ナイモノバカリ

誰かと同じことを支えに 誰とも違うことを誇りに

「毎日不安です」

 

 

これは私がジャニーズJr.である森田美勇人くんを応援しよう、と腹を括るきっかけとなった彼の言葉です。(突然)

 

ということで、今回は森田くんに落っこちる私の思い出話をしま〜〜す!誰も興味はないのは承知で置いておきま〜〜す!(2回目)

 

 

 

 

遡ること、2013年ごろ(曖昧)私は初めてこの目で森田美勇人くんを見ました。

 

渋谷の109前の交差点で(どーーーん)

 

 

(時系列で書くとやはりここがあってなので、日本昔ばなしだと思って許して下さい…)

 

 

ちなみにこのときも某NEWS担の友人と一緒だった。*1

友人はこの頃すでにジャニーズJr.を愛でていて(掘り下げていないので詳細は不明)、大学でも彼女が同志たちとジャニーズJr.の話をしているのは私も把握はしていた。それを聞いては「いや、Jr.はだめでしょ(笑)」と自分からジャニーズJr.を遠ざけていた私。とりあえず発言が語弊しかない最低具合なのでぶん殴ります(拳)

 

北関東民の私たちは、たまにトーキョー行こうぜ〜〜!と電車で2時間弱かけて原宿や渋谷に買い物に行くという、日帰り旅行のようなことをする訳で(田舎民)この日もそんな感じで渋谷にいた。

他愛もない話をしながら交差点の横断歩道を歩いていると、隣を歩いているはずの友人が突然消えた。

「(…え???どこいった???)」

と、とりあえず驚きながらも周りを見渡すと、彼女は踵を返して、今私たちが歩いてきた道を引き返していた。(驚愕)

 

状況が飲み込めず「…え?何?どういうこと?何してるの?」と動揺しながら彼女を追うと、「ごめん、本当ごめん、ちょっと…ごめん!」と彼女は小声で謝る。しかし彼女の足は止まらない。

 

what happened ????? (大混乱)

 

彼女を追う足を早め、追いついてから事情を聞く。(尚、来た道を引き返し続けている)彼女が突然Uターンした理由は「Jr.がいる…」とのことだった。あ〜〜そういうことね〜〜びっくりした〜〜と状況を飲み込み、「話しかけたらいいダメかな…」とドギマギしながら葛藤している彼女に、「失礼なことしなければ大丈夫じゃない?いってきなよー」とひたすら無責任な発言をした。(果てしなく他人事)

 

そんな押し問答をしている間に、大きな交差点の通りから細めの通りになり、そこでひとりの女の子が、背が高くてスラっとしている茶髪の青年に話しかけて最後に握手をしてもらっているのを目撃。そんな様子に後押しされ、私が少し離れたところから見守る中、友人もその青年に「森田美勇人くんですか…?」と声をかけた。

 

 

はい、森田美勇人くんでした。

 

 

その背の高いスラっとした茶髪の青年は、ペコペコ頭を下げながら、友人に対して優しく受け答えをして、握手までしてくれた。緊張している様子の友人と紳士的な青年の姿を見守りながら、名前は聞いたことあるけど若いのに良い子なんだな〜〜かわいらしいわ〜〜と母のような気持ちでいた(?)

戻ってきた友人は「手が震える……」と言い、交差点を渡り終わると「ちょっと休憩しよ……」と足を止めたので、「良かったね(笑)」と声をかけた(他人事)

 

ここで軽率にもジャニーズJr.に興味を持ち、森田美勇人くんが出演している現場を調べたり、友人がかわいいと言っている松松*2を調べたりした(単細胞)

といってもこの時さらっと赴ける現場も無く、「…いやいや、ジャニーズJr.はあかん(真顔)」と、すぐそこにある綺麗な泉を見ないふりをして、そのほとりを歩くように回避した。早く綺麗な泉をちゃぷちゃぷすれば良かったのにね〜〜(過去の自分へ)

 

そんなこんなで時は流れ、2015年。関ジャニ∞のファンということで仲良くなった友人(現Jr.担、元錦戸担)の家に遊びに行ったとき、録画してあった《ガムシャラ!》を見せてもらった。そこで私は森田美勇人くんと再会を果たす。(画面越し)この時はほぼほぼジャニーズJr.への知識が無かったが、数年前のことがあったため森田くんのことはわかった。それから《ガムシャラ!》を好んで見るようになり、だんだんとよく出演しているジャニーズJr.の子たちの名前を覚え始め、自分でも録画をし始めた。動画投稿サイトで”森田美勇人”と検索をかけて動画を見漁り、速攻で通信制限をくらうようになった。(おや?)

そんな頃に友人が「Jr.の現場いく?」と誘ってくれたので、二つ返事で「行く」と即答し、私は夏のEXシアターに足を踏み入れることとなる。2015年8月13日 我vs覇公演だった。

 

前日は東京ドームで小林誠司ユニを着て、可愛い売り子さんからビールを買って、ウキウキで巨人対阪神戦を観戦した私は完全に夏休みモードだった。(現実逃避中)ラクーアで一晩を過ごし、翌日のEXシアターにはタンクトップにデニムという、私の背格好では完全に虫取り少年のような風貌で乗り込んだ(恐ろしい場違い感)

 

結果的にこの日の私は森田くん、顕嵐ちゃん、樹ちゃんの名前を多く呼んでいた気がする(しんだ脳の記憶力)樹ちゃんのファンサが爆イケすぎて、私はしばらく”樹様”と呼んでた。バルコニーから下を覗くじぇしみゅが可愛かった。そして、とりあえず楽しかった。なんだか久しぶりに熱いものを見た気がした。高校野球にどハマりしていた頃を思い出すような、熱い男の子を応援するという、ドキドキとワクワクが絶妙に合わさったような感情を抱いた。パフォーマンスはもちろんだが、歌って踊る彼らの爽やかな熱量に、素直に感動しながら素敵だなぁと思った。

ここから《ガムシャラ!》が私にジワジワと効いてくる。EXシアターでパフォーマンスバトルをしている熱い男の子たち。それぞれのチームがどのように結束していき、高め合い、あのステージにどんな気持ちをぶつけているのかを覗けてしまうのだから、こんなのは私が好きなやつに決まっている(どーーーん)だって熱闘甲子園みたいなもんじゃん?(???)高校生だった頃に誕生日に熱闘甲子園のDVDBOXをねだるような私は、この時期の《ガムシャラ!》も好きに決まっていた、気付いてしまった。

 

《ガムシャラ!》で密着されているチーム我の中には、未経験であるショーバスケにひたむきに取り組む森田美勇人くんがいた。時には悔しさを滲ませながらひとりでも黙々と練習に取り組み、遅れてるから 足を引っ張りたくないんで という言葉を口にしながら、時には 教えて下さい とチームメイトに頭を下げながら、自分のバスケットボールに”玉男”の絵を描くおちゃめさを見せながら、ショーバスケに取り組む森田くんがいた。……もう、好きになる予感しかしなかった(真顔)

 

何年か前に渋谷で見かけたあの青年は、こうやって目の前のことにしっかりと向き合って、自分としっかりと向き合って、戦っているんだ、ステージに立っているんだと思った。デビューしているタレントとは違って先のことが見えにくいこの世界でも、きちんと前を見て、上を見て、横を見て、熱い何かを持って、妥協することなく、本当に”一生懸命”にやっているんだと思った。

 

撮り溜めていた《ガムシャラ!》を再生しながら「こんなに悔しいの…?」と舞台袖で涙を流し、チームメイトの励ましで涙目ながらも、ふにゃっとした笑顔を見せる森田くんの姿を見て、私は泣きました。(おやおや?)

 

 

そして《ジャニーズJr.の超ガムシャラ!意外とスゲーじゃんって言われたい!!》2015年8月29日放送。ここではジャニーズJr.の子たちがインタビューに答えている。

 

森田くんは【不安はないのか?】という問いに、

「毎日不安です…基本は」と答えた。

 

これを聞いてハッとした。「ジャニーズJr.は…」と敬遠していた私は、”そこ”に引っかかっていたのだ。確信や保証のない環境で表舞台に立つ彼らは、実際どんな気持ちなのだろう…夢を描きながら、ただキラキラとしたものを追っているのだろうか…そうだとしたら、そんなふわふわとした彼らをどんな気持ちで見ていればいいのだろうか…そんな漠然とした不安感と少しの不信感から私はこの世界を敬遠していたのだ、と気付かされた。

 

森田くんは自分の口から「毎日不安です」と発した。それはどんな夢を語るより、どんな目標を掲げるより、すごく勇気のある、真っ直ぐな言葉だと思った。そして”ジャニーズJr.って、森田美勇人くんって、すごいな…かっこいいな…”と思った。私はこの瞬間までジャニーズJr.という立場の彼らはどこか地に足がついていないような部分もあるのでは…と思っていた。ジャニーズJr.をなめていた。そんな私に突き刺さった森田くんの言葉。

 

この言葉を聞いて「この人が頑張る姿を見たい」「この人が輝く姿を見たい」と思ってしまった。

 

それから私は武道館で行われるマッチのコンサートに申し込んだ。結果は落選だったけど。この時期からしばらく私にはひたすらにチケ運がなく、ことごとくチケットがお取り出来なかった。Jr.現場の厳しさを身をもって知った。(絶望の絵文字)

でも会えない時間が愛育てるのさ〜〜(突然の郷ひろみ)とは正にその通りで(?)とりあえず森田美勇人くんがステージに立つ姿を見たい!踊ってるのを見たい!見たい!見たい!見たい!(壁に頭を打ち付ける)というように、”アイドル・森田美勇人”の姿を見たい欲望が爆発しそうだった。そう、私は数年前に回避したはずの綺麗な泉に完全に飛び込んでいたのだ。キラキラして見えても時に冷たかったり、でも時に温かかったり、浅いようで深かったり、色んな表情を見せる”ジャニーズJr.”という泉に飛び込んでいた。沼ではない、泉です(?)

 

そしてEXシアターに導いてくれた友人と一緒にJr.の現場に赴くようになり、森田くんの載っている雑誌や、グッズのクリアファイルやフォトセットなどをきちんと買うようになった。ここで私はようやく 担当は森田美勇人くんです と名乗れるのかなと思ったりした。

 

当初は想像もつかなかったが、なんやかんや1人でも現場を楽しめる図太さまで身につけて現在に至る!!!ということで(雑)応援している期間はまだまだ短いけど、だからこそ、私はまだまだ森田美勇人くんの輝いている姿を見ていたい。森田くんを応援したいと思った2年前の夏のあの日、偶然街中で見かけた4年前の冬のあの日、そんな幾つもの素敵な偶然が沢山重なって、今森田くんを応援できていることを嬉しく思う。アイドルが天職だと思える森田美勇人くんに出会えてよかった。ステージに立つ森田くんのお陰で、今まで知らなかったキラキラした気持ちを沢山もらった。

 

スーパーアイドル!森田美勇人!

どうかこれからも輝き続けて下さい。

 

 

ってことでJr.担になった私の思い出話でした〜〜!!長々と失礼しました〜〜!!

 

 

 

おまけ☆渋谷で見かけたときはきょもさんが一緒でした(きょもみゅ)

*1:前記事参照:私を関ジャニ∞の現場に導いた彼女

*2:松島海斗・松田元