ナイモノバカリ

誰かと同じことを支えに 誰とも違うことを誇りに

大好きな関ジャニ∞へ、今思うこと。

 

このはてブロという場所は、ただ個人的に、ただ個人的な幸福感を残しておきたくなって作った。なので基本的には 最高!幸せ! って思ったことを自分なりに言葉にしているけれど、今回は例外かもしれない。

 

でも、とりあえず、自分のなかで少しずつ整理が出来てきたのと、今後自分の感情がどう転ぶか予測が全くできないので、こんな現状を残しておくのもありなのかなと思って、はてブロのアプリを起動した。

 

あんなに「関ジャニ∞愛してる!Love-tuneも愛してる!幸せ!」と文面で叫んでいたアイツは生きているのだろうか… と、心配して下さった方がもしもいらっしゃれば(※そんな菩薩みたいな人はいないです)、しぶとくも三食きちんと食べて、きちんと布団に入って、仕事に行って、毎日を生きています、まだ半分くらい夢の中にいるようだけれど生きています、とここで伝えます。

 

もうお察しだと思うけれど、今回は関ジャニ∞のファンであり、横山担である私がとてつもなく個人的な、今思っていることを書きます。

 

 

 

 

 

2018年4月15日(日)

私は前日に合コンと呼ばれる飲み会に参加し、まぁ何の収穫もなく楽しく酒を飲み、某友人宅に泊まらせてもらっていた。この某友人、私が関ジャニ∞に転がり落ちる決め手となったコンサートに、YJ枠で取ったチケットを使って私を導いてくれた某NEWS担でもあり、一緒に渋谷の交差点を横断しているとき、森田くんを見つけて即座に引き返す動体視力の良さを発揮した某松松担でもある(同一人物)。

 

シャワーを借り、身支度をしているときに関ジャニ∞のFCメールが届いていることに気が付いた。同時に錦戸担の友人から メンタル崩壊中 というスタンプが連打されているLINEにも気が付いた。

 

【ファンの皆さまへ 大切なお知らせ】

 

メールを開くとこの文字が目に飛び込んできた。一気に胸騒ぎがした。

 

私:「ねぇ、エイトのFCから 大切なお知らせ ってメールが来てるんだけど。」

某友人:「えっ?!?!!?!!?」

私:「え、このパターン良くないやつ……?」

某友人:「それはたぶん良くないやつ……。」

 

もう、なんか、私たち何回こういう思いするん…?みたいな雰囲気になりながらも、私はひたすらに否定した。あとは某友人に対して、あなたは私のおたくとしての分岐点に何度居合わせるんだ…?と少し怖くなったりもした。

数日前からどっかの週刊誌が関ジャニ∞について記事を書いていたことは知ってはいたけれど、それはない、と否定した。私は本当に、本気で、心の底から、今の関ジャニ∞はファンが悲しくなるお知らせはしないと思っていた。本当に、本当に、そんなことありえないと、信じていた。誰か結婚するんじゃない?なんて言った。そうであれと思った。そうであってくれと思った。

 

 

 

 

 

でも、やっと繋がった Johnny's web では私の大好きな関ジャニ∞のメンバー7人が、それぞれの言葉で、" 関ジャニ∞が6人になること" について言及していた。

 

血の気が引いた。

一気に夢の中にいるような感覚に陥った。

なんだこれ?と思った。

でも、泣いちゃいけないと思った。

泣いたら本当になってしまう、と思った。

 

私が泣いても泣かなくても、もうそれは紛れもない事実で、どう足掻いても変えられない現実なのに、そう思った。たぶん受け入れられなかったんだと思う。全く受け入れられなかったんだと思う。

隣でiPhoneの画面を覗きながら自分のことのようにしょんぼりとしている某友人を差し置いて、私は「とりあえずスクショする。」と、おたくの性だけで意識を保っていた。

この日は約5年振りに会う別の友人とランチの約束をしていたので、"スイッチを入れてはいけない" という気持ちだけを強く持って、某友人宅を後にした。某友人は事故らないようにね、と見送ってくれた。

 

 

夜に自宅に帰り、私がリビングに入った瞬間に news ZERO で会見の映像が流れた。タイミングが良いのか悪いのかわからないが、そこで私は初めて会見を見た。テレビの前で正座をして、スーツに身を包んだ彼らを見た。ここにいない安田くんは自宅で背中を強打してドクターストップということを知り、そんなことがあるのか?と、信じられない事実が重なって、なんだか自分がどこの世界にいるのかわからなくなった。涙は出なかった。

テレビの中では、私の大好きな関ジャニ∞が、正装をして、何とも言えない表情をして、丁寧な言葉を紡いで、出来る限りの誠意を持って受け答えをしていた。夢を見ているみたいだった。ポロポロと泣きながら話す横山さんの姿を見ても、まだ涙はこぼれなかった。やっぱり夢を見ているみたいだった。でも 力を貸して下さい という横山さんの言葉が私の頭にこびりついた。

 

そして私はこの日のうちに、横山担の友人とともに、7月15日羽田発新千歳行きの飛行機のチケットを取った。関ジャニ∞が6人でステージに立つと決めた、ツアー初日の札幌ドームに行くために。きちんと関ジャニ∞のファンになってから約7年間、お金がない、月曜は休めない、セトリを知って入る方が好き、などと色んな理由をつけて散々後回しにしていた札幌ドームに行く決意をサクッとして、トントン拍子に飛行機と宿の手配をした。費用は約7万円。何も惜しくなかった。今年は公演日の次の日が祝日なのも私の決断を後押しした。神様に 行け! と言われている気がした。

 

なぜ北海道に行こうと思ったか。

それは自分ではない誰かに語られた関ジャニ∞の6人を、WSなどのテレビに取り上げられた映像の中の6人を、自分ではない何かを介した6人を理由にして、自分が何かを決めてしまうことが怖かったから。ステージに立つ6人を、まっさらな状態の自分の目で見たいと思ったから。そして、これからどう彼らを応援していくかという決断を、そのときの自分に託そうと思ったから。

だって、"6人の関ジャニ∞" を想像する力が今の私には無いから。"渋谷すばるがいない関ジャニ∞" を私は知らないから。"すばるくんのいないドームのステージに立つ横山さん"も見たことがないから。それを自分が受け入れられるかも、今はわからないから。

 

 

 

 

 

 

 

私はずっと、すばるくんは "関ジャニ∞の核" だと思っていた。

 

なのに、その彼がいなくなってしまう。

 

自担を含めて、他のメンバーの存在がどうこうではなく、私は "関ジャニ∞" においての "渋谷すばる" という存在は、関ジャニ∞というグループが構成されている要素の、全てに通ずる中心点のような、物語の起点であり終点であるような、うまく言えないけれどそんな存在だと思っていた。

 

メンバーそれぞれが、メンバーそれぞれを敬愛していることを基本として、6人は彼の唯一無二だと言われる歌声を、彼が関ジャニ∞として歌うことを、心から誇りにしていると私は認識していた。

 

私は彼の担当ではないし、たかが約7年しかファンをやっていないので、そんな私が色々語るのは良くないとわかっている。

でも私は彼の生き様というか、歌というブレないものを据えているまっすぐさだったり、ここ数年で彼が語ってきた "アイドル観" だったり、そういうものがすごく好きだった。本当にかっこいいと思っていた。いや、今も思っている。

彼は決して器用に立ち回るタイプではなくて、たまにこちらがヒヤヒヤするような危うさを持っていて、でもそれさえも魅力的に見えて、まっすぐで、本当にまっすぐで、ステージで歌う姿はとても生命力に溢れていて、本当にかっこいい男だなぁと常々思う。

でもそんな彼を1番かっこいいと思っているのは、1番尊敬しているのは、1番愛しているのは、きっと6人のメンバーなんだと思う。ファン以上に彼のファンで、他人なのに家族みたいで、ずっと苦楽を共にしてきて、アホみたいに一緒に笑い合ってきた6人のメンバーなんだと思う。7人全員が同じ首の後ろにホクロがある奇跡みたいなことに対して、彼が「やっぱり兄弟やねんて〜!」と嬉しそうに言い放った、その6人のメンバーなんだと思う。

 

私はそんな "7人の関ジャニ∞" が本当に大好きだった。本当に、本当に、大好きだった。彼らが笑い合っている姿を見るのが、本当に好きだった。彼らが音や歌声を重ね合って作る、彼らの音楽が本当に好きだった。彼らが一緒にいる姿が、彼らが同じ方向を見て進んで行く姿が、とにかく好きだった。色んな面で "アイドルらしくない" と表現される彼らが、プライドを持って "アイドル" として生きている、そんな姿が大好きで仕方がなかった。

7人のその逞ましい姿に、私は沢山の希望を抱いた。沢山の夢を重ねた。やっぱり私は、7人の関ジャニ∞に対して "アイドルが自らの声と音で作り上げる音楽" という点で、頂点に立ってほしいと、彼らならそこに立てると、信じていた。そうあってほしいと思っていた。

 

きっと7人でそこまで登り詰めるんだと、勝手に、無責任に、私は信じてしまっていた。

 

彼らのファンである自分の夢を、勝手に、無責任に、彼らにのせてしまっていた。

 

 

 

 

きっと、私が "7人の関ジャニ∞" に抱いていたその夢や希望は、はっきり言って、今は遠ざかったのだと思う。

でも、今の私は "6人の関ジャニ∞" で創る未来を見てみたい、と思う。"関ジャニ∞" が見せてくれる夢の形が変わっても、彼らが見せてくれる希望を見てみたい、と思う。"関ジャニ∞" という、私が愛を叫ぶ対象を残してくれてありがとう、と思う。全てを終わりにせず、前進することを選んでくれてありがとう、と思う。そうやって、今在る幸せを掬い上げたい、と思う。

 

涙をこぼしながら「この日が来て欲しくなかった」と話す横山さんの顔が忘れられない。"渋谷すばる" と21年間一緒に踏ん張って来た "横山裕(侯隆)" がまっすぐに話した、ひとつひとつの言葉が頭に何度も蘇る。

「すばるが辞めた関ジャニ∞というのが想像できなかった」、「すばるが こいつめんどくさいなぁ って思うくらい引き止めた」と言う横山さんが、「下を向いてちゃいけないなと思った」、「すばるに負けないよう、全力で前を向いて突っ走っていく」と宣言した。「お力を貸して頂ければ幸いです」と言った。自担がこんなにもまっすぐな言葉を紡ぐならば、他に何も理由はいらないなと思った。私は出来るだけ彼らの力になりたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、これは、私の精一杯の、ただの強がりでもあります。

 

本当は、7人でずっと、ずっと、一緒にいて欲しかった。

"関ジャニ∞渋谷すばる" の魂が揺れるような歌声を、これからもずっと聞いていたかった。

横山さんが手にしたトランペットという武器の音色を、友達として、一緒に歩むメンバーとして、これからもずっと近くで、嬉しそうに聞いていて欲しかった。

幼馴染と表現できる友達同士で、入所から21年間一緒に歩んできた村上くんが鍵盤を弾く姿を、まっすぐに見守る彼が好きだった。

ステージの上でベースを弾く丸山くんと嬉しそうに目を合わせてブルースハープを吹く彼をまだまだ見ていたかった。

安田くんの作詞作曲した、少し難解であるように思えるような曲を一発でレコーディングしてしまう彼が好きだった。

錦戸くんが彼に向ける昔から変わらない敬意を持った目線と、そんな錦戸くんを見る少しお兄さんな彼の目線が交じり合う瞬間が、私は好きだった。

技術とかそういうものを超えて、大倉くんのドラムが好きだと何度も何度も言う彼が好きだった。

 

まだまだ一緒にいて欲しかった。まだまだ、7人で一緒に音を合わせて、声を合わせて、ひとつの音楽を作っていて欲しかった。

 

まだまだ、たわいもないことで、ゲラゲラと7人で笑い合っていて欲しかった。MCで毎回のように、メンバーのうち誰か1人は笑い転げて立ち上がれなくなるような、そんな彼らを、まだまだ見ていたかった。

 

彼らがジジイになってもメンバーカラーでお互いを呼び合い、紫のことはナスと呼び、7色のつなぎを着て、∞レンジャーでコントをする姿を見る未来が欲しかった。

 

 

 

 

 

 

でも、そんな未来は、現実になることなく、今は私の幻想になってしまった。

 

月曜日は幸か不幸か、私は仕事が休みだった。

浅い眠りから覚めて、ボーッとテレビを眺めていた。ひとつのWSにつき一度は必ず彼らの会見が流れる。世間はそんなに関ジャニ∞のことを取り上げてくれるのか、と思った。まだまだ、私は夢の中にいるようだった。

ノンストップ!でも会見の映像が流れ、前回のツアー映像も流れた。でも三馬鹿と呼ばれる横山・渋谷・村上のユニットの映像を流しているWSを見たのは初めてだった。

入所から21年間、苦楽を共にしてきた同級生である彼ら。そんな彼らが前作のアルバムで初めてユニットを組んだ。作曲はすばるくん、歌詞は3人で書いた。ドームではバックのモニターに過去の3人の写真をスライドショーのように映し、最後は昔と同じ構図でキックボードに乗った彼らの写真が映し出された。

曲名は【Answer】。

 

それを見た瞬間に、私の中で無意識のうちに堰き止められていたものが一気に流れ出た。リビングで嗚咽して泣いた。大人になってから、私は声を上げて泣いたことがあっただろうか。昨日から一滴も涙をこぼさなかったのに、もう涙が止まらなかった。こうやってステージに並ぶ姿をもう見れないのかと思うと、寂しくて、寂しくて、堪らなかった。

今までずっと一緒に、ずっと隣で、お互いを見てきた彼らが、これから別の道を歩むんだと、離れ離れになってしまうんだと、やっと理解したのかもしれない。

 

そこから私は、家にある関ジャニ∞が載った過去の雑誌、ツアーのパンフレット、すばるくんが1人のアーティスト・俳優としてインタビューに答えた雑誌、出来る限りのすばるくんが発した言葉を読み漁った。

そして泣いた。朝から晩まで泣いた。ひたすら泣いた。悔しかった。やるせなかった。切なかった。悲しかった。寂しかった。

こんなにも "関ジャニ∞渋谷すばる" として、"アイドル" として、力強い言葉を残していた彼が、メンバーと一緒に夢を見ることよりも、他の夢を見つけてしまったんだと理解して、絶望すら感じた。

もしかしたら、すばるくんは、その力強い言葉たちに 言霊 をのせて、自分が思っている以上に、"アイドル" でいることを自分自身に強いてしまっていたのかな、とも思った。

 でも、その言葉たちで未来を信じさせてくれたこと、4月15日11:03に7人の言葉を見る瞬間まで、"関ジャニ∞" は7人でずっと一緒にいるんだと私は信じて疑わなかったこと、きっと彼らの歩んできた道のりには、今まで一瞬も嘘は無かったと思えること、それはすごく幸せなことなんだろうと悟った。でもそれと同時に、だからこそ今の状況がすごく受け入れ難かった。どうしようもないやるせなさと、巨大な寂しさに飲み込まれてしまいそうだった。

 

それでも今、向き合うしかないと思った。大好きな関ジャニ∞を心の深いところに閉じ込めて、もう思い出さないように生きていくなんて出来ないと思ったから。私はこうやって無理にでも現実に向き合って、"関ジャニ∞渋谷すばる" はもう少しで過去になってしまうんだと、自分の心と頭に叩き込まないと、私は "関ジャニ∞" と向き合うことをやめてしまうと思ったから。これが私なりの、 "関ジャニ∞" への誠意を込めた向き合い方だった。今の私なりの、大好きで仕方がない"関ジャニ∞" へ、精一杯愛を叫ぶための荒治療だった。

 

 

私は関ジャニ∞が、大好きです。

きっと、これからもずっと、大好きです。

全員が不器用なほどにまっすぐで、他人なのに家族みたいで、時には友達で、一緒にいればいつだって楽しそうな、彼らが大好きです。

 

また、きっと、私は "関ジャニ∞" に夢を見ると思います。

私はきちんとファンになる数年前、初めて "関ジャニ∞" のライブDVDを見た15歳のとき、彼らがいつか、この形でなくなってしまうのなら、終わりが来てしまうのなら、彼らを好きになりたくないと思ったのです。

それでも、私は "関ジャニ∞" に今まで沢山の夢を見ました。

でも、またいつか、こうやって、寂しくなるのかもしれません。

でも、それはそれでいいです。

不器用でもまっすぐに生きる彼らが、今の私にとっての、唯一無二の "アイドル" だからです。

 

 

よこやまさん、ひなちゃん、まるちゃん、やすくん、りょうちゃん、おおくらくん。どうか気を張りすぎないで、もたれ合って、"6人の関ジャニ∞" として、また一歩一歩、進んで行ってください。これからも "関ジャニ∞" として、進むことを選んでくれて、本当に感謝しています。

 

そして、すばるくん。

すばるくんの歌には、人の魂を揺らす力があると私は信じています。これからも、私はあなたの歌を信じると思います。

すばるくんが私たちファンへ名付けてくれた《 eighter 》という名前、実はなんだか気恥ずかしくて使えていませんでした。今もその気恥ずかしさは変わらないけれど、もっとその名前を口にしておけば良かったかなぁなんて思っています。すばるくんがここにいてくれる限られた時間の中で、すばるくんがくれたその名前を出来るだけ名乗ってみようかな、と思います。

すばるくんは2018年でジャニーズ事務所を辞めてしまうけれど、私は概念として、"関ジャニ∞" は7人だし、もっと言えば8人であるとも思っています。これは思想の自由なので、誰にも侵害されることなく、私は心の大切なところに置いておくと決めています。

 

 

どうか、彼らが生きる世界が、出来るだけ優しくありますように。彼らが出来るだけ笑っていられますように。

 

 

f:id:maeba310:20180422013809j:plain

 

これから、すばるくんが関ジャニ∞でいてくれる時間を、私の大好きな7人が一緒にいれる時間を、私なりに大切に過ごしたいと思う。

 

関ジャニ∞、愛してるよー。

 

 

 

今日はスバラジを聞く!

また、何か、残しておきたいと思った気持ちがあったらここに書きなぐるかもしれません。

 

 

まとまりの無い長文、失礼致しました。

彼らが、ファンである多くの人が、無理せず、気を楽にして、自分を大切にして、前に進むことが出来ればいいな、と思います。