ナイモノバカリ

誰かと同じことを支えに 誰とも違うことを誇りに

沢山の"ありがとう"を君に。

 

森田美勇人くん、22歳のお誕生日おめでとう。

 

何を書いたらいいだろう…とぼんやり考えながら、10月31日にこのブログを書きはじめた。今まで私は森田くんに対する感情を"言葉にする"という、自分の感情が形に残ってしまうことを避けていたのだから尚更だ。でも、もういいんだ。素直に、真っ直ぐに、私の目で見た色んなことを思い出しながら、私の言葉で形にしようと思う。おめでとうの気持ちと、沢山のありがとうの気持ちを込めて。

 

 

 

21歳の森田くん。

森田くんが2016年12月の帝国劇場で、青色のユニフォームを身につけてショーバスケのアンダーを務め、レッグスルーを決めていたことを私は鮮明に覚えている。

2015年ガムシャラ!のチーム我で、ショーバスケに取り組む森田くんに目が離せなくなり、2年前のEXシアターでめまいがするくらいキラキラとした熱気に包まれながら、きっと私は無意識のうちに"この人の未来を見たいんだ"って小さな決意をしたのだと思う。そんな私にとって思い出深いバスケットの演目を、森田くんは帝国劇場でこなしていた。それを"アンダー"として務める姿から、これは森田くんの手札の多さや信頼度を表すものなんじゃないかと思った。「みゅうとが出来る」って周りが信頼してくれている。そこまで持っていくのって簡単じゃないと思うんだ。森田くんの努力とか、人柄とか、仕事に対する姿勢とか、そういう沢山のものがこの小さな出来事に詰まっている気がして、なんだかグッときてしまった。

そして何より、森田くんはその帝国劇場でTravis JapanLove-tune の森田美勇人として、舞台に立っていた。Travis Japan として踊ったあとに、ステージ上でジャケットを着替え、Love-tuneとして踊る。そんな森田くんの姿を見て、"すごいところまで来たなぁ"と漠然と思った。決意を具現化したような、すごく強かな光景を突きつけられている気がした。

 

そしてこの時期、Love-tuneのみんなと一緒に関ジャニ∞のドームツアーの見学に来てくれた森田くん。これは私にとってすごくすごく嬉しい出来事だった。ベースを弾く森田くんが、バンド演奏をするLove-tuneが、関ジャニ∞のライブを見てくれたことが嬉しくて堪らなくて、私のエゴでしかないけれど、2つのグループがいつか少しでも交わることを願わずにはいられなかった。そして、いつか森田くんも大きな会場で主役としてパフォーマンスができるように、この見学がそんな未来の糧になるように、と私は願った。そんな願いが、少しだけ叶ったよ。2017年10月20日Zepp Diver City で。私はあの日のことを絶対に忘れない。

 

 2017年3.4月で開催されたジャニーズJr.祭りでも、森田くんはTravis JapanLove-tune としてステージに立っていた。なんだか、少し、痛いくらいに、"真ん中"でいることを選んでくれている気がして、ステージの上の森田くんを見ながら胸がぎゅーっとなった。『どっちも100でやる』という森田くんが発信した言葉。ユニットを兼任していることを後ろめたくなるような刺々しい意見だってあるだろう、そういうものが目に入りやすい時代でもあるだろう、そんな環境の中でそこまで強い意志のある言葉を聞けるなんて思っていなかった。森田くんは、強い。間違いなく"どっちも100"だった。

それに加えて私はここで、今まで感じたことのない感情も抱いたんだ。センステで一緒にパフォーマンスをする、Travis JapanLove-tune の"13人"。7人と7人で、"13人"。そんな彼らの姿がすごく眩しかった。アイドル・森田美勇人がステージに立つことを1番に認め、支えてくれているであろう仲間たちと森田くん。そんな"13人"全員のことが、愛おしくて愛おしくて堪らなかった。そこには確かに沢山のキラキラが散りばめられていた。強くて、優しくて、煌めいている"13人"の思いが、沢山詰め込まれているように感じた。

 

あとは忘れてはいけない、ロスへのダンス留学。もうその事実も、そこから得たものも、それをこちらに伝えてくれることも、何もかもがかっこよくて私なんかの未熟な言葉じゃうまく表現できないな。これもすごく個人的なことになってしまうけれど、『ロックダンスのかっこよさや真骨頂がわかった』と話してくれたこと、とても嬉しかった。私はダンスが好きで、その中でもロックダンスと呼ばれる lockin' というジャンルのダンスと、それが似合う音楽が好きで。そんな自分の好きなものを、ダンスの原点・聖地であるアメリカで、森田くんが本物を感じてそう言ってくれたことが少し羨ましくもありながら、とにかく嬉しくて仕方がなかった。やっぱり私はこの人の持っている"アンテナ"が好きなんだと、もう降参するしかないような、"好き"という思いの根っこの部分を見つけてしまった気がした。わかっていたけれど、私は"森田美勇人"というアイドルが持つ感性、センス、それをアウトプットする表現力、全てが好きなんだと改めて感じる出来事だった。

 

5月にはシアタークリエでジャニーズ銀座2017が行われた。Travis Japan としてのステージ。Love-tune としてのステージ。ここでも森田くんは"どっちも100"だった。でも"真ん中"であり続けたJr.祭りとは違う、それぞれのステージで限界値まで"100"であるような、そんな森田くんがそこにはいたように思う。だから、私はどちらの公演も本当に心の底から楽しかった。2つの居場所があること、シンプルに嬉しいことだと思った。そして私がこのときからだいすきになった歌が【Air】。あれから何かあるたびに、私は車を走らせながら【Air】を聞いている。愛することは思いやりの続き。本当にその通りだなぁって。そんな綺麗な愛の歌を歌う森田くんはとても優しく、温かい笑顔を見せてくれた。私のだいすきな森田くんだった。

 

7月には映画【ニートニートニート】への出演決定!FINE BOYSレギュラーモデルへの起用!そんな嬉しいニュースが立て続けに飛び込んできた。"アイドルは何でもできる"っていう森田くんのアイドル観を体現するような、とても素敵なお仕事を頂いたと思っている。特にモデルに関しては、何度も森田くんが自ら発信していた夢のひとつで、それを掴んだという喜びがファンである私にとってもすごく大きなものだった。やりたいことが出来るって、 簡単なことじゃないよね。すごいことだよね。見てくれる人ありきの世界に生きている森田くんが、"自分のやりたいことをできる"ということがすごく幸せだなぁと思った。森田くんがやりたいこと、見たい景色、手にしたいもの、そういうものが沢山巡ってくればいいなと思う。

 

そして夏。EXシアター。私は1年前のEXシアターでの森田くんを見て、とても勝手なお節介ながら "どこかでプツンと気持ちが切れてしまうのではないか" と少しだけ、一瞬だけ、森田くんのことを案じた。でも今年の森田くんにそんな面影は一切なかったなぁ。どこか余裕すら見えるほどだった。本当にずーっとかっこよかった。言葉の端々に森田くんの優しさも見えて、なんて言ったらいいかわからないけれど、本当に出来た人だと思った。それでいて、いつだって『楽しかった』って言ってくれる森田くん。森田くんが楽しかったって笑うなら、本当にそれだけでいいと思える。森田くんは楽しいのが1番だって知ってるんだ。かっこいいことが好きなのも、楽しかったって言えるパフォーマンスをしてくれることも、とっても"アイドル"でだいすきなところ。

そんな森田くんが【BOMB】のソロムーブで、ロックダンスをしてくれたこと、今まで生きてきて1番嬉しかったかもしれない。(笑)まさか森田くんがゴリッゴリにlockin'を踊ってくれる未来が、こんなにすぐ来るなんて思いもしなかった。バケットハットを被ってlockin'をステージの真ん中で踊るその姿は、私の"好きなもの"をぎゅーっと固めて出来たものなのかと思うくらい、私にとってとんでもなく輝いているものだった。本当にアメリカで本物のダンスに触れて、ロックダンスがかっこいいと思ってくれたんだって、嬉しくて嬉しくて泣きそうなほどだった。しかも、それをきちんと自分で身につけてきてるんだから、本当に森田くんは恐ろしい…。あんなにダンサーみたいなロックダンスをしてくれるなんて、正直思ってなかった。"森田美勇人"を見くびっていた。私は森田くんの努力やセンスに再び驚かされ、また"好きだなぁ"って思ったんだ。

そして何より、Jr.祭りで見た"13人"のキラキラがEXシアターにも詰まっていた。"真ん中"の森田くんもいた。それぞれ"100"な森田くんもいた。それを1番近くで見てくれている、12人の"仲間"がいた。間違いなくあのステージにいた全員が森田くんの"仲間"だった。一緒に歩んできた"仲間"だった。森田くんが守ってきた"仲間"だった。森田くんの支えであろう"仲間"だった。なんだか、それだけでいいじゃないか、と思えた。あんなに優しくて、温かい空間を創り出せる"13人"が本当に愛おしいと思った。有り難いと思った。お互いを褒めあって楽しかったねって、またらぶとらやろうねって、らぶがすきかー?!とらじゃがすきかー?!どっちもすきかー?!って、そんなことを言ってくれる彼らは本当に優しかったと思う。そして強かったと思う。少なくとも予防線を張り続けてしまった私より、はるかに強くて優しかった。

 

すごくナイーブな話だと重々承知しているけれど、私はやっと前に進むことが出来たから、語彙力のないつまらないおたくの戯言としてただ個人的な思いを書かせてほしい。

『最後の1人になってもTravis Japan としていたい』、その言葉に嘘はひとつもなくて、森田くんの本当の言葉だと私は思っている。きっと森田くんはLove-tuneに対しても同じような言葉を添えると思う。そういう人だと思う。

今年の夏を終えて、《Travis Japan・森田美勇人》は私にとって"永久欠番"になった。きっと、これからも、ずっと、心の中に生きている。

この区切りをつけるまで、もう"Travis Japan"っていうものは"概念"なんじゃないかって思ったり、そんな誇りを持つ人が"Travis Japan"なんじゃないかって思ったり、なんだか思考がふわふわしてしまって、どうにかして《Travis Japan ・森田美勇人》を形の無いものに当てはめたくなってしまうほど、私はどうしようもなくTravis Japanが好きだということを再認識する日々が続いていた。私は、痛いくらいに優しくて、真っ直ぐで、可愛らしい兄弟みたいで、凛々しくて、ダンスに対しては職人のようで、ステージで生きてきたんだってことが身体から発されているような、Travis Japanが大好きなんだ。

だからこそ、私にとっての《Travis Japan・森田美勇人》は、"永久欠番"にした。同時に私の中でも "森田美勇人がいたTravis Japan" の時は止まった。でも、たまに思い返してかっこよかったなぁ〜ってやってもいいじゃないか。楽しかったなぁ〜ってやってもいいじゃないか。現在進行形のTravis Japanにもかっこいい!かわいい!って言ってもいいじゃないか。私はそうやって、沢山の素敵な思い出を抱えて、森田くんの進む未来について行こうと思う。それが私の下した決断だ。

 

こうやって私が思えたのは、紛れもなく『Love-tune Live 2017』という、Love-tune初の単独ライブがきっかけだった。21歳の森田くんが立った最後のステージ、Zepp Diver City。関ジャニ∞のベーシストであるまるちゃんが見に来てくれた。私にとって《Love-tune・森田美勇人》を肯定することができた初めての空間だった。

こうやって森田くんは、いつでも私に想像できなかったような、新しい温かい気持ちをくれる。新しい景色を見せてくれる。そんな進化をやめることのない、貪欲な"アイドル・森田美勇人"が好きなんだ。

 

私は21歳の森田くんを応援していることで、こんなに沢山の素敵な光景を見た。こんなに沢山の素敵な気持ちを抱いた。こんな幸せなことってあるかな。なかなかないと思うな。本当にありがとう。私にとっての"スーパーアイドル"は森田くんです。いっぱい、いっぱい、ありがとう。森田くんにとって、21歳の1年はどんな1年だっただろう。嬉しかった、楽しかった、そんなキラキラしたものが多かったらいいなぁ。

そして22歳の森田くんにも沢山の煌めく出来事が待っているといいな。どうか森田くんの生きる世界が少しでも優しくありますように。森田くんが美しく勇ましく、輝いていられますように。そう心から願っています。

 

少し遅くなってしまったけど、改めて、22歳のお誕生日おめでとう。

 

2017.10.31

 

(※2017.11.20 編集)

エイト担兼らぶ担となった私の『Love-tune Live 2017』

 

2017年10月20日、お台場 Zepp Diver City。

ジャニーズJr.内のユニットである【 Love-tune 】の初単独ライブ、『 Love-tune Live 2017 』の最終公演。

 

 森田美勇人くんは " 夢のような時間でした。"という言葉で、3日間(全3公演)を締めくくった。

 

 

Love-tune Live 2017』

結論から言うと、私にとっても想像していたより遥かに素敵で、夢のような時間だった。

 

 

 初日である10月18日、私は有難いご縁で最終公演に入らせてもらえることになっていたので、この日はとにかくセットリストが知りたくて知りたくて、終演時間を見計らってSNSに張り付いていた。

 

続々と流れてくる情報の中で、【象】【Dye D?】【Will Be All Right】【Heavenly Psycho】【SHE SAID…】この5つの曲名を見た時点で私のHPはほぼ0となった。(白目)

 

前置きしておくが、私にとって初めてのジャニーズがKAT-TUN(主に仁亀)であり、今現在の自軍と呼ぶグループが関ジャニ∞でなのである。そんな私の主観を存分に盛り込んだ感想を書き殴ることをここでは許してほしい。

 

【Will Be All Right】【SHE SAID…】は単純にとても好きな楽曲で、森田くんがこの楽曲をやってくれることが素直に嬉しいという気持ちと、【Dye D?】は"それ持って来るか?!"という意外性とどんな演出なのか楽しみ!という気持ちが大きく、語彙のないおたくである私はポジティブな意味で"しぬ"と思った。(安定の語彙力)

 

しかし残り2曲。

 

とりあえず【象】。この曲はバンド演奏をする楽曲としてとても魅力的で、端的に言うと"かっこいい"。しかし関ジャニ∞が初めてコンサートで披露したとき、驚くことにこの曲はバンド演奏ではなかった。作詞・作曲が高橋優くんであり、言わばこの曲は"生粋のバンド曲"である。それにも関わらず、なぜ関ジャニ∞の初披露がバンドではなかったのか。色々と当時憶測されていたが、シンプルに考えて演奏が"簡単ではない"。そんな【象】は2014年11月発売のアルバムに収録されていたが、バンドとして関ジャニ∞が披露したのは約2年後、2016年12月から始まったツアーの中だった。(ちなみに関ジュちゃんが本人たちより先に同年11月開始のクリパでバンド披露をして界隈がざわつきました…)それから【象】は、関ジャニ∞の積み上げてきたバンドスキルを存分に発揮する"かっこいいバンド曲"として君臨し、楽曲の魅力とバンド披露を2年も引っ張られたことが相まって、関ジャニ∞のファンである私としてはなかなか思い入れのある曲なのである。

 

 そして【Heavenly Psycho】。関ジャニ∞が2005年に発売した「大阪レイニーブルース」のカップリングであり、内くんの声が関ジャニ∞のCDに収録されているのはこの音源が最後である。この頃の私にとって関ジャニ∞は自軍ではなかったが、今は亡きYou&Jという連合軍に属し、軽率に「エイトなら内くんかたっちょんが好き〜♡」と言っていた身として、この歴史はどしんと胸にとどまっている。ちなみにこの翌年発売した初のアルバムに収録された【Heavenly Psycho】には内くんの歌声はない。そして時を経て、2015年発売シングル「侍唄(さむらいソング)」のカップリングとして【Heavenly Psycho】は関ジャニ∞によって再録された。この編曲には錦戸亮も携わっており、10年前はステージの左右で踊っていた横山裕村上信五も楽器でこの曲に参加している。長々と述べたが、要するに【Heavenly Psycho】は激しくエモい。とにかくエモい。もう死語かもしれないけど、ひたすらにエモい。もはや私にとって聞くとしにたくなるレベルなのである(語弊)。とりあえず1回この楽曲の歴史を踏まえて歌詞を読んでほしい。

https://sp.uta-net.com/song/43694/

 

そんなこともあり、私はLove-tune(安井・真田・森田・萩谷)が少クラで披露した【Heavenly Psycho】もまともに見れていなかった。聞けなかった。心の底で、これは関ジャニ∞の歴史とも言える大切な曲で、他の誰にも歌えない歌だと思っていたからだと思う。今私が担当として森田くんを応援していても、この曲だけはなかなか受け入れるのが難しかった。

つまり私は、Love-tuneZeppで披露する【象】 と【Heavenly Psycho】の2曲を、"きちんと受け止められるか"という、とてつもなく大きな不安を2日間抱えることとなったのだ。

 

 

 

そして迎えた10月20日、『Love-tune Live 2017』最終公演。

 

邦ロックや音楽フェスを生きがいとしていた頃に度々足を運んだ、Zepp Diver City。私がここに来るのはGTの年越し以来、約4年振りだった。 この会場にジャニーズJr.を見に来ることになるとは思ってもみなかった。いや、ジャニーズJr.がこの箱に立つなんて想像したことがなかった。Zeppで単独公演だなんて、下手なことをすればバンド界隈がころしにくるとそこそこ本気で思っていた(真顔)。そんな会場に単独で乗り込むLove-tuneってなんなんだ。

 

私は昼頃からグッズ列に並んだが、あと一歩のところで自担がデザインしたTシャツが完売した。ジャニーズJr.のユニットが単独ライブをZeppで行い、そのグッズとしてTシャツが2色展開で発売され、それが完売したのだ。しかも需要と供給のバランスが絶対に取れていない。圧倒的に需要の方が大きい。私を含め、手に入れたい人がまだまだ大勢いた。Love-tuneってなんなんだ(2回目)。

 

 17:00開場とともに整理番号順に呼び出され、入場。私は800番代前半で入場し、会場中央の柵うしろ2列目あたりに入った。Zeppとはいえ、ジャニーズJr.内のユニットであるLove-tuneを応援している人が集まっているわけで、開演前の雰囲気は夏のEXシアターと変わらなかったが、明らかにひとつ違うことがあった。それは、多くの人がグッズであるLove-tuneTシャツを身につけていることだった。当たり前のようだが、全然当たり前じゃない。それこそがZeppで単独ライブをしているという証拠であり、Love-tuneとファンだけの時間が、会場が、環境が用意されているということを実感するものであった。

 

 そしてついに開演。"Love-tune"と形取られた大きな電飾がパァっと光り、ステージ下からぐーっとステージ上部へ上がっていく。最初は青っぽい光りに包まれていた"Love-tune"という文字が虹色に輝き、ライブの幕が開けた。

 

そこから開演前の不安はどこへやら、ひたすらに、心から楽しかった。ステージのサイズ上の問題で「踊らない」ようなことを雑誌でほのめかしていた為に、踊らないのかよ〜と一部のファンは残念がったり、Zeppだからそうだよね!とバンドへの期待値を高めたり、色々な意見を見たが、彼らは十分に踊っていた。あれで「踊らない」なんて言ったら関ジャニ∞のライブは見れないよ…(小声)。

 

そして来てしまった、聞き馴染みのあるイントロ。【Heavenly Psycho】だ。

私は反射的に一度持っていたタオルで顔を覆った。"やっぱり聞けないかもしれない、いや、聞かなきゃいけない、でもやっぱり無理かもしれない"、そんな葛藤を心の中で何度も何度も繰り返した。

意を決して顔を上げたとき、ちょうど森田くんのソロパートだった。

 

" でもこうして繋いだ手 ひとりじゃないね "

 

そう穏やかな表情で歌う森田くんを見て思った。"そうか、今森田くんはここにいる6人と一緒に歩んでいるんだ。未来に向かって歩んでいるんだ。" そう気づかされた。

 

その瞬間に、私は初めてLove-tuneの歌い奏でる【Heavenly Psycho】を受け止めることが出来た気がした。関ジャニ∞とは別の、Love-tuneの未来を歌う歌だった。

 

Travis JapanLove-tune の二足の草鞋を履いて必死に前へ進んで来た森田くん。私が森田くんに出会った頃、Love-tuneはなかった。そしてきっと今年の夏で、Travis Japan・森田美勇人としての時間は止まったんだと思う。私が森田くんを応援しはじめて、たかが約2年半。されど約2年半。環境は大きく変わった。そんな中、私は今までどちらのユニットにも肩入れしてしまうことを恐れて、ユニットに関する感情を表現することは出来るだけ避け、どっちも好きになりすぎないように、どっちも嫌いにならないように、なんとなくずっと予防線を張っていた。

 

でも今この瞬間、森田くんは間違いなくLove-tuneとして未来へ向かっていた。【Heavenly Psycho】という未来への歌を歌っていた。

そう感じたら、今まで呪縛のように心に巻きついていた色々なものが解けていく気がした。

 

白いライトに包まれながら"希望の歌"を歌う7人はすごく眩しくて、Zeppの音響の良さも味方して、彼らの奏でる音がステージから客席を包み込んでいるように感じた。涙は出なかった。温かい気持ちで胸がいっぱいになった。それが私の心が出した答えなんだと思った。

 

 

そしてMCである。

見学の紹介では風磨くんと千賀くんが紹介され、Love-tuneのメンバーとも交流の深い2人とは仲睦まじいというか、内輪ノリというか(笑)、見学の2人にMCの舵を握られそうになるくらいリラックスした雰囲気で進むMCだった。風磨くんに対する森田くんの飾らない言葉と態度も、なんだか対等な人間味が溢れていて愛おしさが増した。

 

そんな和やかなMCが続く中、安井くんが突然「今知ったんだけど、丸山くんが来てくれたみたいで…」と言いはじめ、見学席がもう一度ライトで照らされた。

 

そこには私にとって自軍のベーシストである丸山隆平、まるちゃんがいた。

 

意味がわからなかった。なぜなら彼は次の日、朝から大阪でレギュラーである情報番組の生放送があるのである。来るわけないと思っていた。意味がわからなかった(2回目)。

 

そんな丸山隆平さんは自己紹介をしてすぐ、「すみません、仕事があって遅れちゃって途中からなんですけど…(※ニュアンス)」と述べた。丸山隆平ってなんなんだ(崇拝)。

 

そこからのLove-tuneがめちゃくちゃかわいかった。ただのファンだった(主観)。萩谷くんは緊張しすぎて動きがこんなんになっちゃう、といきなりロボットになった。真田くんはジャニーズで良かった!!と叫んでいた。

 

そして森田くん。やばいやばい、めちゃくちゃ嬉しい、嬉しいすぎてやばい、と私並みに語彙のないおたくのような言葉を並べていた。本当に嬉しそうだった。キラキラした目で上手上部にある見学席を見上げていた。

私はここで1番泣きそうだった。

たまたま関ジャニ∞のツアータオルを持っていた私は、まるちゃんの姿が見えた途端に、思わず見学席とステージに向けて、タオルにある関ジャニ∞のくちびるくんマークを控えめに掲げた(おい)。でもどうにかしてこの自分の居合わせた偶然ともいえる奇跡的な状況に、まるちゃんに、Love-tuneに、感謝や興奮を伝えたくなってしまった。

 

それからメンバーに促され、森田くんは少し緊張した面持ちで「森田美勇人です、一応ベースをやってます…。」とまるちゃんに向けて自己紹介をした。それを受けて丸山隆平さんはいつもの穏やかな笑みで「あ、僕もベースやってます…。」と返し、「「「知ってます…!」」」とLove-tuneに返されていた(尊い)。

Love-tuneが【Heavenly Psycho】を少クラで披露したことを知っていた丸山隆平さん。リハ場のホワイトボードに「関ジャニ∞の曲を沢山やってくれてありがとう」とLove-tuneに向けて直筆のメッセージを残す丸山隆平さん(ここで事実確認済)。基本的に前屈みで、時々ドラムやベースのリズムを取りながらLove-tuneのパフォーマンスを見ていてくれた丸山隆平さん。

 

そして公演は進み、象の鳴き声がZeppに響いて始まった【象】。

私は自分への不安として、関ジャニ∞の歌い奏でる【象】 と比べてしまうことを抱えていたわけだが、もうここではその不安よりも "丸山くんに最高の【象】を見せてやってくれ!!ぶちかませLove-tune!!"という気持ちが大きく優っていた。今まで全力で関ジャニ∞に拳を振り上げて来たこの楽曲、この日は全力でLove-tuneに拳を振り上げた。

そして【象】の演奏を終えたとき、ステージの上で森田くんはハァ…!と息をひとつ吐き、穏やかな笑みを浮かべながら天を仰いだ。気合いや緊張感を緩めたような、全てやりきったような、安心したような、すごく強くて穏やかな表情をしていた。すごく美しかった。

 

ステージ上手のお立ち台にベースを弾きながら立つ森田くんと、上手上部の見学席で前屈みになってそれを見ているまるちゃん。

そんな斜めに結ばれた2人の姿が目に焼き付いている。私にとってどうしようもなく尊くて、現実にはならないと思っていた光景で、とても言葉では表現しきれない景色だった。

 

でもひとつだけ確かに言えることは、その光景は私にとって、ベーシスト・森田美勇人を、《Love-tune・森田美勇人》を大きく肯定するものだった、ということだ。

 

誤解を恐れずに言うならば、Love-tuneが結成されてからこの日までの約1年5ヶ月、私は純粋な気持ちでLove-tuneを応援できていなかった。先に述べたように予防線を張っていたこともある。夏までの7人の姿に後ろ髪を引かれていたこともある。色々な思いがあった。だから私は森田美勇人担ではあるが、厳密にはLove-tune担ではなかった。森田くんの進む道を応援する気持ちは十分にあったが、Love-tuneを全肯定するには覚悟が足りなかったのだ。

 

でもここでようやく私は、"Love-tuneを応援していいんだ"と思った。胸を張って"Love-tune担"をしていいんだと思った。

だって森田くんはここで未来に向かって輝いているのだから。Love-tuneを応援する理由はそれだけで十分で、それ以上でもそれ以下でもないんだ。

そんな新しい気持ちで聞く新曲【This is Love Song】は格別だった。涙は出なかった。こんなに穏やかにLove-tuneからの気持ちを受け取れることが嬉しくて堪らなかった。

 

" 好きなんだよ "

One Love 溢れ出すこのメロディーを

Two Love 高鳴るこのリズムを

今 伝えたい 言葉にして

 

 

最後に森田くんは「夢のような時間でした。ありがとうございました。」と言った。私にとっても本当に、本当に、夢のような時間だった。

 

【 今は未来に向かう道の途中だ

       泪にさえも戸惑うことなく願いを歌う 】

 

もっともっと前へ、もっともっと上へ、もっともっと高く、もっともっと大きく、そんな貪欲なLove-tuneが好きだ。心から好きだ。Love-tuneが、森田くんが、もっともっと輝けますように。未来が続いていきますように。これが私の願いだ。

 

 

 

 

レポ等は色んな方がまとめて下さっているので、とてつもなく個人的な感情を書き殴ってしまいました。

はい、ということで(雑)関ジャニ∞担であるが故の葛藤を抱えながら臨んだ『Love-tune Live 2017』で、丸山隆平さんという自軍のベーシストがもたらした尊い光景によって、Love-tune担になることができた森田担である私の話でした。

 

ちなみにまるちゃんは、アンコールのLove-tuneコールに合わせて手拍子もしてくれました(担降り案件)。

 

 

はい。長々と重い文章を読んでいただき、ありがとうございました。(礼)

 

ここから、私は出来るだけ長く、Love-tuneを見ていきたいと思う。ありがとう、Love-tune。ありがとう、まるちゃん。

関ジャニ’s エイターテインメント ジャム に行きました!


はい。9月です。夏が終わりました。休日がほぼ現場だった8月が終わりました。(手元には11枚の半券)
ああ~~~今年の夏も楽しかったよ~~~顔面が整った人類を拝んだ思い出プライスレス~~~(大の字)


ってことで、まだ福岡公演が残っていますが、関ジャニ∞の夏の5大ドームツアー《関ジャニ's エイターテインメント ジャム》の名古屋公演(8/4)・東京公演(8/13.8/14)に行ったよ~の話をします。ネタバレします。個人的な忘備録です。とりあえず!バンド曲までセットリストに沿っていってみよう!(一人遊び)




【OP映像】
今回のOP映像、メンバー紹介のところがはちゃめちゃにかわいかった~~~!!!なんかかわいいガチャガチャ(表現力皆無)みたいなやつの周りをメンバーが各々のポージングでコマ送りで回ってるみたいな(表現力皆無②)……もう言葉で表現するの難しすぎるからやめた。(諦め)とりあえずかわいかったの!!!今回3公演すべてしっかりアルコール入れてたので、私は毎回この時点でテンションぶち上がってました。OP映像っていいよね~(好き)


1.【High Spirits
ど頭ハイスピ~~~!!!トランペット~~~!!!セトリほとんど踏まずに名古屋入ったので照明ガーーーン当たってハイスピ始まったとき、すでにテンション振り切れた。もう初っ端から「最高!!!大好き!!!」だった。右手のいちご(※ペンライト)突き上げて「最高~~~!!!」って叫び続けました。やっぱりバンドやってる関ジャニ∞大好き。あと、おーくらくんとひなちゃんの上カメラありがとう。かっこいい。最高。欲を言えばよこやまさんにもあのカメラ下さい。


2.【勝手に仕上がれ】
仕上がれキタ~~~!!!「K!A!NJA!NI!EI!GHT!」ドームで関ジャニ∞のスペルを叫ぶ仕上がれキタ~~~!!!(最高)仕上がれはヘイ!とかオ~オ~オ~!とか決まったレスポンスがあって正当に共通認識で声を出せるので好きです(常に何かしら声あげてるから余計に←)すばるくんとヤスくんのセリフのところはどんなアレンジが来ても全力で「Fuuuuuuu~~~!!!」しました。あそこは絶対的に”アイドル故”のポイントじゃないですか。バンドかっこいいけど曲中も”アイドル”。関ジャニ∞というアイドル。女を沸かせてなんぼなんですよ(誰)今回のツアー、この意識がめちゃめちゃ高かった気がする。関ジャニおじさんも、客である私たちも。


3.【宇宙に行ったライオン】
よこやまさんのティンパニー鬼かわいいタイム(安定)しかも画期的な革命がステージに起きてたんですけど、演奏中によこやまさん・おーくらくん・ひなちゃんのステージが上がるんですよ!!!!!(大歓喜どこから見ても何にも被らずよこやまさんが見えます!!!!!ありがとう世界!!!!!いやー、これ3人の担当からしたら革命だと思います。モニターで抜かれなくても演奏してる姿が頭からつま先まで見える。すごい。あとは、個人的にライオンを歌うすばるくんが年々好きで、今回の名古屋にいたっては泣きましたね。ええ。(涙腺よわよわおばさん)ライオンは涙を堪えて叫んだあとに、涙を流して叫んで、最後は限界なんか壊して叫ぶんですよ~。好きです~。


4.【象】
【象】めtttttっちゃ好きなんですけど、本当に好きなんですよ(文章力の崩壊)【象】にはバンドがやる曲においての盛り上がる要素が全部入ってると思うんですよね。イントロからそうなんですけど、音が一気に鳴る「「「ジャン!」」」が多いのと、早めのテンポと、テンポが落ちて音数も減るメロの部分と、そこからぶち上がってサビに入るのと、拳突き上げながらアイ!アイ!ってレスポンスできるのと。バンド好きにとって最高に一体感を持てる曲だと今回改めて思いました。きっとこのセトリの流れだからこそ感じた。象めっちゃ楽しい。


5.【Traffic】☆
アルバム『ジャム』からの一曲目~~~!これもイントロめっちゃかっこいいじゃないですか。曲始まりからウワーーー!キターーー!ってなったよ。そしてね、ここの演出でレーザー使ってるんですよね~~~!後ろの映像も道路とか、”Traffic”のロゴとか、おしゃかっこよかった印象。ここまでの4曲はどこかで見たことあるやつだったから、感情を優先して(?)後ろの映像とか全く記憶にないくらいひたすら楽しんだけど、おたくの本能でここは演出も見た。
そして何より、トランペットの音がするんですよ……!!!!!いや、そりゃするでしょと言われればそれまでなんですけど!!!違うの!!!!!かっこいいトランペットの音がするの!!!!!!!!!!(大声)
よこやまさんって実は色んな楽器を演奏しててトランペット、ティンパニー、ボンゴ、グロッケン、トライアングルとかとか。時には一曲の間にいくつかの楽器をやったりします。カンペなんだか、譜面なんだかわからないけど、くしゃってなってる紙を必死で見ながら色んな楽器やってるんですよ……(愛おしい)それにライブではバックバンドさん達もいるから、私はよこやまさんが何を演奏してるか一曲ごとに確認するんですけど、正直音源からはトランペットの目立った音が聞こえなかったのでここは予測を立ててなかった。なのに!!!!!トランペットの音が!!!!!したんですよ!!!!!目立つ音量のトランペットの音=トラちゃんの音がしたんですよ!!!!!(大の字)
贔屓目たっぷりだと思うけど、ナチュラルによこやまさんのトラちゃんの音がかっこよかった。今までは緊張感ってのも含めて、トラちゃんの音を構えて聞いたり、関ジャニ∞が7人で演奏しているってよりもトラちゃんの音を独立して聞きがちだったというか、そう聞こえてたというか、なんか関ジャニ∞の演奏とはほんの少し距離がある印象だったんです。でも今回の【Traffic】はトラちゃんがちゃんと関ジャニ∞の演奏に混ざってたように聞こえたんです。かっこいい関ジャニ∞のひとつの音色として「トランペットの音がした」んです。(完全なる当社比ですけど)トラちゃんの音で盛り上がれることが幸せだった~。良い意味で、自然に、普通に、よこやまさんのトランペットがかっこよかったよ~。おりょんちゃん、素敵な曲を作ってくれてありがとう。本当にありがとう。(礼)


6.【生きろ】☆
アルバム『ジャム』から二曲目!序盤でこの曲くるとは思ってなくて、「ここでくるのか…!」っていうのが名古屋の素直な感想でした。アルバム聞いたときは通常盤の後半に収録されてることもあって、結構ズシンと受け止めがちだったけど、今ツアーのセトリの中の【生きろ】はなんだか爽やかでした。良い意味で、素直に、すっと入ってきた感じ。結果的に序盤で聞けてよかったのかもしれない。ここまでの5曲ででテンションが振り切れていた私は【生きろ】で人間に戻された(?)渋谷すばるが作って、関ジャニ∞が演奏しながら歌う、”あなたを生きて”で強引に引き戻された。たぶん【生きろ】じゃないバラードだったら違和感を感じたと思う。いきなりしんみりするやん?!みたいな。でもこの曲だからこそ、「聞かなきゃ」って細胞が反応した感じ。だから自然と魂が落ち着いた。何言ってんのかわからない?うん、大丈夫、自分でもわかってない(どーーーん)


【錦戸おりょんちゃんが少しお話する】
今ツアー、ずtttttっとりょおちゃん可愛かったね?!?!なんだあの生き物は(絶賛)


7.【侍唄】☆
アルバム『ジャム』から三曲目!【侍唄】はMETROCKでも披露してるし、結構大事な曲なんだろうなって勝手に思ってる。よこやまさんのティンパニーかっこいいタイムです(安定)ティンパニー連打のダラララララン!の壮大な音だいすき。(伝われ)


【ミニMC?東京(8/13)友達紹介】
ここでりょおちゃんが「すばる~!」とか言い出したために、スーパー三馬鹿タイムが生み出されました(大地に転がる絵文字)自己紹介をしたあとにすばるくんが「20年来の友達紹介しまーす!横山裕!」(ニュアンス)とか言うもんで、お顔をほんのり赤くして戸惑いながらも「どうもー、すばるの友達の横山裕です。同じく20年来の友達紹介しまーす。村上信五。」(ニュアンス)とか言っちゃうんですよ。よこやまさんのとき(次誰を紹介するんや……逃げるなよ……ここはひとりしかいないぞ……)って念じてました。(アーメン)ほんとさ、渋谷すばる横山裕村上信五の友達紹介の流れなんなん?!?!?!尊さしかなくて墓たてるしかないでしょ?!?!?!アァーーーーーーーーーーーーーー(脳溶けた)


8.【夢への帰り道】☆
アルバム『ジャム』から四曲目!たぶんライトがオレンジっぽくて、あぁ綺麗だな~…って思った(うろ覚え)やっぱり”僕は不安をギターにしよう”って歌詞がすんごく好きだなぁ、と思った。関ジャニ∞が歌うからいいなぁって。きっと関ジャニ∞は器用な人の集まりではないから、そんな7人が歌うこの歌詞が妙に似合ってて、弱音なんて吐けないような世界を生きている関ジャニ∞が、少しセンチメンタルな歌詞を歌うのもいいものだなってぼんやりと思いました。


9.【Tokyo holic】
はい最高!!!大好き!!!「Tokyo!」って叫ぶの大好き!!!何度聞いてもかっこいいし、これを錦戸りょおちゃんが作ったことに何度でも感動する。一字一句かっこいい。上から見んなやこっちも必死なんじゃーーーーー!!!!!(最高)


10.【S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起き】☆
アルバム『ジャム』から五曲目!アルバム聴いてたときは【JAM LADY】がスーパーよこひなタイムだと思ってたんですけど、ここがスーパーよこひなタイムでした。メインの大モニターの左右にめっちゃかわいいよこひな出てくる(大歓喜なんのコンセプトかわからないけど(ポンコツ)スーツ?に白手袋して「ま〜その〜〜」「あ〜その〜〜」のところをよこひなちゃんが歌ってくれます(かわいい)不意打ちのよこひなタイムに大歓喜でかわいいしか語彙が無くなった(かわいい)ずっとかわいかった(かわいい)お陰でモニターしか見てません(かわいい)音源のときから絶対楽しいな〜と思ってたけど、ワン!ツー!ワン!ツー!とアンドゥー!アンドゥー!めっちゃ楽しかった。パンチした。(独自の楽しみ方)


11.【NOROSHI】☆
アルバム『ジャム』から六曲目!言わずもがなかっこいいです。はい。”狼煙高々とぶち上げろ”と歌うこの曲は特攻バーーーン!!!が似合う。高まる。名古屋のとき、序盤の機材トラブルでベースの音が出なくなってしまったまるちゃんが、もう一つのベースを用意してもらうまでの間に踊り出したのにはびっくりしました(笑)何が起きたかわかんなかったから(笑)でもそんなハプニングがあっても、すぐお客さん煽って拳上げてたまるちゃん、みんながだいすきなまるちゃんでした。ラスト特攻の花火バーーーン!!!が好き。音大きすぎてびっくりするけど好き。







ってことで、セトリ前半バンド曲の感想をザーーーッと書き殴りました。おわかりいただけると思いますが、私は終始テンションがぶち上がってました。(礼)


個人的にはバンド曲を前半に固めた”挑戦”とも言えるこのセトリで、やっぱり関ジャニ∞の楽曲好きだな〜って、楽器持ってる関ジャニ∞好きだな〜って、改めて思った。元々バンド曲好きなんですけどね。


比較的バンド曲はずっと賛否両論あって、好きじゃない人もいるんだと思うんだけど、今までより周りの熱量が高かった気がするなぁ。なんかファンごと持ち上げてきたな〜ってなんとなく思った。

ファンは関ジャニ∞が好きだから、関ジャニ∞のメンバーが愛している音楽を、作った曲を、演奏して歌う曲を、好きになれるんだよなって改めて感じました。彼らが一生懸命向き合ってるものならファンは否定しないんだよなって。だからなんだか幸せでした。すっごい楽しくて、熱くて、幸せでした。




続きはまた後日。書くかもしれません。(笑)

9月6日発売 関ジャニ∞ ニューシングル『奇跡の人』、特典のMETROCK映像を見る前にジャムツアーのバンド曲への感想を書き殴りたかった人がお送りしました。(礼)

「毎日不安です」

 

 

これは私がジャニーズJr.である森田美勇人くんを応援しよう、と腹を括るきっかけとなった彼の言葉です。(突然)

 

ということで、今回は森田くんに落っこちる私の思い出話をしま〜〜す!誰も興味はないのは承知で置いておきま〜〜す!(2回目)

 

 

 

 

遡ること、2013年ごろ(曖昧)私は初めてこの目で森田美勇人くんを見ました。

 

渋谷の109前の交差点で(どーーーん)

 

 

(時系列で書くとやはりここがあってなので、日本昔ばなしだと思って許して下さい…)

 

 

ちなみにこのときも某NEWS担の友人と一緒だった。*1

友人はこの頃すでにジャニーズJr.を愛でていて(掘り下げていないので詳細は不明)、大学でも彼女が同志たちとジャニーズJr.の話をしているのは私も把握はしていた。それを聞いては「いや、Jr.はだめでしょ(笑)」と自分からジャニーズJr.を遠ざけていた私。とりあえず発言が語弊しかない最低具合なのでぶん殴ります(拳)

 

北関東民の私たちは、たまにトーキョー行こうぜ〜〜!と電車で2時間弱かけて原宿や渋谷に買い物に行くという、日帰り旅行のようなことをする訳で(田舎民)この日もそんな感じで渋谷にいた。

他愛もない話をしながら交差点の横断歩道を歩いていると、隣を歩いているはずの友人が突然消えた。

「(…え???どこいった???)」

と、とりあえず驚きながらも周りを見渡すと、彼女は踵を返して、今私たちが歩いてきた道を引き返していた。(驚愕)

 

状況が飲み込めず「…え?何?どういうこと?何してるの?」と動揺しながら彼女を追うと、「ごめん、本当ごめん、ちょっと…ごめん!」と彼女は小声で謝る。しかし彼女の足は止まらない。

 

what happened ????? (大混乱)

 

彼女を追う足を早め、追いついてから事情を聞く。(尚、来た道を引き返し続けている)彼女が突然Uターンした理由は「Jr.がいる…」とのことだった。あ〜〜そういうことね〜〜びっくりした〜〜と状況を飲み込み、「話しかけたらいいダメかな…」とドギマギしながら葛藤している彼女に、「失礼なことしなければ大丈夫じゃない?いってきなよー」とひたすら無責任な発言をした。(果てしなく他人事)

 

そんな押し問答をしている間に、大きな交差点の通りから細めの通りになり、そこでひとりの女の子が、背が高くてスラっとしている茶髪の青年に話しかけて最後に握手をしてもらっているのを目撃。そんな様子に後押しされ、私が少し離れたところから見守る中、友人もその青年に「森田美勇人くんですか…?」と声をかけた。

 

 

はい、森田美勇人くんでした。

 

 

その背の高いスラっとした茶髪の青年は、ペコペコ頭を下げながら、友人に対して優しく受け答えをして、握手までしてくれた。緊張している様子の友人と紳士的な青年の姿を見守りながら、名前は聞いたことあるけど若いのに良い子なんだな〜〜かわいらしいわ〜〜と母のような気持ちでいた(?)

戻ってきた友人は「手が震える……」と言い、交差点を渡り終わると「ちょっと休憩しよ……」と足を止めたので、「良かったね(笑)」と声をかけた(他人事)

 

ここで軽率にもジャニーズJr.に興味を持ち、森田美勇人くんが出演している現場を調べたり、友人がかわいいと言っている松松*2を調べたりした(単細胞)

といってもこの時さらっと赴ける現場も無く、「…いやいや、ジャニーズJr.はあかん(真顔)」と、すぐそこにある綺麗な泉を見ないふりをして、そのほとりを歩くように回避した。早く綺麗な泉をちゃぷちゃぷすれば良かったのにね〜〜(過去の自分へ)

 

そんなこんなで時は流れ、2015年。関ジャニ∞のファンということで仲良くなった友人(現Jr.担、元錦戸担)の家に遊びに行ったとき、録画してあった《ガムシャラ!》を見せてもらった。そこで私は森田美勇人くんと再会を果たす。(画面越し)この時はほぼほぼジャニーズJr.への知識が無かったが、数年前のことがあったため森田くんのことはわかった。それから《ガムシャラ!》を好んで見るようになり、だんだんとよく出演しているジャニーズJr.の子たちの名前を覚え始め、自分でも録画をし始めた。動画投稿サイトで”森田美勇人”と検索をかけて動画を見漁り、速攻で通信制限をくらうようになった。(おや?)

そんな頃に友人が「Jr.の現場いく?」と誘ってくれたので、二つ返事で「行く」と即答し、私は夏のEXシアターに足を踏み入れることとなる。2015年8月13日 我vs覇公演だった。

 

前日は東京ドームで小林誠司ユニを着て、可愛い売り子さんからビールを買って、ウキウキで巨人対阪神戦を観戦した私は完全に夏休みモードだった。(現実逃避中)ラクーアで一晩を過ごし、翌日のEXシアターにはタンクトップにデニムという、私の背格好では完全に虫取り少年のような風貌で乗り込んだ(恐ろしい場違い感)

 

結果的にこの日の私は森田くん、顕嵐ちゃん、樹ちゃんの名前を多く呼んでいた気がする(しんだ脳の記憶力)樹ちゃんのファンサが爆イケすぎて、私はしばらく”樹様”と呼んでた。バルコニーから下を覗くじぇしみゅが可愛かった。そして、とりあえず楽しかった。なんだか久しぶりに熱いものを見た気がした。高校野球にどハマりしていた頃を思い出すような、熱い男の子を応援するという、ドキドキとワクワクが絶妙に合わさったような感情を抱いた。パフォーマンスはもちろんだが、歌って踊る彼らの爽やかな熱量に、素直に感動しながら素敵だなぁと思った。

ここから《ガムシャラ!》が私にジワジワと効いてくる。EXシアターでパフォーマンスバトルをしている熱い男の子たち。それぞれのチームがどのように結束していき、高め合い、あのステージにどんな気持ちをぶつけているのかを覗けてしまうのだから、こんなのは私が好きなやつに決まっている(どーーーん)だって熱闘甲子園みたいなもんじゃん?(???)高校生だった頃に誕生日に熱闘甲子園のDVDBOXをねだるような私は、この時期の《ガムシャラ!》も好きに決まっていた、気付いてしまった。

 

《ガムシャラ!》で密着されているチーム我の中には、未経験であるショーバスケにひたむきに取り組む森田美勇人くんがいた。時には悔しさを滲ませながらひとりでも黙々と練習に取り組み、遅れてるから 足を引っ張りたくないんで という言葉を口にしながら、時には 教えて下さい とチームメイトに頭を下げながら、自分のバスケットボールに”玉男”の絵を描くおちゃめさを見せながら、ショーバスケに取り組む森田くんがいた。……もう、好きになる予感しかしなかった(真顔)

 

何年か前に渋谷で見かけたあの青年は、こうやって目の前のことにしっかりと向き合って、自分としっかりと向き合って、戦っているんだ、ステージに立っているんだと思った。デビューしているタレントとは違って先のことが見えにくいこの世界でも、きちんと前を見て、上を見て、横を見て、熱い何かを持って、妥協することなく、本当に”一生懸命”にやっているんだと思った。

 

撮り溜めていた《ガムシャラ!》を再生しながら「こんなに悔しいの…?」と舞台袖で涙を流し、チームメイトの励ましで涙目ながらも、ふにゃっとした笑顔を見せる森田くんの姿を見て、私は泣きました。(おやおや?)

 

 

そして《ジャニーズJr.の超ガムシャラ!意外とスゲーじゃんって言われたい!!》2015年8月29日放送。ここではジャニーズJr.の子たちがインタビューに答えている。

 

森田くんは【不安はないのか?】という問いに、

「毎日不安です…基本は」と答えた。

 

これを聞いてハッとした。「ジャニーズJr.は…」と敬遠していた私は、”そこ”に引っかかっていたのだ。確信や保証のない環境で表舞台に立つ彼らは、実際どんな気持ちなのだろう…夢を描きながら、ただキラキラとしたものを追っているのだろうか…そうだとしたら、そんなふわふわとした彼らをどんな気持ちで見ていればいいのだろうか…そんな漠然とした不安感と少しの不信感から私はこの世界を敬遠していたのだ、と気付かされた。

 

森田くんは自分の口から「毎日不安です」と発した。それはどんな夢を語るより、どんな目標を掲げるより、すごく勇気のある、真っ直ぐな言葉だと思った。そして”ジャニーズJr.って、森田美勇人くんって、すごいな…かっこいいな…”と思った。私はこの瞬間までジャニーズJr.という立場の彼らはどこか地に足がついていないような部分もあるのでは…と思っていた。ジャニーズJr.をなめていた。そんな私に突き刺さった森田くんの言葉。

 

この言葉を聞いて「この人が頑張る姿を見たい」「この人が輝く姿を見たい」と思ってしまった。

 

それから私は武道館で行われるマッチのコンサートに申し込んだ。結果は落選だったけど。この時期からしばらく私にはひたすらにチケ運がなく、ことごとくチケットがお取り出来なかった。Jr.現場の厳しさを身をもって知った。(絶望の絵文字)

でも会えない時間が愛育てるのさ〜〜(突然の郷ひろみ)とは正にその通りで(?)とりあえず森田美勇人くんがステージに立つ姿を見たい!踊ってるのを見たい!見たい!見たい!見たい!(壁に頭を打ち付ける)というように、”アイドル・森田美勇人”の姿を見たい欲望が爆発しそうだった。そう、私は数年前に回避したはずの綺麗な泉に完全に飛び込んでいたのだ。キラキラして見えても時に冷たかったり、でも時に温かかったり、浅いようで深かったり、色んな表情を見せる”ジャニーズJr.”という泉に飛び込んでいた。沼ではない、泉です(?)

 

そしてEXシアターに導いてくれた友人と一緒にJr.の現場に赴くようになり、森田くんの載っている雑誌や、グッズのクリアファイルやフォトセットなどをきちんと買うようになった。ここで私はようやく 担当は森田美勇人くんです と名乗れるのかなと思ったりした。

 

当初は想像もつかなかったが、なんやかんや1人でも現場を楽しめる図太さまで身につけて現在に至る!!!ということで(雑)応援している期間はまだまだ短いけど、だからこそ、私はまだまだ森田美勇人くんの輝いている姿を見ていたい。森田くんを応援したいと思った2年前の夏のあの日、偶然街中で見かけた4年前の冬のあの日、そんな幾つもの素敵な偶然が沢山重なって、今森田くんを応援できていることを嬉しく思う。アイドルが天職だと思える森田美勇人くんに出会えてよかった。ステージに立つ森田くんのお陰で、今まで知らなかったキラキラした気持ちを沢山もらった。

 

スーパーアイドル!森田美勇人!

どうかこれからも輝き続けて下さい。

 

 

ってことでJr.担になった私の思い出話でした〜〜!!長々と失礼しました〜〜!!

 

 

 

おまけ☆渋谷で見かけたときはきょもさんが一緒でした(きょもみゅ)

*1:前記事参照:私を関ジャニ∞の現場に導いた彼女

*2:松島海斗・松田元

”おいで”って言われたもん

以前の記事で割愛した《私が関ジャニ∞にハマった経緯》を書きま〜す!

 

誰も興味なんてないのは承知で、しれっと置いときま〜〜す!

 

 

遡ること中学時代。私はKAT-TUNのファンであったが、いわゆるお茶の間だった。仲のいい友達(赤西担)と自分たちのお小遣い事情からドル誌を手分けして買い、海賊帆と少クラを繰り返し見て、絆やムラサキをしぬほど聞き、ガラケーに加工画像を保存しまくり、仁亀をひたすらに愛でていた。そんな日々がしぬほど楽しかった。でも、次第に、だんだんと、KAT-TUNとは距離を取るようになった。でもあの頃から変わらず私は Will Be All Right が大好きだ。


 それからは邦ロックというものを好み、主にRADWIMPSを信仰しはじめる。*1高校時代には担任とケンカになりながら、土曜にある模試を無理矢理事前に受けてまでツアーに行った。*2よーじろーの書く歌詞が、4人が奏でる音楽が、当時の私の道しるべだった。(突然のポエムワード)まぁRADだけでなく、邦ロックと括られるジャンルを聴き漁って、常にハマるものを模索していた。


その頃、課外をサボってシダックスに行く*3仲の良い固定メンバーの中に丸山担だった子がいた。その子の家に遊びに行くと必ず関ジャニ∞のライブDVD*4をエンドレスリピートで見せてもらっていた。亀梨くんを好きだった中学時代、YJで括られていた関ジャニ∞もよく目にしていたし、その頃は内くんかっこいい!たっちょん好き!と軽率に愛を叫んでいた。

そのこともあって関ジャニ∞には親しみを持っていたし、丸山担である友人の声は全く入ってこなかったが(失礼)高校生の私は関ジャニ∞のライブ映像がすごくすごく好きだった。
 


でも、すばるくんの歌う姿がどこか不安定に見えて、なぜか心がぎゅーっとなって、この人はずっとここにいてくれるのかなと思ったりした。内くんのこともやんわり把握はしていたし、そのことも含めて、いつか消えてしまうのなら、いつかこの形でなくなってしまうのなら、彼らに触れたくないと思ったりした。*5


 
高校を卒業した後に大学に進学した私は、ライブハウスやフェスに足を運ぶことを好み、ダンスサークルに所属したことでふわっとダンスカルチャーに触れ、頭のおかしい酒の飲み方を覚えたりした。
 
前振りが長くなったが、この大学時代に同じ学科、同じサークル、同じバイトだったNEWS担の友人に、突然「エイトのコンサート行く?」と誘われた。*6そして私は人生初のジャニーズのコンサートである、「KANJANI∞五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません」東京公演に足を踏み入れることになる。


前に述べたようにたっちょん好き!だった時期があったため、私が転がり落ちるとしたら大倉忠義であると信じて疑わなかった。そんな淡い期待のような思いと初めてのコンサートへのウキウキ感を抱えて東京ドームに足を運んだ。

まず普段プロ野球が行われている東京ドームという場所が客席で埋め尽くされ、巨大なステージが設営されていることに感動した。*7有り難いことにアリーナ席だったため、普段野球選手が立っている芝の上を歩いていることに興奮し、すごいね!!!と友人に話しかけると、そこに感動する人は初めて見たと友人に冷ややかな目を向けられた。
座席はメンステとバクステのちょうど間あたりで、ムービングステージの通る通路から5席ほど中に入ったところだった。今考えれば初めてジャニーズを味わうには贅沢な場所である。


暗転と同時に緑色のペンライト*8で会場が埋め尽くされていく、その景色に感動した。自分がそのひとつになれていることも嬉しく、ペンライトは買え!と強く勧めてくれた友人に感謝した。そこから関ジャニ∞の一挙一動、息のあった客席のレスポンスにおぉ〜〜といちいち感心し、やっぱジャニーズすごいわ〜〜と異文化へ触れたことへの楽しさで満たされていった。

 

そして私はジャニオタになるとしたら大倉担になると信じきっていたので、とにかく大倉忠義を見た。とりあえず顔がかっこよかった。でも、私が たっちょん と呼んでいた彼はそこにはいなかった。もふもふしてて、ぷにぷにしてそうなほっぺがかわいくて、何か言いたそうなのにあまり喋らない たっちょん はいなかった。ただひたすらかっこいい顔でアイドルをし、ひたすらかっこいい顔でドラムを叩き、大きな口を開けて笑いながらMCに参加する大倉忠義がいた。ここで時は流れているということを痛感し、漠然とだが大倉くんの努力を感じた。大倉担になるだなんて軽率に思っていてごめんなさい…という気持ちになった。ばいばい、たっちょん…(?)
 


そして、私が横山裕に転がり落ちる瞬間が訪れる。そのとき、関ジャニ∞のメンバーがムービングステージに乗って、バクステからメンステまで移動していた。私は わ〜〜!近い〜〜!キラキラしてる〜〜!関ジャニ∞もやっぱりアイドルなんだ〜〜!と感動しながら、彼らを見つめていた。関ジャニ∞が私たちの近くを通り過ぎ、もうすぐメンステに着くというとき、私は横山裕のファンサを目撃する。
 


横山裕はムービングステージの上でしゃがみ、客席の1人のファンに向かって手を広げ、「おいで」と言って優しく微笑んだのだ。
 
それを目撃した瞬間、私は雷に打たれたような衝撃を受けた。
 

 


なんだあれ…………(茫然)
 

 


次の瞬間「私も おいで って言われたい…見下ろされたい…」と口からこぼれ落ちていた。

 

バラエティーで活き活きと喋っていたり、お前らアイドルちゃう!と芸人さんに突っ込まれたりしているイメージだった関ジャニ∞横山裕が、ど直球なアイドルをしていた。私はそれに違和感を感じるどころかそのキラキラとした姿に心を奪われてしまったのだ。横山裕の視線の先で 私はあなたのファンです と意思表示をしたい(=団扇を持ちたい)と思ってしまったのだ。私が横山担になった瞬間だった。そこからのコンサートの記憶はあまり残ってない。


終演後、私の おいでって言われたい 発言を冗談だと受け取り失笑していた友人に「誰がかっこよかった?」と聞かれた。「いや…ヨコ……ヨコがかっこよかった……」と答えた。まじで?!?!本気でヨコなん?!?!とめちゃくちゃ驚かれたのは覚えている。そう、私は予想もしていなかった横山裕に転がり落ちたのだ。しかも他人へ向けたファンサに被弾して。自分で言うのも何だが、よくわからない落ち方をしたと思う。
 
しかし、ジャニーズを応援することに漠然と感じる不安が拭えず、FCに入ることを悩んだ。実はここから私は約2年、FCへの入会を悩む。(長え)それでも幸か不幸か身近にはジャニオタがいるもので、同じ学科の錦戸担が関ジャニ∞に片足を突っ込んでしまった私を見放すことはなく、一緒にエイトレンジャー*9を観に行ってくれた。私は関ジャニ∞のシングル・アルバム・ライブDVDを少しずつ集め始めた。実習で8祭に行けないことをその錦戸担の友人と慰め合った。

そして彼女は2012年8ESTの味の素スタジアム公演にも私を誘ってくれた。ひたすらに優しい……ジャニオタ優しい……。8EST、めちゃくちゃ楽しかった。私にとって関ジャニ∞に触れていなかった時間を埋めてくれるようなツアーだった。初めて「横山くんのうちわ1つ」と物販で公式うちわを買った。不意打ちにチケットを譲ってもらい、朱鷺メッセにも行った。


そして翌年の2013年JUKEBOXのツアーにもその錦戸担の友人と参戦した。初めてうちわを自作した。東京ドームの他に、5時間休憩なしで高速道路を爆走してナゴヤドームにも行った。(若さ)ここでようやく決意を固め、FCに入会する。私はどう転んでも関ジャニ∞のファンだ、と自覚した。

 その頃から私はTwitterでアカウントを作り、関ジャニ∞のファンである人々と交流を持ったり、ジャニショで公式写真を買ったり、本格的にジャニオタと呼ばれるようなことを楽しむようになった。

 

だって”おいで”って言われたもん。(言われてはいない)

 

そこから現在まで、何だかんだ楽しく関ジャニ∞のファンとしてジャニオタをしている。

ジャニオタにも色んなスタンスがあることも知ったし、義務のようになってしまうとオタ活もつまらなくなってしまうこともわかったし、気付いたらJr.担にもなっていたし、10年越しでKAT-TUNのコンサートにも行ったし、数年前には想像もしていなかった自分がいます(満面の笑み)

 

人生のスパイスとして、最高の暇つぶしとして、生きる活力として、最高のエネルギー源として、ジャニーズってやっぱり最高だよな!って日々思います。

 

そう、ジャニーズは最高〜〜〜!!!!!!!

 

ちなみにNEWS担の友人は今でも立派な幅の広いジャニオタで、丸山担の友人は2015年リサイタルからジャニオタ復帰、錦戸担の友人とは今でも一緒にライブに入ります!

 

ほら!(?)やっぱりジャニーズは最高!!!

 

 

丸山担の友人の結婚式でブーケトスを見事キャッチし、異性との出会いは今のところ全く無いが、チケット運がすこぶる良いジャニオタがお送りしました!!!(自虐)おわり!!!

 

 

 

*1:中学生のときにRADを知ってから、2011年の絶体延命ツアーまでは比較的しっかりと信仰していた

*2:イルトコロニーTOUR09@幕張メッセ

*3:とてつもなく田舎なので遊ぶといえばカラオケ一択だった

*4:この子も当時は熱が冷めていたため所持していたのはExcite!!、Spirits!!Heat up!!の三本

*5:完全に自分の中の仁亀厨亡霊の呪縛である

*6:まだFCがYou&JだったためNEWS担の彼女がチケットを取ることが出来た

*7:高校時代は高校野球オタクだったため野球は好きなのである

*8:このツアーグッズのペンライトは緑のみの単色だった

*9:2012年7月公開、関ジャニ∞が長年やってきたヒーローパロの関ジャニ戦隊∞レンジャーが映画化された

すべてまやかし すべては虚構

はい、「上を下へのジレッタ」のことを書こうと思っていたのに、前振りで3000字オーバーした人が通ります。(無計画)

http://prismpower.hatenablog.com/entry/2017/05/30/221949

 

でも、やっぱり「ブルームーン」と「破門〜ふたりのヤクビョーガミ〜」を通ったから思うこともあるじゃん…?(言い訳)

 

ってことで、ようやく「上を下へのジレッタ」について、私の独断と偏見を含んだ、個人的な感想を綴ります。ネタバレも含みますのでご了承下さい〜。

 

 

5月14日昼公演、初見でのザッとした感想

・とりあえず門前市郎の顔が美しい

・劇中めちゃめちゃ歌う

・想像の30倍くらい歌う

・そして踊る

・チエ(しょこたん)かわいい

・リエ(ユイカちゃん)かわいい

・有木(竹中さん)の声が良い、通る

・門前市郎の顔面が素晴らしい

・女性アンサンブルで推しを決めたい

山辺(ハマケン)とチエがかわいい

・金の紙吹雪の中の門前市郎はスター

・花魁風な女性と踊る門前市郎はジャニーズ

・門前市郎の顔が麗しい

・結局リエを求める門前市郎が愛おしい

・ソファーポンポン(悶絶)

・舞台俳優さんの発声はすごい

・劇中歌が良い、とても良い

・気付いたら 妄想歌謡劇 の世界観にいた

・ソファーの上で側転

・門前市郎のモノトーン衣装が良い

・門前市郎の顔が良い

・ピアノや家具が2Dで漫画原作感

・とにかく門前市郎のお顔が最高

横山裕に門前市郎が劇的に似合う

・門前市郎を演じる横山裕が最高

 

とりあえず想像していたより何もかもレベルが上だった。原作・手塚治虫(=漫画原作)の”妄想歌謡劇”ということで、演出で色んな工夫があるんだとは思っていたが、劇中にあんなにも歌が散りばめられているとは思っていなかったし、グランドピアノや家具などのセットの一部が2Dで作られていたり、”ジレッタ”に入り込んでから現実に戻る場面では必ず漫画の文字のような【つづく…】と書かれたボードが登場したり、漫画原作の舞台の表現にはこんなやり方があるんだな…!と思えるような、観劇前には想像していなかった演出が沢山あった。だから舞台を観ている、というよりも、アニメーションや3D映画を観ているような感覚に陥って、気がついたらしっかりと”妄想歌謡劇”の世界に引き込まれていた。

 

あとはとりあえず、やっぱり横山さんの顔は美しい。麗しい。最高。(着地点)

 

この公演では、劇中の観客からの拍手は一切起こらず、私は周囲を見渡してキョロキョロしてしまった。スタオベもなく、ジャニーズ出演の舞台ではお決まり芸のようになってしまっているのもどうかと思っていたが、なかなかシビアな反応だなとも思った。そんな観客と、まだ少し固い印象の演者の相互作用で、舞台特有の緊張感のある雰囲気だった。

そんな空気感の中で”座長”として舞台の上でライトを浴び、門前市郎を懸命に演じる横山裕は、とてもかっこよかった。しっかりと 門前市郎 として生きていた。シンプルにかっこよかった。とても凛々しく、頼もしかった。

 

それと同時に、歌やダンスへの苦手意識を持っているというか、「上手な方じゃないんで…」という文言を常々口にしていた横山さんが、舞台で歌い、踊っていることに感動した。自分にとって自信のあるものだけでなく、自信のないものも含めて、今できることを精一杯、観客を前に舞台上で表現する横山裕がそこにはいた。その姿を見て、この「上を下へのジレッタ」は、完全に”横山裕ネクストステージ”だと思った。

 

ジャニーズだったら歌って踊れるのは当たり前!なのはわかるが、横山さんは長らくそこで勝負はしていなかった、と思う。苦手なものに意欲的に取り組むようになったのは恐らくトランペットを始めたり、身体を鍛えるようになったりしたここ数年のことだと私は認識している。横山さんは”自分の武器を増やすこと”に向き合い始めたんだと感じてはいたが、まさかこのスパンで主演舞台という”演じる”仕事を引き受け、その内容がまさか苦手だと公言している歌やダンスを含むものだなんて、私は思いもしなかった。横山裕をなめていた。

言ってしまえば、私は「破門〜ふたりのヤクビョーガミ〜」の二宮啓之に出会うまでは”演じる”横山さんに自信がなかったわけで、歌とダンスに関しても本人が得意ではないと言っているし、正直ファンである私から見ても上手な方ではないと思っている…。そんな横山さんが、ここまで真正面から色んなものに立ち向かうとは思っていなかった。ボイトレをするなんて思っていなかった。正直、横山さんをなめていた。見くびっていた。だから良い意味で、舞台に立つ横山裕に裏切られた。

 

私はそんな感動を抱えながら物語の最後まで観劇すると、すでに胸がいっぱいだった。カーテンコールでキャストの皆さんが登場してくる流れで私の目には涙が浮かび始め、最後に”座長”の横山さんが登場したと同時に泣いた。(情緒)自担がかっこよくて堪らなくて、誇らしくて堪らなくて仕方がなかった。心からそう思えたことを嬉しく思い、精一杯の拍手を送った。横山担の人格としてはブラボー!!!って叫んであげたかった……スタオベ出来なかったザ・日本人の自分を恨んだ……なぜ私にはラテンの血が流れていないのだ……(?)そんな少しの悔しさと、胸いっぱいの誇らしさと、現実離れした”妄想歌謡劇”の世界への名残惜しさを抱えて、この日はシアターコクーンをあとにした。

 

そして私にとって2回目であり最後の観劇となる、5月27日昼公演。

この日も横山担の友人とともに客席一階の中段、センターブロックの通路側の座席に着いた。舞台を観る私の視界には観劇を妨げるものが何も存在せず、ホッとした。そして正面から舞台を観れることが有り難かった。

 

1回目の観劇の際にパンフレットを購入し、掲載されている劇中歌の歌詞を読んでから、より劇中歌の歌詞や世界観に私は惹かれていた。主役の門前市郎がテレビディレクターであるところから物語が始まり、芸能プロダクションを立ち上げたり、自分がプロデュースしたタレント(チエ)と海外スターの共演を画策したり、架空の世界である”ジレッタ”を知って壮大な計画を目論んでいくため、劇中歌も芸能を相手にしている登場人物が歌う場面が多い。※以下劇中歌一部抜粋

 すべてまやかし すべては虚構 「それが何?」とあなたは言う 「上手に騙せ」とあなたは言う 見事 叶えて差し上げましょう 組織ぐるみの大嘘つき フェイクの達人 電波マジシャン チャンネル回して 目を開け 望みどおりの 虚構の世界 望みどおりの 虚構の世界《虚構の共犯者》

Oh Oh Oh Fake star!偽りの名声 Oh Oh Oh Fake star!偽りの喝采 けれど じゃあ「本当の私」は? 見向きもされない「本当の私」 とどかない「私の肉声」 「本物」は無価値? 「真相」は闇の彼方へ…… 独り歩きのFake star Fake star Fake star《Fake star》

Keep on lying. 君が見つめているうちは…… Keep on lying. 君から名前を呼ばれるうちは…… / Keep on lying. これ以上もう進めない…… Keep on lying. どれほど高い場所に来た? Keep on lying. 落ちたら砕け散るだろう…… Keep on lying. まだ昇れというのかい?《偽りの代償》

アイドルになったから アイドルを名乗るんじゃない アイドルを名乗るから アイドルになれるのよ 先手必勝 こっちが決めるのよ 《アイドルの逆襲》

 

ジャニーズ所属のアイドルを応援している私から見て、これらの歌詞は少しチクチクとする。でも、それが良い。”触れてはいけない”というか、”触れないようにしている”ようなことをこの舞台は歌う。それが良い。すごく良い。そして「上を下へのジレッタ」の大きなポイントである”ジレッタ”は、山辺によって創り出された妄想の世界である、ということも相まって、この舞台に引き込まれれば引き込まれるほど、私は今自分が目にしているものの世界線が曖昧になっていく感覚を覚えた。初めての感覚だった。考えれば考えるほど混乱する。でも、不思議と嫌じゃない。この感覚に陥ることが、 ”妄想歌謡劇”「上を下へのジレッタ」の醍醐味だと思った。

 

横山さん演じる門前市郎は、自分の欲求に貪欲で、どこか不安定で、飢えているときこそ輝くような、したたかな精神を持っているように見えた。何かが成功したかと思うとそれを手放し、常に大きな、強力な、絶大な何かを求めているように見えた。しかしその傍らには、その影には、必ずリエがいる。門前は最終的な決定権を、リエに託しているところがある。国家単位のプロジェクトに加担して成り上がったと思えば、リエの一言でそれを捨て、再び貪欲に求め始める。門前はリエに《君には俺しかいないはずだ》《欠けてるピースはすぐ目の前にあるよ》と諭すように歌う。どこか冷酷にも見える門前のそんな一面に、人間味が垣間見えた。

 

…だから私はリエになりたい。(脱線)

 

最終的に門前は世界中に”ジレッタ”を見せしめることを企み、堕ちていく。”ジレッタ”を生んだ山辺はチエを失った現実から逃れるため”ジレッタ”に沈み、山辺を失った世界は”ジレッタ”の制御を失い、飲み込まれていく。このラストシーンで、門前は自分が手に入れたかった”ジレッタ”という事象に、都合のいい世界に飛び込める道具であったはずの”ジレッタ”に、飲み込まれていく。なす術もなく、苦悩しながら、”ジレッタ”の世界に飲み込まれていく。

そして、”ジレッタ”の世界を表現する演出である【つづく…】の文字が現れ、場面転換はなくその文字のみが【おしまい】に変わり、この物語が終わる。

このラストシーンでの門前の姿を見て 似合うなぁ と改めて思った。

 

私は横山さんの”横山裕”としての姿を慕い、応援している。つまり偶像崇拝である。(?)

要は、私は”横山侯隆”のことは微塵も知らないし、知りたいとも思わないが、”横山裕”については、出来るだけ知りたいと思うし、出来るだけ表舞台に立つ姿を見たいと思う。だから誤解を恐れずに言うならば、私の個人的な意見として、”横山侯隆”の名前を呼ぶことはナンセンスだな、と思ってしまう節がある。私はそんな自分なりの芯を通して横山担を名乗ってきた。

そして巡ってきた横山裕主演 ”妄想歌謡劇”「上を下へのジレッタ」。

Twitterなどでも何度も見かけたが、私も《すべてまやかし すべては虚構》と何度も歌う門前市郎(横山裕)に運命的なものを感じてしまった。ジャニーズ事務所に所属して芸名を名乗り、表舞台に立ち続けてきたアイドルである”横山裕”が《虚構の天才》を”演じる”。《Fake star》と連呼する。《フェイクの達人 門前市郎》の姿を”横山裕”が演じることによって、”ジレッタ”が何重にも重なる。舞台の世界観に引き込まれた観客は”ジレッタ”の中で迷子になる。私にはそう感じられたし、これもこの舞台の意図的な演出なのかもしれないな、とも思った。

 

この日は横山さんが”門前市郎”として生きているそんな世界の中で、劇中にも多くの観客が拍手を送っていた。多くの笑い声が生まれていた。約2週間前の何もリアクションのなかった客席とは明らかに違う、空気の動きがあった。出演者の方々も心なしか印象が柔らかくなっていて、特に山辺(ハマケン)や有木(竹中さん)は舞台を楽しみ、それを伝染させるのが上手いなと思った。舞台は生物だ、とよく聞くが、本当に作品が生きていた。息をしていた。それを感じた私は、泣いた。(情緒)横山さんがこのカンパニーに出会えたこと、この温かい雰囲気の中で舞台に立てること、すごく有難いなと思った。幸せだろうなと思った。そしてここに居合わせることが出来た私も幸せ者だと思った。そう思ったら涙が出ていた。(情緒)

そしてこの日はスタンディングオベーションも起こり、私も精一杯ジレッタカンパニーへ拍手を送った。

 

観劇を終えて、すごく清々しい気分だった。横山担の友人とお茶をしようという流れだったのに、気づいたら2人してビールを頼み、乾杯していた。(常習犯)

感想を述べ合ったが、「ソファーポンポンからの、口笛ぴゅ〜の指でクイクイはいつからやってんの?」「あれはやばい脳が溶けた」「あのLINEスタンプ欲しい」「いやなんかもう、生きてて良かったわ」「横山担やっといて良かった」「いやでもとりあえずソファー」「門前市郎やばくね」「リエになりたい」「脚が長い」「スタイルが良い」「最終的に顔が本当にかっこいい」「門前さんまじ似合う」「横山さん好きだわ大好きだわ」という感じだった(幸)

 

本当に「上を下へのジレッタ」に出会えて良かった。東京公演、無事に千秋楽を迎えられたことを心から嬉しく思います。大阪公演、見せつけてきて下さい!!!!!!!!!!!!!!ジレッタカンパニー最高!!!!!横山裕最高!!!!!!!バンザーーーイ!!!!!

私と関ジャニ∞と野外フェス

 

私がブログを開設しようと思った動機のひとつ、関ジャニ∞・METROCK 2017出演。
 

 


《2017年(平成29年)5月21日 ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ・関ジャニ∞が野外ロックフェスMETROCK 2017に出演》って日本史の教科書に載せて欲しい。《5・21 METROCK事変》とか言って載せて欲しい。

って思うくらい、私にとってものすごーーーく嬉しくて堪らなくて、一生忘れないだろうなという出来事。
 

 

改めてちゃんと言うけど、私はMETROCKには行っていない。しぬほど行きたかったけど、実際行けなかったけど、それでも、私はしぬほど魂を揺さぶられた。だから、書く!!(どーーーん)

 

でも気合い入れて色々思い出しながら書いてたら、すごく長くなってしまった(ポンコツ
 
基本的にここはものすごく個人的な感情の掃き溜めだから、石は投げないでください…(怯える)

 

 

 私は明確には2011年の暮れから関ジャニ∞にハマり(この過程は今回は割愛)、同時進行で以前から好きだったライブハウスやフェスにも足を運んでいた。心底思うけど、大学生は時間が腐るほどある…。そんな私の人生初の野外フェスは今は無き「ROCKS TOKYO」*1だった。


この日私は初めてワンオクのモッシュに飛び込んだ。軟骨のピアスホールがちぎれるかと思った。初めて生でサンボの熱い歌を聞いて、うるっときた。初めてNUBOがオーディエンスに遊ぼうぜ〜!と言いライブをすることを知って、見ず知らずの人たちと肩を組んで踊ることが大好きになった。*2初めてクリープハイプと\ セックスしよう!/*3と叫んだ。初めてテンフィが夜の野外を埋めるオーディエンス全員を跳ばせる光景を見て、すごく感動した。

 

野外で音楽を聞き、自由にレスポンスをしたり、昼間の強い日差しや爽やかな風を感じたり、しっとりとした曲に耳を傾けながら夕陽を見たり、見ず知らずの人たちと肩を組んで踊ったり、アルコールを飲みながら身体を揺らし続けることができる、そんな野外フェスは素晴らしいな、と思った。
私がそんな野外フェスの魅力を初めて感じたその場所は、新木場の若洲公園だった。
 


METROCK 2017 で関ジャニ∞が初めて野外フェスのステージに立った、あの新木場の若洲公園だった。


野外フェスには少し疎遠になってしまっているが、同じものが好きという共通点のみでその場所にいる見ず知らずの人達が思い切り楽しめること、そうさせる音楽の力や各バンドの魅力、それを加速させる野外の空気、敷地内を少し移動するだけで気になるアーティストを直に感じれるお得感、イベントを作り上げるスタッフやアーティストの音楽に対する熱量、それら全てひっくるめて私は野外フェスが好きだ。


だから私はずっと、ただの個人的な私欲として、実現しないだろうという幻想として、関ジャニ∞に野外フェスのステージに立って欲しいなぁ、と思っていた。

 


そんな淡い幻想を抱きながらも時は流れ、2015年関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる!! @長野エムウェーブ*4私は猛暑の中グッズ列に並んでしにそうだったのだが、このセットリストにおけるラストのバンドナンバー《言ったじゃないか→ズッコケ男道》の2曲を聞きながら、気付いたら自分の拳を力いっぱい突き上げていた。

段差のないアリーナ会場で、メンバーの姿はもちろん、私の視力ではモニターに映る姿さえ満足に見えない会場の後方で、私は彼らの音楽を楽しんでいた。団扇は座席に放り投げ、汗だくになりながら拳を突き上げ、腕を広げ、ひたすら跳んだ。何故そうしたか理由なんてない。身体が勝手に動いていた。関ジャニ∞の音楽を感じて、反射的に身体がそう動いていた。

初めての野外フェスで、あの若洲公園で、音楽の楽しみ方を知ったときのように、私は関ジャニ∞の奏でる音楽を全身で楽しんでいたのだ。

 

基本的に私は関ジャニ∞のバンド曲が好きだし、音楽を奏でる関ジャニ∞が好きなんだと自覚はしていた。楽器を演奏しながら歌う関ジャニ∞が1番”息をしている”と感じるし、”関ジャニ∞に音楽をくれてありがとう”と神に感謝したくなる、名前の付かない感情を抱くからである。

これも私の幻想のひとつに過ぎないので聞き流してもらっていいのだが、関ジャニ∞のそばに音楽があったお陰で、彼らは7人の関ジャニ∞でいられたんじゃないかと私は思っている。7人で音と声を重ね合って作る音楽があったお陰で、7人でいることができたんじゃないかと思う。色んな感情や思いがぶつかり合うことがあっても、関ジャニ∞に歌とギターとベースとドラムがあったお陰で、キーボードとパーカッションとハーモニカとブルースハープとトランペットがあったお陰で、彼らはここまで一緒にいれたんじゃないかと思う。

 

だから私には、関ジャニ∞が奏でる音楽が”関ジャニ∞の呼吸”のように見える。

 

リサイタルで見たバンドの2曲は、その”呼吸”がすごく生命力に満ちていて、熱くて、ギラギラしていて。だから私は全てを忘れて拳を突き上げて飛び跳ねてしまったんだと思う。このとき私は、関ジャニ∞には熱くて人の心を揺さぶる何かがあると改めて思った。

そして漠然としたものではあるが、関ジャニ∞はバンド演奏で”呼吸”をしているからこそ、アイドルとして”生きる”ことが出来るんじゃないかと思った。

ずっと関ジャニ∞のそばにあった音楽を彼らの手で発信するからこそ、アイドルとしての他のパフォーマンスが、”活きる”んじゃないかと思った。私はそんな関ジャニ∞のことが心の底から好きなんだ、と思った。

 

 

ここから私は、関ジャニ∞に「パフォーマンスをする自分たちの姿を”ファン以外の人”に触れてもらえる機会」をどうにかして手にして欲しい、と思うようになった。「私(=ファン)の手が離れた場所で活躍してほしい」という新しい思いを抱くようになった。

要は「関ジャニ∞が世に解き放たれて欲しい」と思ったのだ。

そんな思考を巡らせた末、フォロワーさんと「フェスが無理ならゲリラライブでもしないかな(笑)」と話をしたりした。

 

 

ここで関ジャニ∞に楽曲提供をして下さったアーティストを思い返してみた。※一部抜粋、敬称略

上中丈弥・久保裕行(THEイナズマ戦隊)、斉藤和義横山剣クレイジーケンバンド)、ケツメイシウルフルケイスケウルフルズ)、九州男、スキマスイッチ北川悠仁(ゆず)、藤森真一(藍坊主)、増子直純怒髪天)、若旦那(湘南乃風)、Saori・Nakajin(SEKAI NO OWARI)、童子-T

〜2014年自主レーベル*5立ち上げ〜

峯田和伸GOING STEADY/銀杏BOYZ)、RIP SLYME長瀬智也TOKIO)、高橋優、OKAMOTO'S、谷口鮪KANA-BOON)、山口隆サンボマスター)……

 

……え、やっぱフェス出るしかなくない?(真顔)もはやお願いしたら自主フェス開催できそうじゃない?(真顔)

という、結局フェスに出て欲しいという私欲が止まらなくなる残念な結果に終わった。(単細胞)

 

 

そんなときに舞い込んだ《関ジャニ∞テレビ朝日ドリームフェスティバル出演》。この前年にすばるくんが1人で出演し、「関ジャニ∞っていうアイドルグループやってます!!!」と宣言してきた、通称ドリフェス。そこに関ジャニ∞として出演することが決まった。

代々木の第一体育館という音楽フェスにしては比較的小さめな会場ではあるが、ジャニーズ事務所の所属ではないアーティストと並んで、不特定多数の観客がいる会場で、関ジャニ∞がパフォーマンスをする機会が与えられたということが、非常に有り難かった。

 

この頃の私はひたすらチケット運も休みも金もなく(転職前の暗黒期)、ドリフェスには行けなかった。(絶望の絵文字)

 

でも蓋を開けてみれば、前年に比べて関ジャニ∞のファンが会場に多くいたようで、アウェーとまではいかなかったが、セットリストを組む等の事前準備を含めて、ドリフェスという普段とは違う環境でパフォーマンスをするということがグループにとって大きな刺激になったんだろうと思う。そして何より、関ジャニ∞のファンが、胸を張って彼らを表に出すことが出来るようになったんじゃないか、と思う。外界でパフォーマンスをする関ジャニ∞に光を見出せるきっかけになったんじゃないか、と思う。

ファンが”ファン以外の人”に触れる関ジャニ∞を肯定し、思い切り背中を押せるようになったことに関しては、《関ジャム 完全燃SHOW》や、《関ジャニ∞クロニクル》の貢献度も非常に高いと私は思ってるので、本当に今の環境が有り難いものだと認識している。ありがとう世界。

 

 

でも、一方でその関ジャニ∞の進路に違和感を感じたり、自分のアイドルに対する価値観との相違を感じたりして、関ジャニ∞から離れていく人もいたと思う。

 

私は関ジャニ∞が自主レーベルを設立した頃、関ジャニ∞の進路が見えず、ファンである自分の気持ちも、関ジャニ∞が抱く思いも、よく分からなくなったことがあった。でも、頭で考えることをやめて、彼らが発信してくれるものを素直に受け止めながら、心が動くまま、彼らを応援すればいいと思えてから、何だかんだ楽しく応援してこれた。

でもそれは、たまたま関ジャニ∞が進む道と、私の価値観が同調できる側面が多かったからで、少しのズレがあっても後々歩み寄れるような距離だったからで、色んなタイミングも含めて、本当に素敵な偶然なんだと思う。

だから、離れてしまった人やこれから離れてしまう人がいることを嘆く必要もないし、咎める必要もないし、その事象は自然の摂理なんだと思う。アイドルに限らず、アーティストとファンという関係においてそれは、ただただ、普通のことなんだと思う。きっとアイドルは、アーティストは、関ジャニ∞は、そういうことをまるっとひっくるめて、まるっと受け止めて、こうやって進んでいくんだ、今はここで輝くんだ、と示してくれているんだと思った。そう思うようになった。

 

 

そして私は2016年のツアー・関ジャニ's エイターテインメントに足を運び、2015年のリサイタルで漠然と感じたことを再確認する。

セットリストにおけるアコースティックナンバー《日替わり曲→言ったじゃないスカ》、ここは個人的に、横山さんがトランペットを始めてからずーーーっと密かに思っていた”スカバンドをやってほしい”という願望を突然さらっとやってのけた関ジャニ∞に腰を抜かした。

バンドナンバーである《Tokyo horic→象→NOROSHI》の三曲は、あの日のリサイタルのように手を叩き、拳を突き上げ、身体を揺らしながら関ジャニ∞の音楽を全身で楽しんだ。この三曲でチケット代の元が取れたと思った。

 

でも何よりも、このツアーは公演が終わってから”なんかすごい楽しかったんだけど何これ…?”という、今まではここまで感じたことのない大きな満足感があった。

今思えば、きっとそれは関ジャニ∞がきちんと”呼吸”をして、きちんとアイドルとして”生きて”いたから得られた満足感だったんだと思う。私が好きだなぁと思う関ジャニ∞の色んな側面を存分に”活かした”ツアーだったんだと思う。

東京へ向けた皮肉たっぷりのラブソングのような《Tokyo holic》を五大ドームで歌い、ツアーの最後の最後に《TAKOYAKI in my heart》という大阪への愛を歌う関ジャニ∞。愛おしいでしかないじゃないか。

 

 

 

そしてついに、私が喜びのあまり阿鼻叫喚する、あの夜がやってくる。

 

2017年5月12日、私はこの日Mステに出る東京B少年*6を見るために、仕事を終えて帰宅し、テレビの前に座っていた。Twitterを覗きながら、Mステを見ていた。

 

すると突然、今日出演していない筈の自Gのアー写が画面に映し出され、《独占解禁 関ジャニ∞のサプライズ情報》という文字とナレーションが私に飛び込んできた。完全にこの時点で私の脳の情報処理スピードが追いついていない。あまりにも突然すぎて え、なに? と反射的に口から出た。ちなみにすでに立ち上がっている。

 次の瞬間、テレビの画面には《自身初となる野外フェス METROCK 2017 に出演決定》という文字が映し出された。

 

 

信じられなかった。

 

 

待って待って待って待って待って知らないからえ?!え?!?!待って?!?!これ今出た情報なんだよえ?!?!(突然リビングにいた母に説明する)ほんと待って待って待って待って………まじなん?!?!?!?!……待って……えーーーーー?!?!?!?!やばいやばいやばい……えーーーーーー?!?!?!

とひたすらテレビの前をうろうろしながら叫び続けた。「待って」って何なんだろうか。でも本当に「待って」だった。一切ついて行けてなかった。お願いだ、少し待ってくれ、私の思考も情緒も追いついていない。パニックだった。

 

でも間違いなく嬉しかった。信じられないくらい、心の底から、本当に、嬉しかった。私がアメリカ人なら Oh my God を様々な抑揚で連呼していたと思う。オーマイガー祭りだったと思う。(?)本当に本当に本当に、嬉しかった。

 

私がずっと ”個人的な私欲として” 、”実現しない幻想として” 抱えていた《関ジャニ∞の野外フェス出演》が現実になってしまったのだ。しかもすでにチケットは完売済みとのこと。

 

めちゃくちゃかっけぇなおい!!!!!

 

フェスは無理でもゲリラライブ…の話を超越して、もはや”野外フェスという名のゲリラライブ”をやろうとしてるじゃねーか。

 

めちゃくちゃかっけえなおい!!!!!!!!(5秒振り2度目)

 

 

私はMETROCK当日、ビアガーデンに行く予定だったのだが、ソワソワが止まらず胃をキリキリさせながら友達と待ち合わせをした。完全に心ここにあらずだった。一杯目の生ビールは味がしなかった。若洲公園に解き放たれた関ジャニ∞に思いを馳せていた。

Twitterを覗きながら、セットリストを把握しながら、野外フェスに関ジャニ∞が出演していることを実感していった。マイナスな情報も目にはしたが、間違いなく”ファン以外の人”の目に関ジャニ∞が触れてもらっている世界が、「関ジャニ∞が世に解き放たれた」世界が、そこにはあった気がした。

 

外界への重たい扉を押し続けて、ときにはメンバー1人ひとりの仕事や知名度で後押しをし続けて、そうやって踏ん張り続けてきたら、質のいい冠番組関ジャニ∞というグループを後押ししてくれて、音楽面でもたくさんのバックアップをしてもらえて、やっと光が入るくらい、やっと気持ちいい風が吹き込むくらい、少しずつ扉が開いてきたんじゃないかと私は感じている。

だからファンはその扉を閉めるようなことはすべきではないと思う。マイナスだと取れる情報に大声をあげて嘆くんじゃなくて、もっと自由に、もっと広く、関ジャニ∞がその扉を出入りできるように、プラスなことを大きな声で叫んでいきたいと私は思う。

そうしていれば、きっと関ジャニ∞がたまに扉を少し閉めて、私たちが喜ぶことを発信してくれると思うから。

今回のアルバムの、年下4人・三馬鹿のユニット分けもそういうものだと思ってる(お花畑)

 

 

よし!叫ぶぞ!

 

 

2017年6月28日発売

関ジャニ∞ニューアルバム「ジャム」

めちゃくちゃ売れろ!!!!!!!!!!!

 

*1:2010年〜2012年開催

*2:Circleという曲で曲名の通りサークル(円)を作って回りながらツーステを踏んで踊ることがお決まり

*3:HE IS MINE のレスポンス

*4:”デスウェーブ”と呼ばれた真夏の地獄と化していたあの場所

*5:INFINITY RECORDS

*6:ジャニーズJr.内のユニット