ナイモノバカリ

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卒業証書

 

森田美勇人 殿

 

貴方は平成17年6月12日にジャニーズ事務所に入所以来13年6ヵ月と19日間アイドルを誠実に全うし多くの人々に幸福感を与え尽力したことをここに証する

 

平成30年12月31日

 

 

 

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この区切りとなる日までに自分の思考を整理したいと思い、私はまたこのブログを開きました。意外とみゅうとくん単体について文字にすることってあんまりなかったよなぁと思う…。出来るだけポジティブな言葉を紡ごうと私の中身のない頭で考えた結果がこの書き出しです。(笑)

 

綺麗事なんて馬鹿みたいだと貶されるかもしれないけど、そんなことくだらないと笑われるかもしれないけれど、私はみゅうとくんを称えたいんだ。みゅうとくんが今まで歩んできた道に間違いなんて一瞬もないし、彼が決めたこれからの人生は素晴らしいに違いないって信じていたいんだ。だから、彼がこうやって事務所を去ることを決めたことも全力で肯定したい。ひとまず、それが私に出来る最後の応援だと思うから。私は最後までみゅうとくんを応援するファンでありたいから!そんな少しの強がりと、これからも大切に抱えていく思い出を、私自身が前に進むためだけに、ここに吐き出します!!!主にみゅうとくんのダンスが好きだった話をするよ!!!まぁまぁ長いよ!!!(笑)

 

 

 

 

私は2018年11月30日の発表を知ったとき、意外にもあっけらかんとしていて、「あぁ、そう決めたのか。」と事実を受け止めた。そしてその日から、漠然と、ひたすらに、私にとっての【ジャニーズJr.  森田美勇人】とは何だったのだろうか…と考えはじめた。私が2019年1月1日を迎えるまでに、彼がジャニーズ事務所のアイドルとして最後の瞬間を迎えるまでに、どうしてもそれを明確にしておきたかった。そうしないと私は前に進めないと本能で感じていたのだと思う。でもそれは決して一言では言い表せないもので、考えても考えてもはっきりした答えがなかなか見つからなくて。

その行ったり来たりする思考は、彼の存在が私の頭の中で創り上げられた、"アイドル"という偶像にすぎないという事実を証明するかのようだった。しかし、それをきちんと自覚した上でも、確かに彼は私の生きる糧になっていた、唯一無二の輝かしい存在だったのだ。

 


そんな自問自答を繰り返すなかで、すとんと自分の思考が腑に落ちた瞬間があった。それは、私は【ジャニーズJr. 森田美勇人】という存在に心から憧れていたのだ、と自覚したときである。

私は音楽が、バンドが、ダンスが好きだ。そしてアイドルが好きだ。ファッションも好きだ。それを包括する色々なカルチャーが好きだ。それらを一生懸命に表現する人たちが好きだ。そして、それを共有し合う空間が何よりも好きだ。大好きだ。私が受信者としてその空間にいる瞬間が、今の私にとっての生き甲斐だ。そんな私の好きなものを全部持っているように見える発信者が、私から見た【ジャニーズJr. 森田美勇人】という存在だったのだと思う。

 

みゅうとくんの姿を見に行くたびに、私が心から清々しく満たされた気持ちになるのは、みゅうとくんが【ジャニーズJr. 森田美勇人】を全うすることで、私の好きなもの全てを昇華させてくれているような気がしたからだと思う。まるでみゅうとくんが私の代わりにステージに立ってくれているとさえ思えるほどに、全くズレがなく、私はみゅうとくんが発信する表現のすべてが好きだった。

 

あぁやって音と踊ってみたいな

あんな風にベースが弾けたら楽しいだろうな

あんな歌声で歌えるなんて素敵だ

こうやってお芝居と向き合えるなんてすごい

こんなダンスの振り付けや構成が作れたら最高だな

誰も嫌な気持ちにならない振る舞いが天才だ

あの量と質のパフォーマンスができるキャパシティがかっこいいな

なんて、私はみゅうとくんを見ているとそんなことばかり思っていたなぁと今になって気がついた。単純に かっこいい! と思っている側面もあるが、憧れという気持ちも大きかったんだと思う。極論で言えば私はみゅうとくんのように生きてみたいと思っていたのかもしれない。それほどに【ジャニーズJr. 森田美勇人】という存在を、私はファンとして愛していたし、その姿に心底憧れていた。

 

特にダンスは私自身が中学生くらいの頃からとても興味のあることで、私の住むど田舎では直接ダンスに触れる機会はほとんど無かったけれど、深夜にやっていたダンス番組を毎週かじりつくように視聴しながら、かっこよく踊ってみたい!という気持ちを当時は密かに抱いていた。そして本当にお遊び程度のものだが、私は大学でダンスサークルに入り、 “ロックダンス” と呼ばれる lockin' というジャンルのダンスを踊ることを選んだ。先輩にダンスを教えてもらいながら、学校のイベントごとに自分たちで選曲や振付をして、少しばかりチームで踊ったりした。年に一度行われる某巨大ダンスイベントに観客として足を運び、魂をぶつけ合うように踊るダンサーたちの熱気に魅力されたりもした。

そんなことを経て、踊ること自体や踊る人を見ることは楽しい!と実感しながらも、才能も努力もひっくるめて凡人な私はかっこよくなんて踊れないんだな…という現実を見た。

 

そんなときに出会ったのがみゅうとくんだった。

 

みゅうとくんを見ていると幸せだった。アイドルでありながら、時折その肩書きを振り払ってしまいそうに見える彼のダンスがすごく好きだった。その技術や、それを可能にしているセンスや努力はもちろん、何より音楽と遊ぶように、自然と笑みが出てしまうほど楽しそうに踊る彼がすごく好きだった。そんなキラキラとした空気を纏う、アイドル・森田美勇人の姿がすごく、すごく好きだった。無謀な願いが叶うならば、私は一回でいいからみゅうとくんみたいに踊ってみたかった。でもみゅうとくんが楽しそうに踊れば、それだけで確実に私は楽しかった。幸せだった。満たされていた。それはとても不思議な感覚だったな、と今になって思う。

 

その半分理想の自分を投影しているような、私の中の不思議な感覚は、みゅうとくんがLAへダンス留学に行った頃からより増していった。

2016年12月から2017年1月に行われていたジャニアイ。その1月公演での戸塚くんのソロが私はとても好みだった。曲調と振付が soul や funk 寄りで、バックのJr.がサテンのベストを着て楽しそうに踊るその曲は私にとって “踊りたくなる” 演目だった。そこでのみゅうとくんはベースを弾いていて、是非ともこの曲を踊るみゅうとくんを見てみたかったが、それを上回って音に乗ってステップを踏みながら音を奏でるみゅうとくんはかっこよかった。何より、楽しそうに見えた。

そこで私はみゅうとくん宛のファンレターに、自己満足としてその旨を文字で綴った。当時はみゅうとくんがダンス留学をすることを知らない状態だったが、自分も少しばかりダンス(lockin')を踊っていたこと、戸塚くんのソロがその頃を思い出して踊りたくなってしまうほど好みなこと、そこでベースを弾きながらステップを踏むみゅうとくんがすごく好きなことを書いた。それから1ヶ月ほど経った頃、みゅうとくんはLAにダンス留学を果たしていた。

 

みゅうとくんが雑誌等で発したLA短期留学についての言葉は、どれもこれもかっこいいものばかりで、私はこの人の “美学” を好きになってしまったんだなと感じた。簡単な言葉で言えば私はみゅうとくんのダンスが好きだけれど、やはりダンスは対外的な表現のひとつであって、それが生み出される根底にはみゅうとくんの “感性” がある。私の感性はみゅうとくんのその部分にとても惹かれているんだなと、この時期のみゅうとくんの言葉を受け取るたびに私は実感していた。

 

【Dance SQUARE vol.19:Johnnys'Jr.徹底解剖 File.5 Love-tuneTravis Japan 森田美勇人】

このインタビューには本当にかっこいい言葉が沢山詰まっている。私の好きなみゅうとくんの “美学” がこれでもかと言うほど詰め込まれている。本当に隅から隅までかっこいい。全人類に読んでほしい。私が好きだったアイドルはこんなにかっこいいんだぞ!!!!!!!ほんとにもう、全員これ読め!!!!!!!!!

……すみません、取り乱しました(礼)

そのインタビューももちろんなのだが、私が興奮したのはここなのである。

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イヤホン…ではないです。(笑)

みゅうとくんが「尊敬しているダンサー」として名前を上げているYOSHIEさん。この方は、私が先に述べたダンスに魅力され始めた時期に この人の全身から放たれるパワーは何なんだ… と引き込まれ、今までも、これからもずっと、私が大好きなダンサーさんである。後にYOSHIEさんはジャニーズ界隈で振付なども手掛けていらっしゃることを知り、私が好きなものと好きなものが繋がっている…!と感動したことを覚えている。しかし、それを上回る感動がここにあった。ここにあったのだ。自分の好きなアイドルが、自分の好きなダンサーさんを、尊先(?)に上げている。そりゃあ私みゅうとくんのダンス好きに決まってたじゃ〜〜〜〜ん!YOSHIEさんを尊敬してるなんて、そんなんもう好きに決まってたじゃ〜〜〜〜ん!ハァ〜〜〜〜!好きだ〜〜〜〜!と、答え合わせをしているような気持ちになった。私はやっぱり、みゅうとくんの “感性” が好きだと強く思った瞬間だった。

 

 

そして、その “感性” を私が強く信頼するきっかけとなったのはこのテキストだった。

【月刊TVガイド関東版 2017年5月号:永久保存版フレッシュ☆ジャニーズ PHOTO BOOK Travis Japan

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ここで如恵留くんからのナイスパスがあり、みゅうとくんの口から「ロッキン(lockin')」という単語が発された。それに加えて「ロスで習ったことでかっこよさとか真骨頂が分かって。その上でもう一回やりたいなと思って。」とまで言っているのだ。先に述べたように、私は数あるダンスのジャンルの中でも特に lockin' が好きで、敬愛するYOSHIEさんも lockin' を踊る。そんな私の好きなものを、ダンスの本場と言われるアメリカでみゅうとくんは学び、更には「かっこよさや真骨頂が分かって。」と言う。「その上でもう一回やりたいなと思って。」と言う。こんな幸せなことがあっていいのか…?と、私は絶大な幸福感に襲われながら不安さえ抱いた。自分の好きなアイドルが、自分の好きなジャンルのダンスを、本場で学んだ上で やりたい と言っている。もう、幸せすぎて、何の言葉も出てこなかった。私が好きになった森田美勇人というアイドルは間違いないな、と彼と出会った自分を褒め称えた。みゅうとくんの “感性” を信じていれば間違いなく幸せだと、私はここで確信したのだった。

 

そしてみゅうとくんは有言実行と言わんばかりに、この頃から定期的に lockin' と括られるジャンルのダンスをわかりやすく踊るようになった。

 

私が意識的にそれを認識したのは、確か2017年トラジャクリエのスクールデイズが初めてだったと思う。この曲では毎公演ダンスリーダーとしてメンバーから1人がピックアップされ、そのリーダーの振りや動作を真似るという部分があった。たまたま私が入った公演でそのダンスリーダーにみゅうとくんが指名され、そこでみゅうとくんは即興で1×8ほどロックダンスを踊ったのだ。メンバーは できないよ!(笑)と楽しそうにしていたし、客席もそれを見て可愛らしいなぁとほっこりしていたと思うが、私は恐らく温度の異なる気持ちを抱いていたと思う。振付と呼べるものではないし、どちらかというとみんなで楽しくなろうという意図があるコーナーだったと思うが、私はみゅうとくんが踊るロックダンスを見れたことが何よりも嬉しかったのだ。言ってしまえばフリーのみゅうとくんソロだったし、半分おふざけであっても私は十分に興奮した。ダンサーがかっこよく踊ったときにオーディエンスがするサイン的なもので、手を上げて仰ぐように動かすリアクションがあるのだが、私は思わず右手を高く上げ仰いだ。思わず咄嗟に手が動いてしまった。

 

2017年夏のキントレ、らぶ公演で真田くんとみゅうとくんが披露した【BOMB】では、それぞれが2×8ほどソロで踊るところがあり、真田くんはクランプっぽい力強いダンスをしていた。そしてみゅうとくんはというと、バケットハットを被ってロックダンスを踊っていた。私としてはとらクリエの興奮再び…!というか、それを上回ってちゃんと曲のなかでロックダンスを踊るみゅうとくんに出会えたことが嬉しくて仕方がなかった。バケットハットというアイテムの効果も絶大だった。ダンスカルチャーの中でバケットハットは、昔からヒップホップファッションのアイテムとして在り続けているものである。それを被って、アメリカでかっこいいと思ったダンスを踊るアイドル。またしても私は咄嗟に右手を高く上げた。とてつもなく興奮した。最高にかっこよかった。そして、みゅうとくんの中に “ロックダンスはかっこいい”という感覚があるのだと、やっぱりこの人を好きでいることは間違いないなと、私は思わずにはいられなかった。

 

振付としては、らぶが披露した【Let It Be】が私は果てしなく好きだ。みゅうとくんが付けたその振付は、ダンスのジャンルの括りで言うとオールドスクールと呼ばれるような、ロッキン(lockin')やブレイキン(breakin')の要素を含んでいた。縦一列でそれぞれが別の方を指さし(lockin'ではポイントと呼ぶ)、1番後ろにいるみゅうとくんがポージングをしながら跳ぶ(lockin'ではファンキージャンプと呼ぶ)ところなんて、まさに王道ロックダンスだった。

 

そんなみゅうとくんから発信される表現を受け取りながら、私はみゅうとくんに憧れ続けていたのだ。

 

ここまでダンスについて熱弁していると、さぞかしダンスに詳しいのかと思われてしまうかもしれないが、大して詳しくはない。好きであることに変わりわないが、ダンスおたくではないし、情報量としてもセンスとしても私はただの凡人だ。そして、そんなにダンスが好きならダンサーのファンでいればいいじゃないかとも思われると思うが、そうではないのだ。私はやっぱり、アイドル・森田美勇人が踊るダンスが好きだった。“アイドル” という名のカテゴライズされた環境にいながら、そこに甘んじることなく自分の感性を磨き続け、発信し続けるみゅうとくんが好きだった。そんなみゅうとくんに私は心から憧れていたのだ。私にとってみゅうとくんは、私の好きなものを全部掬い上げてキラキラと輝かせてしまう、唯一無二のヒーローだった。

 

 

 

 

3年5ヶ月という、みゅうとくんのジャニーズ人生においては、"短い"と言えてしまうほどのその時間が、私にとってはすべてだった。みゅうとくんのことを全て見てきたわけではないが、私が見たTravis Japanも、チーム我も、Travis Japan/Love-tuneも、FINEBOYSレギュラーモデルも、Love-tuneも、全部大切な宝物だ。全部、私がみゅうとくんを通して見た最高の景色であり、最高の夢だ。そうやってみゅうとくんが歩んだ素敵な軌跡に、私はすがるのではなくて、それを大切に抱きしめながら進んで行こうと思っている。

 

私が今こうやって前向きに思えるのは、きっとみゅうとくんはそのすべてを愛おしく抱えながら、次のステージへ進んでいくんだろうと信じているからだと思う。ここから大きく羽根を広げて、みゅうとくんは広い世界へ飛び立っていくんだと信じているからだと思う。

 

【ジャニーズJr. 森田美勇人】を全力で駆け抜けた森田美勇人という青年のことを、何も知らないなりに、きっと、私は信じているんだと思う。そんなみゅうとくんにとって、沢山の幸せが未来で待っていますようにと私は切に願う。

 

みゅうとくんが困難に屈せず、大切なものを手離さずに突き進むことができますように。

正しいと思う世界で楽しく生きていけますように。

手にしたいものが出来るだけ巡ってきますように。

心を許せる人が近くで支えてくれますように。

出来るだけ笑っていられますように。

出来るだけ涙を流さずにいれますように。

心身ともに健康でありますように。

毎日美味しいご飯を食べて温かい布団で眠れますように。

 

そしてこれからの未来でも、みゅうとくんが沢山の愛に巡り合う存在でありますように。

 

 


スーパーアイドル 森田美勇人!

13年間、本当にお疲れ様でした。

沢山の煌めく思い出と、夢を、ありがとう。

これからの未来でも、みゅうとくんが美しく、勇ましく、輝けますようにと願いを込めて。

 

 

 

アァーーーーーーーーーーー!!!!!!大好きだったよ!!!!!!!幸せになってね!!!!!!!!!