が何重にも重なる。舞台の世界観に引き込まれた観客は”ジレッタ”の中で迷子になる。私にはそう感じられたし、これもこの舞台の意図的な演出なのかもしれないな、とも思った。

 

この日は横山さんが”門前市郎”として生きているそんな世界の中で、劇中にも多くの観客が拍手を送っていた。多くの笑い声が生まれていた。約2週間前の何もリアクションのなかった客席とは明らかに違う、空気の動きがあった。出演者の方々も心なしか印象が柔らかくなっていて、特に山辺(ハマケン)や有木(竹中さん)は舞台を楽しみ、それを伝染させるのが上手いなと思った。舞台は生物だ、とよく聞くが、本当に作品が生きていた。息をしていた。それを感じた私は、泣いた。(情緒)横山さんがこのカンパニーに出会えたこと、この温かい雰囲気の中で舞台に立てること、すごく有難いなと思った。幸せだろうなと思った。そしてここに居合わせることが出来た私も幸せ者だと思った。そう思ったら涙が出ていた。(情緒)

そしてこの日はスタンディングオベーションも起こり、私も精一杯ジレッタカンパニーへ拍手を送った。

 

観劇を終えて、すごく清々しい気分だった。横山担の友人とお茶をしようという流れだったのに、気づいたら2人してビールを頼み、乾杯していた。(常習犯)

感想を述べ合ったが、「ソファーポンポンからの、口笛ぴゅ〜の指でクイクイはいつからやってんの?」「あれはやばい脳が溶けた」「あのLINEスタンプ欲しい」「いやなんかもう、生きてて良かったわ」「横山担やっといて良かった」「いやでもとりあえずソファー」「門前市郎やばくね」「リエになりたい」「脚が長い」「スタイルが良い」「最終的に顔が本当にかっこいい」「門前さんまじ似合う」「横山さん好きだわ大好きだわ」という感じだった(幸)

 

本当に「上を下へのジレッタ」に出会えて良かった。東京公演、無事に千秋楽を迎えられたことを心から嬉しく思います。大阪公演、見せつけてきて下さい!!!!!!!!!!!!!!ジレッタカンパニー最高!!!!!横山裕最高!!!!!!!バンザーーーイ!!!!!

私と関ジャニ∞と野外フェス

 

私がブログを開設しようと思った動機のひとつ、関ジャニ∞・METROCK 2017出演。
 

 


《2017年(平成29年)5月21日 ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ・関ジャニ∞が野外ロックフェスMETROCK 2017に出演》って日本史の教科書に載せて欲しい。《5・21 METROCK事変》とか言って載せて欲しい。

って思うくらい、私にとってものすごーーーく嬉しくて堪らなくて、一生忘れないだろうなという出来事。
 

 

改めてちゃんと言うけど、私はMETROCKには行っていない。しぬほど行きたかったけど、実際行けなかったけど、それでも、私はしぬほど魂を揺さぶられた。だから、書く!!(どーーーん)

 

でも気合い入れて色々思い出しながら書いてたら、すごく長くなってしまった(ポンコツ
 
基本的にここはものすごく個人的な感情の掃き溜めだから、石は投げないでください…(怯える)

 

 

 私は明確には2011年の暮れから関ジャニ∞にハマり(この過程は今回は割愛)、同時進行で以前から好きだったライブハウスやフェスにも足を運んでいた。心底思うけど、大学生は時間が腐るほどある…。そんな私の人生初の野外フェスは今は無き「ROCKS TOKYO」*1だった。


この日私は初めてワンオクのモッシュに飛び込んだ。軟骨のピアスホールがちぎれるかと思った。初めて生でサンボの熱い歌を聞いて、うるっときた。初めてNUBOがオーディエンスに遊ぼうぜ〜!と言いライブをすることを知って、見ず知らずの人たちと肩を組んで踊ることが大好きになった。*2初めてクリープハイプと\ セックスしよう!/*3と叫んだ。初めてテンフィが夜の野外を埋めるオーディエンス全員を跳ばせる光景を見て、すごく感動した。

 

野外で音楽を聞き、自由にレスポンスをしたり、昼間の強い日差しや爽やかな風を感じたり、しっとりとした曲に耳を傾けながら夕陽を見たり、見ず知らずの人たちと肩を組んで踊ったり、アルコールを飲みながら身体を揺らし続けることができる、そんな野外フェスは素晴らしいな、と思った。
私がそんな野外フェスの魅力を初めて感じたその場所は、新木場の若洲公園だった。
 


METROCK 2017 で関ジャニ∞が初めて野外フェスのステージに立った、あの新木場の若洲公園だった。


野外フェスには少し疎遠になってしまっているが、同じものが好きという共通点のみでその場所にいる見ず知らずの人達が思い切り楽しめること、そうさせる音楽の力や各バンドの魅力、それを加速させる野外の空気、敷地内を少し移動するだけで気になるアーティストを直に感じれるお得感、イベントを作り上げるスタッフやアーティストの音楽に対する熱量、それら全てひっくるめて私は野外フェスが好きだ。


だから私はずっと、ただの個人的な私欲として、実現しないだろうという幻想として、関ジャニ∞に野外フェスのステージに立って欲しいなぁ、と思っていた。

 


そんな淡い幻想を抱きながらも時は流れ、2015年関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる!! @長野エムウェーブ*4私は猛暑の中グッズ列に並んでしにそうだったのだが、このセットリストにおけるラストのバンドナンバー《言ったじゃないか→ズッコケ男道》の2曲を聞きながら、気付いたら自分の拳を力いっぱい突き上げていた。

段差のないアリーナ会場で、メンバーの姿はもちろん、私の視力ではモニターに映る姿さえ満足に見えない会場の後方で、私は彼らの音楽を楽しんでいた。団扇は座席に放り投げ、汗だくになりながら拳を突き上げ、腕を広げ、ひたすら跳んだ。何故そうしたか理由なんてない。身体が勝手に動いていた。関ジャニ∞の音楽を感じて、反射的に身体がそう動いていた。

初めての野外フェスで、あの若洲公園で、音楽の楽しみ方を知ったときのように、私は関ジャニ∞の奏でる音楽を全身で楽しんでいたのだ。

 

基本的に私は関ジャニ∞のバンド曲が好きだし、音楽を奏でる関ジャニ∞が好きなんだと自覚はしていた。楽器を演奏しながら歌う関ジャニ∞が1番”息をしている”と感じるし、”関ジャニ∞に音楽をくれてありがとう”と神に感謝したくなる、名前の付かない感情を抱くからである。

これも私の幻想のひとつに過ぎないので聞き流してもらっていいのだが、関ジャニ∞のそばに音楽があったお陰で、彼らは7人の関ジャニ∞でいられたんじゃないかと私は思っている。7人で音と声を重ね合って作る音楽があったお陰で、7人でいることができたんじゃないかと思う。色んな感情や思いがぶつかり合うことがあっても、関ジャニ∞に歌とギターとベースとドラムがあったお陰で、キーボードとパーカッションとハーモニカとブルースハープとトランペットがあったお陰で、彼らはここまで一緒にいれたんじゃないかと思う。

 

だから私には、関ジャニ∞が奏でる音楽が”関ジャニ∞の呼吸”のように見える。

 

リサイタルで見たバンドの2曲は、その”呼吸”がすごく生命力に満ちていて、熱くて、ギラギラしていて。だから私は全てを忘れて拳を突き上げて飛び跳ねてしまったんだと思う。このとき私は、関ジャニ∞には熱くて人の心を揺さぶる何かがあると改めて思った。

そして漠然としたものではあるが、関ジャニ∞はバンド演奏で”呼吸”をしているからこそ、アイドルとして”生きる”ことが出来るんじゃないかと思った。

ずっと関ジャニ∞のそばにあった音楽を彼らの手で発信するからこそ、アイドルとしての他のパフォーマンスが、”活きる”んじゃないかと思った。私はそんな関ジャニ∞のことが心の底から好きなんだ、と思った。

 

 

ここから私は、関ジャニ∞に「パフォーマンスをする自分たちの姿を”ファン以外の人”に触れてもらえる機会」をどうにかして手にして欲しい、と思うようになった。「私(=ファン)の手が離れた場所で活躍してほしい」という新しい思いを抱くようになった。

要は「関ジャニ∞が世に解き放たれて欲しい」と思ったのだ。

そんな思考を巡らせた末、フォロワーさんと「フェスが無理ならゲリラライブでもしないかな(笑)」と話をしたりした。

 

 

ここで関ジャニ∞に楽曲提供をして下さったアーティストを思い返してみた。※一部抜粋、敬称略

上中丈弥・久保裕行(THEイナズマ戦隊)、斉藤和義横山剣クレイジーケンバンド)、ケツメイシウルフルケイスケウルフルズ)、九州男、スキマスイッチ北川悠仁(ゆず)、藤森真一(藍坊主)、増子直純怒髪天)、若旦那(湘南乃風)、Saori・Nakajin(SEKAI NO OWARI)、童子-T

〜2014年自主レーベル*5立ち上げ〜

峯田和伸GOING STEADY/銀杏BOYZ)、RIP SLYME長瀬智也TOKIO)、高橋優、OKAMOTO'S、谷口鮪KANA-BOON)、山口隆サンボマスター)……

 

……え、やっぱフェス出るしかなくない?(真顔)もはやお願いしたら自主フェス開催できそうじゃない?(真顔)

という、結局フェスに出て欲しいという私欲が止まらなくなる残念な結果に終わった。(単細胞)

 

 

そんなときに舞い込んだ《関ジャニ∞テレビ朝日ドリームフェスティバル出演》。この前年にすばるくんが1人で出演し、「関ジャニ∞っていうアイドルグループやってます!!!」と宣言してきた、通称ドリフェス。そこに関ジャニ∞として出演することが決まった。

代々木の第一体育館という音楽フェスにしては比較的小さめな会場ではあるが、ジャニーズ事務所の所属ではないアーティストと並んで、不特定多数の観客がいる会場で、関ジャニ∞がパフォーマンスをする機会が与えられたということが、非常に有り難かった。

 

この頃の私はひたすらチケット運も休みも金もなく(転職前の暗黒期)、ドリフェスには行けなかった。(絶望の絵文字)

 

でも蓋を開けてみれば、前年に比べて関ジャニ∞のファンが会場に多くいたようで、アウェーとまではいかなかったが、セットリストを組む等の事前準備を含めて、ドリフェスという普段とは違う環境でパフォーマンスをするということがグループにとって大きな刺激になったんだろうと思う。そして何より、関ジャニ∞のファンが、胸を張って彼らを表に出すことが出来るようになったんじゃないか、と思う。外界でパフォーマンスをする関ジャニ∞に光を見出せるきっかけになったんじゃないか、と思う。

ファンが”ファン以外の人”に触れる関ジャニ∞を肯定し、思い切り背中を押せるようになったことに関しては、《関ジャム 完全燃SHOW》や、《関ジャニ∞クロニクル》の貢献度も非常に高いと私は思ってるので、本当に今の環境が有り難いものだと認識している。ありがとう世界。

 

 

でも、一方でその関ジャニ∞の進路に違和感を感じたり、自分のアイドルに対する価値観との相違を感じたりして、関ジャニ∞から離れていく人もいたと思う。

 

私は関ジャニ∞が自主レーベルを設立した頃、関ジャニ∞の進路が見えず、ファンである自分の気持ちも、関ジャニ∞が抱く思いも、よく分からなくなったことがあった。でも、頭で考えることをやめて、彼らが発信してくれるものを素直に受け止めながら、心が動くまま、彼らを応援すればいいと思えてから、何だかんだ楽しく応援してこれた。

でもそれは、たまたま関ジャニ∞が進む道と、私の価値観が同調できる側面が多かったからで、少しのズレがあっても後々歩み寄れるような距離だったからで、色んなタイミングも含めて、本当に素敵な偶然なんだと思う。

だから、離れてしまった人やこれから離れてしまう人がいることを嘆く必要もないし、咎める必要もないし、その事象は自然の摂理なんだと思う。アイドルに限らず、アーティストとファンという関係においてそれは、ただただ、普通のことなんだと思う。きっとアイドルは、アーティストは、関ジャニ∞は、そういうことをまるっとひっくるめて、まるっと受け止めて、こうやって進んでいくんだ、今はここで輝くんだ、と示してくれているんだと思った。そう思うようになった。

 

 

そして私は2016年のツアー・関ジャニ's エイターテインメントに足を運び、2015年のリサイタルで漠然と感じたことを再確認する。

セットリストにおけるアコースティックナンバー《日替わり曲→言ったじゃないスカ》、ここは個人的に、横山さんがトランペットを始めてからずーーーっと密かに思っていた”スカバンドをやってほしい”という願望を突然さらっとやってのけた関ジャニ∞に腰を抜かした。

バンドナンバーである《Tokyo horic→象→NOROSHI》の三曲は、あの日のリサイタルのように手を叩き、拳を突き上げ、身体を揺らしながら関ジャニ∞の音楽を全身で楽しんだ。この三曲でチケット代の元が取れたと思った。

 

でも何よりも、このツアーは公演が終わってから”なんかすごい楽しかったんだけど何これ…?”という、今まではここまで感じたことのない大きな満足感があった。

今思えば、きっとそれは関ジャニ∞がきちんと”呼吸”をして、きちんとアイドルとして”生きて”いたから得られた満足感だったんだと思う。私が好きだなぁと思う関ジャニ∞の色んな側面を存分に”活かした”ツアーだったんだと思う。

東京へ向けた皮肉たっぷりのラブソングのような《Tokyo holic》を五大ドームで歌い、ツアーの最後の最後に《TAKOYAKI in my heart》という大阪への愛を歌う関ジャニ∞。愛おしいでしかないじゃないか。

 

 

 

そしてついに、私が喜びのあまり阿鼻叫喚する、あの夜がやってくる。

 

2017年5月12日、私はこの日Mステに出る東京B少年*6を見るために、仕事を終えて帰宅し、テレビの前に座っていた。Twitterを覗きながら、Mステを見ていた。

 

すると突然、今日出演していない筈の自Gのアー写が画面に映し出され、《独占解禁 関ジャニ∞のサプライズ情報》という文字とナレーションが私に飛び込んできた。完全にこの時点で私の脳の情報処理スピードが追いついていない。あまりにも突然すぎて え、なに? と反射的に口から出た。ちなみにすでに立ち上がっている。

 次の瞬間、テレビの画面には《自身初となる野外フェス METROCK 2017 に出演決定》という文字が映し出された。

 

 

信じられなかった。

 

 

待って待って待って待って待って知らないからえ?!え?!?!待って?!?!これ今出た情報なんだよえ?!?!(突然リビングにいた母に説明する)ほんと待って待って待って待って………まじなん?!?!?!?!……待って……えーーーーー?!?!?!?!やばいやばいやばい……えーーーーーー?!?!?!

とひたすらテレビの前をうろうろしながら叫び続けた。「待って」って何なんだろうか。でも本当に「待って」だった。一切ついて行けてなかった。お願いだ、少し待ってくれ、私の思考も情緒も追いついていない。パニックだった。

 

でも間違いなく嬉しかった。信じられないくらい、心の底から、本当に、嬉しかった。私がアメリカ人なら Oh my God を様々な抑揚で連呼していたと思う。オーマイガー祭りだったと思う。(?)本当に本当に本当に、嬉しかった。

 

私がずっと ”個人的な私欲として” 、”実現しない幻想として” 抱えていた《関ジャニ∞の野外フェス出演》が現実になってしまったのだ。しかもすでにチケットは完売済みとのこと。

 

めちゃくちゃかっけぇなおい!!!!!

 

フェスは無理でもゲリラライブ…の話を超越して、もはや”野外フェスという名のゲリラライブ”をやろうとしてるじゃねーか。

 

めちゃくちゃかっけえなおい!!!!!!!!(5秒振り2度目)

 

 

私はMETROCK当日、ビアガーデンに行く予定だったのだが、ソワソワが止まらず胃をキリキリさせながら友達と待ち合わせをした。完全に心ここにあらずだった。一杯目の生ビールは味がしなかった。若洲公園に解き放たれた関ジャニ∞に思いを馳せていた。

Twitterを覗きながら、セットリストを把握しながら、野外フェスに関ジャニ∞が出演していることを実感していった。マイナスな情報も目にはしたが、間違いなく”ファン以外の人”の目に関ジャニ∞が触れてもらっている世界が、「関ジャニ∞が世に解き放たれた」世界が、そこにはあった気がした。

 

外界への重たい扉を押し続けて、ときにはメンバー1人ひとりの仕事や知名度で後押しをし続けて、そうやって踏ん張り続けてきたら、質のいい冠番組関ジャニ∞というグループを後押ししてくれて、音楽面でもたくさんのバックアップをしてもらえて、やっと光が入るくらい、やっと気持ちいい風が吹き込むくらい、少しずつ扉が開いてきたんじゃないかと私は感じている。

だからファンはその扉を閉めるようなことはすべきではないと思う。マイナスだと取れる情報に大声をあげて嘆くんじゃなくて、もっと自由に、もっと広く、関ジャニ∞がその扉を出入りできるように、プラスなことを大きな声で叫んでいきたいと私は思う。

そうしていれば、きっと関ジャニ∞がたまに扉を少し閉めて、私たちが喜ぶことを発信してくれると思うから。

今回のアルバムの、年下4人・三馬鹿のユニット分けもそういうものだと思ってる(お花畑)

 

 

よし!叫ぶぞ!

 

 

2017年6月28日発売

関ジャニ∞ニューアルバム「ジャム」

めちゃくちゃ売れろ!!!!!!!!!!!

 

*1:2010年〜2012年開催

*2:Circleという曲で曲名の通りサークル(円)を作って回りながらツーステを踏んで踊ることがお決まり

*3:HE IS MINE のレスポンス

*4:”デスウェーブ”と呼ばれた真夏の地獄と化していたあの場所

*5:INFINITY RECORDS

*6:ジャニーズJr.内のユニット

”演じる”横山さんについて

「上を下へのジレッタ」

5/14の昼公演と5/27の昼公演を観劇して来ました。が、前振りのみでこの記事は終わります。(予告)←

 

 

 

いや〜〜、まずね、横山さんがこのタイミングで舞台の主演をやるとは思ってなかった。また舞台のお仕事やりたいんだろうなと思ってたし、やって欲しいとも思ってたけど、このスパンで主演舞台が来るとは正直夢にも思ってなかった。

 

連続ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」への出演、初主演*1映画「破門〜ふたりのヤクビョーガミ〜」の公開、からの 妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」で主演を務めるってさ……私はこんな世界知らない!!!!!ってなるじゃん、私はなった。

 

 

横山さんがコンスタントに役者としてのお仕事をする、そこに私が魅力を感じる、という事象は私の知っている世界には無かった。

関ジャニ∞横山裕といえばヒルナンデス!バラエティー!というのが世の中のイメージだろうし、そこにいるということが横山さんの強みでもあるだろうし、でもドームでコンサートをすれば5万人相手にキラキラのアイドルをしたりする。そんな横山さんの二面性というか、”ジャニーズだから何でもできる”っていうのを”自分なりに”体現するアイドル観というか、プロ意識というか、そういうところが堪らなく好きで。私が横山裕に転がり落ちた瞬間もここに由来してたりする。

 

正直、私は「破門〜ふたりのヤクビョーガミ〜」を観るまで、役者としての横山さんにはあまり魅力を感じていなかった、というか、自信がなかった。(何様)

役者 というより、演じている横山裕 としか認識が出来なかった自分がいて、「みんな見て見て!!!すごいでしょ!!!」って大きな声で叫ぶことが出来なかった。だから、自信がなかった。

 

ブルームーン」のときは横山さんにとって初の主演舞台で、それをこの目で観ることができるっていうことがすごく嬉しくて、横山さんが舞台の主演を務めるという世界がすごく有り難かったけど、なんというか、うまく言えないけど、”ここは大切な通過点だな”って何故か漠然と思っていた。向坂ユタカ を観ているはずなのに、ずっと心の中で”がんばれ”って念じながら舞台を観ていて、カーテンコールでホッとしたような笑顔で客席に手を振る 横山裕 の姿に安堵して涙が出た。この経験がこれからの 横山裕 の糧になることを願い、まだまだこれからだと横山さんがより輝いていくこと、そしてその前進していく姿を見させて欲しいと望んだ。

 

 

そんな私が「破門〜ふたりのヤクビョーガミ〜」を観てから、”演じる”横山さんに対して今までと違う感情を抱くようになる。

 

なぜならスクリーンの中では 演じている横山裕 ではなく、二宮啓之 が生きてたから。

 

 

私も 啓ちゃん って呼びたい(頭を抱える)

 

 

映画の公開期間中、この言葉を何度口にしたかわからない。油断すると 啓ちゃん… って口からこぼれ落ちてた。啓ちゃんが背負ってたジャンスポにはブタ鼻*2が付いてた…!とか言って必死に同じバックパックをネット検索した。バックパックにグレゴリーの旧ロゴのポーチも付いてた…!とか言ってもう売ってない旧ロゴのポーチを求めて古着屋を回った。

 

このあたりでハッと気づく。

 

 

私、啓ちゃんのことだいぶ好きだわ

 

 

今まで自担が演じる役が身につけているものを探すなんて、ましてや身につけたいだなんて思ったこともなかった。だって役にすぎないし。それは演じている横山裕だし。もうこの構え方の時点で役にも作品にも思い入れというものがとてつもなく薄い。だって、自信がない。

 

でも 二宮啓之 は違ったんだよなー。

だからTwitterでも散々、啓ちゃん啓ちゃん 言いまくった。ジャンスポのバックパックの話もしまくった。ジャンスポに関しては盛り上がりすぎて、フォロワーさんに 映画見ながらバックパックのこと考えちゃった と言われる始末だった。(迷惑)

 

何度も破門を観ている中で、クスッと出来るシーンで他のお客さんが笑っているのがわかると、グッときてしまって映画館で静かに泣いたこともあった。(情緒)

 

でもこの瞬間に「みんな見て見て!!!!!すごいでしょ!!!!!これが私の好きな人です!!!!!」って大きな声で叫びたい、と思った。破門おもしろいよ!二宮啓ちゃん愛おしいよ!って大きな声で叫べるって思った。

 

これは私の世界に起きた大きな変化だった。

 

それに加えて、「破門〜ふたりのヤクビョーガミ〜」の主題歌・なぐりガキBEATのジャケットでは横山さんがセンターに立ち、曲中では横山さんが冒頭からトランペットを吹き、最後のフォーメーションでは横山さんがV字トップで麗しい横顔を存分に見せつけて終わる。

 

何度も何度も言うけど、2011年に横山裕に転がり落ちてから、たかが6年ほどの年月しか経っていないけれども、こんな世界が待っているなんて私は思いもしなかった。

小さな不満があった時期も無かったとは言えないけれど、基本的には横山さんを応援していることが楽しくて、嬉しくて、私は今までだってきちんと満たされていたと思う。

でも映画の主演として、その物語の主人公として、スクリーンの中で生きる 二宮啓之/横山裕関ジャニ∞)を観る日が来るなんて。主演映画の主題歌を関ジャニ∞が歌い、そのジャケットでセンターに立つなんて。その曲中でトランペットを吹くなんて。挙げればキリがない程、想定していなかった事態が勃発している。

 

”横山さんを応援していて幸せだ”

 

今までもそう思っていたけれど、漠然と今までに味わったことのないような、大きくて温かい、そんな幸福感で満たされた。

映画館で思わず涙が流れたのは、横山さんが”演じる”二宮が佐々木蔵之介さん演じる桑原とクスッとする掛け合いをしていて、それを観たお客さんが笑っていたからで、その瞬間に”横山さんが二宮を演じている作品で人が笑顔になっている”と実感したからである。

 

これは私にとって 横山裕 が人を笑顔にしている、というのとは訳が違う。「破門〜ふたりのヤクビョーガミ〜」という世界線で、スクリーンの中で生きている”二宮啓之”が、人を笑顔にしていたのだから。そして、そんな空間が全国の映画館で展開されている。……え、やばくね???幸せすぎるでしょ???え???意味わからないね???ってなるじゃん、私はなった。そして泣いた。情緒が乱れてるとか知らねえ、勝手に涙がこぼれた。幸せで堪らなくて、涙がこぼれた。

 

そこから私は初めて”演じる”横山さんに、正面から向き合えるようになったんだと思う。そして、胸を張って”演じる”横山さんを「いいでしょ!!!!!かっこいいでしょ!!!!!」って応援できるようになったんだと思う。

遅くなってごめんなさい、でも心から応援できる側面を増やすチャンスをくれてありがとう、って更に横山さんを好きになれた、更に好きになってしまった。

 

そして私は有り難いことに自名義で初めてXのついた列のチケットを引き当て、 妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」の観劇を迎えることになる。

 

 

 

 

 

 

ここまでバーーーッと書き殴って3000文字オーバー(笑)なので一旦締めま〜〜す(笑)ジレッタのことはまた気が向いたら書こうかな〜〜って感じです、おわり!(極めて雑な終わり)

 

 

*1:佐々木蔵之介さんとW主演

*2:四角形に二本縦線が入ったピッケルホルダーのこと

なんとなく。



ただ、なんとなく、開設しました〜!


ずっと作るだけ作ろうと思いつつ時間だけが過ぎていたので、思い立ったときに作ろうじゃないか!というただの私の今の気分です。(笑)

JKの頃に日記みたいなブログ持ってたけど(時代)、文章を打ち込む場所ってすごい久しぶりでソワソワしますね!!(知らんがな)



クリエがあったり、ジレッタがあったり、METROCKがあったり、なんか最近世界が私に優しいから(?)
色々思うこともあったりなかったりで、文字制限とか気にせずに吐き出せる場所が欲しいなーって思ったのがブログ開設の1番の動機かな。


死ぬときに消しておかなければならないコンテンツを増やしてどうする(真顔)って私の中の人格がケンカし始めそうだけど、今のふわっとした幸福感を残しておきたい〜〜!っていう人格が勝ったのでふわっと残していこうと思います!

よこやまさんともりたくんのことは書くと思います、たぶん(雑)


はい、ということで、ここはふわっとした幸福感を噛み締めたい、語彙のないつまらないひとの雑記になります〜〜(確定事項)








無いものねだりは
僕を否定するものじゃないから
いっそ言い換えてしまおう

誰かと同じことを支えに
誰とも違うことを誇りに


ナイモノバカリ / NUBO